先日お伝えしたライトアップショーが行われるシンガポールのガーデンズバイザベイですが、キノコの様な不思議な形をしたスーパーツリーには展望アトラクションがあって、日中は空中の吊り橋に登って眺望を楽しむ事が出来ます。
ここは長らく比較的安価で入れるスポットたっだのですが、コロナ騒動の後に訪れてみたら、チケット価格が超大幅に値上げ!あまり気軽に行ける所ではなくなってしまいました…。
2種類ある展望アトラクション
ガーデンズバイザベイのスーパーツリーには以下2種類の展望アトラクションがあります。管轄はどちらも同じですが、入場にはそれぞれ別々のチケットが必要です。
- SUPERTREE OBSERVATORY
- OCBC SKYWAY
この内SUPERTREE OBSERVATORYの方は、12本あるツリーの内の中央のツリーにある展望台へ登るアトラクション。この中央のツリーは他のツリーよりも高さがあって、展望スペースにはちょっとした土産物ショップも設置されています。
一方、今回レポートするOCBC SKYWAYは、2つのツリーの間に掛けられた吊り橋の上を歩くアトラクション。地上からの高さは前者と比べて半分ほどですが、開放的でスリルも味わえる為、私的にはこっちの方が断然おススメです!
チケットはネットでも購入可能
OCBC SKYWAYのチケットは、エントランス近くにあるチケットブースの他、公式HPから事前に購入(日付指定必須)する事も出来ます。エントランスの場所は、マリーナベイサンズを背にして左側、吊り橋の先端のツリーの根元にあります。
チケット決済には、クレジットカード対応。
入場料は大人$12、子供$8。コロナ騒動の前2019年の秋は$8・$5だったのに、たった3年余りで1.5倍へ値上がりしてしまいました!
$1≒80円レートで640円だったのが、今や$1≒100円レートで脅威の1,200円…。
チケットを購入したら、エントランスに居る係員のチェックを受けて、エレベーターで上階へ。ここには階段もありますが、平常時には使えない模様。
なかなかスリリングな吊り橋
さてさて、吊り橋の上は自由行動になっていて、ここから出口方向へ向かって進んで行きます。一方通行で戻れない為、少しずつ景色をよく味わいながら進んで行きたいところ。
吊り橋の長さはおよそ130m。幅が1m程度しか無く、これが結構よく揺れるのでなかなかスリリングです!高さもある程度あるので、高所恐怖症の人は辛いかもしれません。
吊り橋の上は風がよく通るので、特にツリーの影になった部分は涼むのに最高!
尚、この時は人も少なく空いていましたが、HPには「スカイウォークの滞在は15分以内で」との記載があるので、混雑時には時間制限があるかもしれません。
眺望は良し!但しワイヤーが邪魔…
この吊り橋からの眺めですが、遠くに目をやると緑に覆われたガーデンズバイザベイを一望出来ます。それほど大した高さではないものの、マリーナベイサンズとのマッチはここでしか見られない一級品!
また近くに目をやると、幾つものツリーがニョキニョキと生えた不思議な景観が見られます。人工の枝に本物の草花のツルが絡まった光景、なんだかジブリの世界にも出てきそうな…。
ただ、橋の大部分がワイヤーで覆われているので、完全にクリアな眺望が見える場所はかなり限られてしまいます。まぁ吊り橋なので、致し方ない部分もありますが。
値上げでコスパは微妙…?
と言う訳で、シンガポールならではの眺望とちょっとしたスリルが楽しめるOCBC SKYWAY。この国へ来たら一度は訪れるべき、そんなおススメのスポットですが、もうこれ以上チケットが値上がりすると流石に躊躇してしまいます…。
1,200円の価値としては…ギリギリかな…。夜のライトアップショーについては、先日の記事をご覧下さい→ガーデンズバイザベイ/無料のライトアップショーが素敵!コロナ後も開催中(シンガポール)