先日、ちょっと野暮用があってJALで大阪へ飛んでまいりました!今年度JGCプレミアになって初のフライトだった為、羽田空港のダイヤモンドプレミアラウンジを訪れたのは、それこそ数年振り!
この数年の間、日本の各主要な空港でダイヤモンドプレミアラウンジがオープンしたり、また軽食サービスが開始される等、変化に富んだニュースが数多くありましたが、果たして羽田空港ダイヤモンドプレミアラウンジは、今どの様になっているのか?レポートしたいと思います。
目次
北ウィングのDPラウンジ
羽田空港のダイヤモンドプレミアラウンジは、北ウィングと南ウィングにそれぞれありますが、初めに訪れたのは北ウィングのラウンジ。中身は一緒ですが、南ウィングのDPラウンジは圧倒的に狭いので、すぐ混雑してしまうんですよね。
広いとは言え、390席を誇るサクララウンジと比べると、圧倒的に手狭なダイヤモンドプレミアラウンジ。まぁそれでも利用対象者に合わせた広さになっている為か、混雑した感じはありません。
ソファー等の家具は、基本的にサクララウンジと全く一緒。福岡や那覇など新しいDPラウンジが次々とオープンしていますが、ここは全然特別感無いですよね。
だいぶ古さが目立つ様になってきたテーブルや椅子…、いい加減ここもそろそろ改修の話が出てきても良い頃なんじゃないかと。
※羽田空港のDPラウンジは2019年1月に一部分が改修され、座席数が以前より増えました!詳しくはコチラ→座席数が大幅にUP!羽田空港ダイヤモンドプレミアラウンジ北ウィング
代わり映えしないビュッフェカウンター
さて、今回のDPラウンジ訪問の最大の目的は、新たに始まった軽食サービスの食レポ!
“軽食”と聞いて思い浮かぶのが、国際線ラウンジの様なビュッフェカウンターですが、ラウンジ内のどこを見渡してもその様な立派なカウンターは見当たらず、以前からあるドリンクのカウンターがあるだけ。
軽食サービス開始と共に専用のカウンターでも設置されたのかと思っていましたが、結局はドリンクのカウンターの中にそのまま置かれているだけなんですね。パッと見、あまりにも変わり映えしないから、軽食は別の場所にあるのかと思って探してしまいました(笑)。
パンは2種類。一つはJAL特製焼きカレーパンで、もう一つはメゾンカイザーのパンですが、時間帯によって異なる種類が置かれる様になっているらしい。
その他、スープと味噌汁、そしておにぎりが2種類。この他の空港のDPラウンジでも、種類は異なるものの大体このラインナップが用意されている模様です。
炭水化物とスープだけ(笑)!まさに“軽食”の名の通りの軽いメニューですよね。
昼のメニューは「ブリオッシュ」
それでは、いざ試食!まずは2種類のパンを頂きますが、只今午後の13時。この時間帯に提供されているメゾンカイザーの丸いパンは、「ブリオッシュ」という名前です。
“Brioche”とはフランス発祥のパンで、牛乳とバターを主に使った菓子パンを差すのだそう。見ての通り何も入っていないパンですが、香ばしさがあって悪いパンではありません。
ただ、バターもジャムも何も置かれていなかったので、これだけ食べていると口の中が乾いてきます…。
一方、JAL特製焼きカレーパン。生地はモチっとした食感があって良いですが、中のカレーが固まってしまっています。ほんの少し温まってはいるものの、こればかりはもっとアッツアツを食べたかったなぁというのが正直な感想です。
おにぎりはコンビニよりマシ?
続いておにぎり。この時は「鮭」と「うまだし」の2種類が置かれていましたが、鮭がとても人気な様で、出されると5分と経たずに無くなってしまいます。すぐに補充されますが、うまだしとの差がすごかった・・・。
その人気の鮭おにぎりですが、入っている鮭はごく僅か。風味立ちも無いですし、人気なのは消去法で選ばれただけ?
うまだしの方はと言うと、ちりめん?おかか?の様なふり掛けが少しかかっています。見た目は全く味のしないおにぎりですが、思ったよりも塩気はきいています。どちらも、HPの写真で見る様な特別なおにぎりでは決してありませんが、コンビニよりはマシかと…?
塩加減の良い味噌汁とスープ
最後に、スープの味をチェック!この5種類の野菜が入ったトマトポテトチャウダーは、結構な甘口。どちらかと言うと子供が好きそうな味ですが、パンにはよく合うのかもしれません。
一方、意外だったのは味噌汁のレベルの高さ!牛丼の松屋で出てくる無料の味噌汁の味を想像していましたが、これは丁度良い塩加減でなかなかイケる味。味噌汁におにぎり、あとは漬物があれば完璧なんですけどね~。
夕方から提供のメゾンカイザーのパン
ところで、軽食のメニューは北ウィングも南ウィングも全く変わりませんが、夕方になってから再び訪れた南ウィングのダイヤモンドプレミアラウンジでは、16:45になったタイミングでメゾンカイザーのパンが違う種類に変わりました。
キウイジャムの乗ったこちらのパン、名前を「香緑のデニッシュ」を言うそうで、“香緑(こうりょく)”という香川県オリジナルのキウイフルーツを使った、JAL×メゾンカイザーのオリジナルコラボ商品なんだとか。
キウイの酸味とホワイトチョコの甘みの調和が自慢だとの事ですが、チョコの風味は全くと言って良いほどなく、ごく普通のキウイジャムの味だけ。
パン自体ははクロワッサンの様な生地ですが、あまり質が良くないのか、パサついてあまり心地良い食感ではありません。こちらもちょっと期待はずれ…。
ジャムとバターくらい置いて欲しい…
と言う訳で、羽田空港ダイヤモンドプレミアラウンジの軽食をレポートしましたが、食事の味はどれも想像通り。国際線のラウンジビュッフェの味を見ても分かりますが、あまりJALに“質”を求めても意味が無いのかもしれません。また、パンがあるなら、せめてジャムやバター、トースターくらい置くべきでは?折角コストをかけて下級ラウンジとの差別化を計っているのに、こんな中途半端な事されても満足いくはずありませんよね。
次回は、このダイヤモンドプレミアラウンジで飲めるビールの飲み比べをします→5種類のビール飲み比べ!羽田空港ダイヤモンドプレミアラウンジ
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