シンガポールからトルコ航空で出発する前に立ち寄ったのが、チャンギ空港ターミナル1にある「dnataラウンジ」。ここはプライオリティパスで入れるラウンジの一つですが、現在ではJALの指定ラウンジともなっています。
JAL指定とあって名物のカレーもある等、日本人を意識したサービスも見受けられるラウンジですが、思った以上に手狭な空間で居心地はイマイチ…?
ターミナル1のレベル3
dnataラウンジがあるのは、チャンギ空港ターミナル1の出発エリアLevel 3。出国審査を経て右へ進み、エスカレーターで一つ上の階へ上がった所にあります。
青く光るロゴが特徴のdnataラウンジ。24時間営業ですが、プライオリティパスでの利用は3時間に限定されています。
今回はターキッシュエアラインズ(トルコ航空)に搭乗しますが、何故かスタアラのメッカであるT2では無く、JAL等と同じT1からの出発となってしまった為、T2やT3にある豪華なシンガポール航空ラウンジは使えません…。トルコ航空指定のSATSラウンジは以前入った事があるので、今回はビジネスクラスの特権を使わず、敢えてこちらのラウンジを利用する事にしました!
落ち着いた色合いの内装、やや圧迫感も?
中へ入ってみると、茶色やグレーを基調とした落ちついた色合いのインテリア。長方形の構造をしたラウンジは、両端に飲食のエリア、中央部にソファースペースを配置した構造です。
ソファーは個人用のものが殆どですが、シートピッチが狭く、また向かい合わせの配置である場合が殆どなので、あまり居心地は良くありません…。
おまけにラウンジ内はエリアを区切るパーティションも多く、天井も低いので何だかかなり閉鎖された空間の様に感じてしまいます。
唯一、割と開放感があるのはラウンジの一番奥のエリア。ここにはコンセント付きカウンターテーブルを配置、奥にはドリンクのカウンターがありますが、ビュッフェは無く仕事用のスペースといった感じです。
尚、今回は21:00頃の訪問でしたが、はじめラウンジ内はとても混雑…。次第に空いてきましたが、少しでも混んで来ると圧迫感がハンパ無いので、混雑状況を見て訪れるのが良いかもしれません。
食事は充実!JAL式カレーもある
続いて、ビュッフェコーナーをチェック!ラウンジを出る前に来たら空いていましたが、初め混雑時に来たらカオスの様な状態で身動きが取れなかった…。
しかし、思いの他メニューはなかなかの充実振り!パスタや温野菜、肉料理などのホットミールに豊富な種類のサラダ、またマレーシアンフードのサテーや、セルフで作るヌードルもあります。
JAL利用者を意識してか「Japanese Beef Curry」というメニューも。ただ流石に和牛が入っている訳では無い模様…
適当に幾つか試してみましたが、チキンサテーは味わい深いですし、その他のメニューもまずまず。これだけメニューも豊富ですし、まぁこれならビュッフェが混雑する理由が分かりますね。
日本のビールも置いてある
一方、アルコールの品揃えは可も無く不可も無くといった所。どこのラウンジにもある「シーバスリーガル12年」や、フルボトルが数百円で買えるワイン「デ・ボルトリDB」など、ウマイ酒は期待できそうにありません。
ただ、缶ビールはTiger、ハイネケンに加え、日本のアサヒ・スーパードライやサッポロ・プレミアムもあって、まずまずの品揃え。シンガポールは搭乗ゲート前に手荷物検査があるので、鞄に入れて持ち出しは出来ませんが(笑)
エコノミー利用者にはおススメ?
と言訳で、シンガポール・チャンギ空港T1にあるdnataラウンジ。あまり居心地の良いラウンジでは無かったですが、ビュッフェが充実しているので、食事をする為に訪れるならアリかもしれません。
ステータス無しエコノミー利用のプライオリティパス保持者には、間違いなくおススメ出来るラウンジですが、ビジネスクラス利用者にとってはちょっと物足りないかな…。内装には年季の入った所も見受けられるので、早く改修される事を祈るばかり。
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