前回に引き続き、ドバイ国際空港コンコースAのファーストクラスラウンジから、今回はレストランの模様と料理の味をレポート!ビュッフェもオーダー式メニューも、全て無料で頂けます!
コンコースAラウンジのレストラン
コンコースAのファーストクラスラウンジですが、広大なエリアの中にはレストランが2つ。でも昨日お伝えした通り、片方のエリアはパーティンションが張られて閉鎖されているので、この時間帯に使えるレストランは1箇所。
レストランはラウンジ中央の回廊から外壁(窓側)の方へ入った所にありますが、これまた広々として開放的!なかなか素敵な雰囲気のレストランです。
テーブルは、4人掛けと2人掛けの2種類。広いフロアに満遍なく、広いシートピッチで贅沢な配置です。でもこの椅子、お洒落な見かけとは裏腹に座ってみるとかなり低くて、ちょっと料理が食べ難かった…。
レストランの奥にはビュッフェカウンターもあります。午後18時の時点で客は私一人…、しかし徐々に増え初め、19時頃には数グループが食事をする姿がありました。
広い割に座席数はそれほど多く無いので、ドバイ空港の混雑ピーク時間帯(早朝)は、多少混雑するかもしれません。
豊富なメニューと高級ワイン
メニューを見てみると、アペタイザーからスープ、メイン、デザートなど全29種類もあってとても豊富!でも内容はコンコースBのラウンジと全く同じです。
ドリンクメニューは貰えませんでしたが、赤ワインが欲しいと言ったら2つの銘柄を出してくれました!「Chateau Lynch Moussas 2007」というフランスワインと、「Two Hands Bella’s Garden Shiraz 2015」というオージーワイン。
テイスティングさせてもらったところ、オージーの方が私の好み!このシラーズワイン、葡萄の甘みは勿論の事、口の中を刺激するほどの辛味も相成って、しっかりとした主張をするワインです。
ボトルの市場価格は、どちらのワインも5,000円~6,000円ほど。これ程のランクのワインがラウンジで飲み放題だなんて、流石はエミレーツ!格安シャンパンのモエシャンを飲むよりも、ずっとこの方がお得です!
スーパーフードとカレーの味は…?
さてさて、今回も料理は前菜→メイン→デザートの3コースをガッツリ頂きます!
先ずは前菜、“Superfood salad”というメニューですが、グレープフルーツやアボカドの他、ケールやキヌアなど、シロガネーゼやニコタマダム(古い!)達がこぞって食べそうなスーパーフードがギッシリ。
なかなか健康に良さそうな味、グレープフルーツの甘さが良いアクセントになっています。付け合わせにはチキン(又は海老の選択)、ソースの掛け方もなかなか洒落ていますね!
メインは“Paneer Tikka Masala”というメニュー、まぁいわゆるカレーです。スチームライスと共に頂きますが、味は上々!中辛程度の辛さですが、その中にも甘みのあるミルキーなテイストを感じます。
しかし驚く事に、メインの具はチーズ!本当はチキン等から選べる様ですが、この時はチーズしか選べない、と言われました。固形タイプでカレールーに溶け出す事なく肉の代わりになっていますが、どうもライスとはあまり合わないかなと…。
凝った演出のデザート!
デザートに注文したのは“Tres leches cake”。運ばれて来るや否や、係員が液体窒素(?)を皿に流し込んで怪しげな演出での登場です!私以外にも別の親子連れがこのメニューを注文していて、子供が大はしゃぎ!
ただ、派手な演出の割に味はフツー。上に乗ったアボカドアイスは特に風味も無いですし、下のスポンジはしっとりしていてい良いですが、フルーツソース等もっとしっかり掛けて欲しいところ。ベリーにマンゴー、アーモンド等、せっかく沢山のカットフルーツが乗っているのに、この味付けは勿体無い…。
ビュッフェもある
最後に、ビュッフェのメニューもチェック!オーダー式メニューとは別に、好きな料理を取って頂く事が出来ます。
と言っても、料理のラインナップはランチで入ったコンコースBのラウンジと一緒です。彩り豊かなサラダが何種類もあって、ホットミールも充実!
ホットミールの中にはチキンビリヤニもありますが、オーダーメニューの中にあるビリヤニと同じかどうかは不明。まぁライスなどの基本は一緒で、トッピングが少し変わる程度なのかもしれません。
スイーツのコーナーにはイチゴやチョコレートのケーキ等は無く、中東の焼き菓子“Baklawa”など、日本ではなかなかお目にかかれないスイーツばかり。
Pistachio Karabejというものを食べてみましたが、甘さはほぼ無し。アスパラの固い部分を生でコリコリと食べている様な感じがします。なんとも言えない譜に落ちない味、まぁ後学の為の試食という事で…。
広すぎて異心地はイマイチ…?
と言う訳で、2回に渡ってレポートしてきたドバイ国際空港コンコースAのファーストクラスラウンジですが、広くて素敵なレストランをはじめ、広大な敷地を生かしたレイアウトは、まさに“何でもアリ”パラダイスです!
ただ、ラウンジの敷地の大半を回廊などの通路が締めるので、ラウンジに入ってから寛げる場所を探し当てるまでに、相当な時間を要してしまいます。そういう意味では、このコンコースAよりもBのラウンジの方が、目的が明白で異心地が良いかも?
他のコンコースのラウンジについては、以下の記事をご覧下さい。
♪こちらも合わせてどうぞ↓