大阪・伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジに続き、今度は同じくリニューアルされたサクララウンジをレポートしたいと思います!
DPラウンジの格下の位置づけであるサクララウンジですが、リニューアルされたラウンジは格下とは思えない程の立派な仕上がりにちょっとビックリ!特にエントランスは、DPラウンジをも凌ぐ程の素敵なデザインです!
目次
エントランスがなかなか素敵!
リニューアルされた伊丹空港のサクララウジ、エントランスやレセプションは昨日お伝えしたDPラウンジと一緒です。レセプションの左側がサクララウンジの入口、こちらはDPラウンジと違って自動ドアはありません。
ラウンジまでは長い廊下が続いていますが、これがなかなか素敵!ピカピカに光るクリスタルの様な装飾が施された一本道、なかなか気品漂うエントランスです!
構図的には、福岡空港のDPラウンジや羽田空港国際線のファーストクラスラウンジと似ていますね。これは日本全国のサクララウンジの中でも、かなり特異性のあるデザインです。
ダイニングとカウンター席のエリア
ラウンジのMAPを見てみると、全体の中心にダイニングエリアがあって、その前後にラウンジエリアがある構図。座席数はDPラウンジと同じ160席との事で、見た感じ面積も殆ど変わらない様子。
ラウンジに入ってすぐの所には大型テーブルのカウンター席があって、壁際には2人掛けのテーブル席。窓の無いエリアですが、心なしかDPラウンジよりも気品があってGood!
ここから窓側に向かって続くのがダイニング。10席区切りのカウンター席が3つ、壁際には同じく2人掛けのテーブル席。人数を捌く為なのか、シートピッチはあまり広く無いです。
また資料によると、このサクララウンジはDPラウンジと比べて天井が低いとの事ですが、窓の無いエリアにおいてもせせこましさは限定的。おそらく家具の配置やデザインなどが上手く計算されているのだと思います。
窓際のソファーエリア
一方、窓際のエリアは自然光が差し込む明るい室内。エリアを隔てるパーティションも無く、広々としていて開放的です!
赤と木目調を意識した基本的なデザインはDPラウンジと遜色無いですが、変に凝ったDPラウンジよりも寧ろこっちの方が整っていて洗練された印象を受けます。天井は確かに低いですが、シンプルに纏まっていて居心地はGood!
但し、ソファーシートをはじめ、あらゆる座席の造りはDPラウンジと比べるとやや簡素に見えます。機能的には問題ありませんが、一応こういう所で差をつけているのかと。
ダイニングのドリンクカウンター
続いて、ダイニングエリアのドリンクカウンターをチェック!DPラウンジと違って軽食はありませんが、ビールからソフトドリンクまで無料で飲めるドリンクが一通り揃っています。
ソフトドリンクは、ジュースサーバーの他ピッチャーでの提供もあって、牛乳やトマトジュース、またポカリスエットもあります。
アルコールですが、ハードリカーはサントリーのウィスキー「ローヤル」1種類のみ。いつか国際線と同様に、ワインや日本酒が飲める様になる日が来る事を願うばかり…。
4種のビールと伊丹空港限定のおつまみ
ビールはDPラウンジ同様にこちらも4種類あって、銘柄は「スーパードライ」「モルツ」「黒ラベル」「一番搾り」。以前の伊丹空港サクララウンジは3種類だったので、これはサービス改善と言えますね!
私の好きな黒ラベルを入れてみましたが、ちょっと残念だったのは泡の質。DPラウンジの様なクリーミーさは無く、麦の風味立ちもイマイチ…。ビールサーバーの型は全く同じなので、もしかしたら設定が悪いのかも?
尚、ひとつ嬉しかったのはこちらのおつまみ。“JAL ITAMI”と書かれたパッケージの豆スナック菓子ですが、塩気が効いていてなかなか美味しいです!
恐らく伊丹空港のラウンジ限定のおつまみだと思いますが、隣のDPラウンジには無いという何とも奇妙な逆転現象!
大体みんな一人2袋ずつ持って行くので(笑)、補充されてもすぐに無くなってしまいます。あられミックスもありますが、見つけたら即Getすべし!
トイレもピカピカ!でもシャワーは無い
その他、トイレも利用してみましたが、明るい色合いで気持ちの良い空間です!男性トイレに関しては個室が4つもありますし、隣とのパーティションも天井まであるので落ち着きます。
あとはシャワールームさえあれば完璧ですが…。日本全国津々浦々、国内線でシャワーがあるのは羽田空港だけというこの現状は、はやく改善してもらいたいものです。
混雑率はDPラウンジより上
と言う訳で、リニューアルされて快適な空間となった伊丹空港のサクララウンジ。DPラウンジにも無かった素敵なエントランスから入るアプローチは、他の空港では味わえない高揚感に浸る事ができます!
ただ、当然ながら混雑率はDPラウンジより上。同じ160席の広さでありながら、やはり人数がDPラウンジと比べて圧倒的に多い為か、席の埋まり具合は常時高めです。それでも完全に満席となる事は無いと思いますが、シートピッチの狭いカウンター席や、相席仕様のソファー席が殆どなので、常に人の視線を感じてしまう事は必至。
まぁいずれにしても、以前の窓無し空間からこの様な快適空間に生まれ変わった事は素直に喜びたいですね!後は、今秋に予定されている専用保安検査場の完成を待つばかり。
伊丹空港のJALラウンジについては、DPラウンジの記事も合わせてご覧下さい→大阪・伊丹空港Newダイヤモンドプレミアラウンジが遂にオープン!
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