今回は、サンクトペテルブルク空港から市内へのアクセスに便利な39番バスについてレポートします!
サンクトペテルブルクの公共交通機関は、現在の所この39番バスとタクシーの2択のみですが、他社との競合が少ないにも関わらず、たった数十円という安い運賃で利用出来るのが魅力!乗り方も簡単なのでおススメです。
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まずは現金を手に入れる
S7航空に乗って到着したサンクトペテルブルク国際空港。正式には「プールコヴォ空港」という名前がついているそうで、2014年に新装開店した新しい空港です。
国内線・国際線とも同一ターミナル発着で、到着ロビーは1階、出発ロビーは3階にあります。
ここから市内へ向かうバスを利用する為には現金が必要となるので、もしロシアRUBを持っていない場合は両替が必要です。この到着階には両替所の他ATMも設置されているので、両替には事欠かないと思います。
その他、このフロアにはショップやカフェも幾つかありますが、あまり目玉となる様なスポットは無いので、用事が済んだらさっさと市内へ向かった方が良いでしょう。
またこの到着ロビーでは、白タクのオッサンがやたらしつこく声を掛けてきてウザいので、さっさと後にした方が賢明です。
到着ロビーからバス乗り場へ
さて、市内へ向かうバス乗り場ですが、到着ロビーの正面玄関を出てすぐの所がバスの発着所になっています。“Taxi and Buses”の表示に従ってターミナルの外へ。
外へ出ると、右側にタクシーチケットのカウンター。もし市内へタクシーで向かうなら、ここでチケットを購入します。市内中心部までの目安は1,500RUB(≠2,550円)程度なので、複数人で利用の場合はコスパ良いかもしれません。
そのまま道路を渡らずに右へ進むと、39番のバス乗り場があります。チケットは無く、そのままダイレクトに乗り込んでOKです。
この39番バスは、地下鉄(2号線)にも接続するモスコフスカヤ駅までの直通バス。
尚、39番バスには2種類あって、一つは2両が連結された大型バス、もう一つは「マルシルートカ」と呼ばれる小型のバス。どちらもモスコフスカヤ駅行きで運賃も一緒ですが、何故かマルシルートカの方には誰も乗らず、運転手らしき人が必至に客引きをしていました(笑)
“歩き方”ガイドブックによると、マルシルートカの方が所要時間が5分~10分程度早いそうですが、流石にこの状況を見るとちょっと乗りずらいですよね…。
運賃は車掌に支払う
と言う訳で、私も大型バスの方へ乗車(笑)。低床の新型車両なので、スーツケースも楽ちん!皆がマルシルートカを選ばないのは、こういう理由があるからなのかもしれません。概ね5分~10分間隔で出ているので、待ち時間が少なくて済むのもGood!運行時間は5:30頃~25:30頃(マルシルートカは7:00頃~23:30頃)
運賃は40RUB。車内に居る車両に支払います。100RUB札を出したらお釣りをくれました。大きな荷物を持っている場合は追加料金40RUB掛かるはずですが、何故か私の95ℓスーツケースを指差しても、追加料金は取られず。
空港を出て暫くは、田園地帯を走ります。モスコフスカヤ駅まではカーブの少ない直進道路ばかりを通るので、乗り心地は良好!
モスコフスカヤ駅の降車場
空港からジャスト20分、モスコフスカヤ駅に到着。午後7時過ぎの利用でしたが、渋滞も無くスムーズに着きました!
私はここから地下鉄でホテルに向かいますが、バス降車場から少し南へ進んだ所に地下鉄の入口があります。残念ながらエレベーターやエスカレーターは無いですが、階段の端に車輪を転がせるレーンがついています(ロシアの地下鉄はこういう所が多いです)。
尚、このモスコフスカヤ駅から空港へ向かう場合、39番バス乗り場は降車場とは道路の反対側になるので要注意。Google Mapのバスのマークを目印に行くと間違い無いかと思います。
コスパ最高の空港アクセス!
と言う訳で、39番バスによるサンクトペテルブルク空港アクセスについてレポートしましたが、チケット購入の必要も無くサクッと乗れて、しかも運賃はたったの40RUB(≠68円)!とてもコスパの良い交通手段だと感じました!
サンクトペテルブルク空港アクセスには39番のバスがおススメです!
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