国内旅行のネタも尽きたので…、今回は欧州周遊旅行の際にチェコのプラハ国際空港で利用した「Menzies Aviationラウンジ」をレポートします!
シェンゲン国外向けエリアにあるこのラウンジ、手狭ながらモダンなデザインのインテリアで居心地は悪くないのですが、ビュッフェやドリンクがとても貧弱!果たしてその内容は…?
ターミナル1の2階、プライオリティパスも対応
チェコのプラハ国際空港(Václav Havel‐ヴァーツラフ・ハヴェル)には2つのターミナルがあって、T1はシェンゲン国外線、T2はシェンゲン国内線で分かれています。
今回はブリティッシュエアウェイズでロンドンへ向かう為、ターミナル1を利用。
ターミナル1で出国審査・保安検査を経た後、“AIRPORT LOUNGES”の表示に従ってコンコースの2階へ上がると、エスカレーターを降りたすぐの両脇に2つのラウンジがあります。
右手にあるのがMenzies Aviation Lounge、左手がMastercard Lounge。
どちらもプライオリティパス対応ラウンジですが、Menzies Aviation Loungeの方はブリティッシュエアウェイズの指定ラウンジなので、今回はワンワールドのステータスを使って入ります。プラハ国際空港には航空会社運営のラウンジが無く、ワンワールドもスターアライアンスも空港運営のエアポートラウンジにごちゃ混ぜに詰め込まれてしまう模様…。
手狭なワンフロアのラウンジ
ラウンジ内は、リビング・ダイニング・ビュッフェが一つになったワンフロアのみの構造。大きな窓に面していて明るいですが、シェンゲン国外エリアのラウンジにしてはかなり手狭です…。
しかしインテリアはまぁまぁ洒落ていて、リビングエリアのソファーは黄緑・白・茶の3色を使用したモダンなデザインに統一。大きなパーティションに囲われたソファーシートには、コンセントも付いています。
一方、ダイニングエリアは黒を基調としたシックなデザイン。SCにあるフードコートの様なテーブルですが、艶もあって高級感があります。テーブルが10個くらいしか無いので、お昼時は常に混雑していました。
尚、このラウンジにはシャワー設備もありますが、トイレの中にシャワーブースが一室あるだけの簡易的なもの。男性トイレは個室も一つだけですし(小便器も2つのみ)、水周りはかなり貧弱です…。
超貧弱なビュッフェ…
続いては、ビュッフェをチェック!今回はお昼時を狙って来たので、豊富なランチメニューを期待していたのですが…
残念ながらビュッフェのメニューはとても少なく、2種類のパンとワッフルにマッシュルームスープ、小さなピンチョスが少しあるのみ。軽食の域にも達しない、おつまみ程度のラインナップです。
その他、菓子パンとインスタントスープは置かれていますが、食事になる様なメニューはほぼ無し。シェンゲン国外向けラウンジでここまで貧弱なビュッフェは、そう見ないですよね…。
一応ちょこちょこっと食べてみましたが、特に美味しいものではなく…。唯一のホットミールであるマッシュルームのスープも学校給食レベルですし、これは食事に全く力を入れていない証拠。
ハードリカーと格安ワイン
食事が貧弱ならばと期待を寄せたアルコールですが、こちらも大したラインナップは無し。ワイン類はチェコのスパークリング「Bohemia Sekt」が2種類と、ベビーボトルのワインが赤・白1種類ずつ。
他は「ジョニーウォーカー」等の格安ハードリカーが幾つかありますが、チェコなのにビールすら置かれていないという非常に残念なラインナップ…。
このHabánské Sklepy Müller-Thurgauというワイン、市場価格を調べてみたらフルボトルでも400円程度で買える超格安ワインなのですが、飲んでみるとファーストタッチにガツンと来る強い風味。でも決して悪い味ではなく、格安にしてはかなり上出来です。
長距離対応とは思えない貧弱なラウンジ…
と言う訳で、プラハ国際空港のブリティッシュエアウェイズ指定ラウンジ「Menzies Aviation Lounge」。エアポートラウンジとは言え、長距離路線にも対応しているラウンジとは思えない貧弱なビュッフェにはちょっと幻滅ですよね…。
座席数も少ないですし、プライオリティパスで利用するらな他のラウンジへ行った方が良いかもしれません。次回はこの隣にあるMastercard Loungeをレポートします!
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