ユーモアな水族館「ニフレル」が面白い!大阪・万博記念公園エキスポシティ

今回、大阪滞在中に訪れたのが、万博記念公園のエキスポシティにある水族館「ニフレル-NIFREL」。ここは“生きているミュージアム”というテーマを元に、ちょっと変わったユニークな展示の水族館という事で、巷で話題になっているそうです。

行ってみると、こんな水族館もあるのかと感心!一人でもなかなか楽しむ事が出来ました!

アクセスとチケット価格

nifrel/アクセス

ニフレル(NIFREL)へのアクセスは、大阪モノレールの利用が便利!万博記念公園の駅出口から歩道橋を進み、エキスポシティの方へ向かうと白い建物が見えて来ます。

nifrel/外観

ここは昔「エキスポランド」という遊園地があった場所ですが、再開発されて2015年にエキスポシティが誕生。私も幼い頃はよくここで遊んだものですが、随分と変わってしまった…。

nifrel/エントランス

エントランスの横に窓口があり、ここでチケットを購入してから中へ入ります。整列用のパーティションもありますが、平日の朝10時半頃に訪れたら誰も並んでいませんでした。

nifrel/エントランス

チケットは2,000円。小中学生は半額の1,000円で幼児は600円、3歳未満は無料です。※料金は今後変更となる可能性があります。

 “○○にふれる”7つのゾーン

nifrel/7つのゾーン

さてこのニフレルですが、自然界に存在する様々な多様性に触れるというコンセプトの元、館内が7つのゾーンに分かれていて、それぞれテーマに添った展示が見られます。

nifrel/わざにふれる

nifrel/すがたにふれる

それぞれのゾーンには“○○にふれる”という題材が付いていて、いろ/わざ/すがた/かくれる/みずべ/うごき/つながり、とそれぞれ生き物との接点の形がテーマになっています。

nifrel/魚の水槽

前半の3ゾーン(いろ/わざ/すがた)は魚の展示。円柱状の小さな水槽で、小魚がメインです。

nifrel/えび

nifrel/珍しい魚

全体的に魚の種類は多くないですが、普通の水族館では決して主役になり得ないマイナーな魚が展示されていたりして、なかなか興味深いものがあります。

nifrel/動物の展示

中盤から最後にかけては動物の展示。昆虫や爬虫類にはじまり、最後の方には鳥類や哺乳類も出てきます。

nifrel/放し飼いの鳥

nifrel/ぺんぎん

特に最後の方にある“うごきにふれる”ゾーンでは、鳥が放し飼いになっていたり動物の展示に柵が無いなど、すぐ間近で見る事ができるのは良いところ!ケープペンギンもかなり間近で見る事が出来ます。

体験型のコーナーもある

nifrel/ドクターフィッシュのコーナー

“○○にふれる”と言っても基本的には見るだけですが、“わざにふれる”のゾーンではドクターフィッシュによる体験コーナーもあります。水槽に指を入れると、たちまち小魚が集まって来て指の角質を取ってくれるというもの。

nifrel/ドクターフィッシュ

ドクターフィッシュなんて初体験ですが、くすぐったいというよりモゾモゾとして何だか気持ち悪い…。暫く漬けていると、指の脂を全て吸い取られてしまいます(笑)。

nifrel/ホワイトタイガー

その他、“みずべにふれる”ではホワイトタイガーの展示があって、時間帯によっては餌やりの光景も見る事が出来ます。飼育員によるトークもあって、このゾーンは一番の賑わいです。

nifrel/ホワイトタイガーの食事

餌は飼育員が直接食べさせるのではなく、檻の中に餌付きの仕掛けを作ってホワイトタイガー自らに獲らせるというもの。木に吊るされた肉を水辺からジャンプして獲る姿など、なかなか迫力があります!

nifrel/ホワイトタイガーの檻

また檻の一部はこの様にシースルーになっていて、ホワイトタイガーを下から眺める事も可能。時にはタイガーのヨダレがそのまま落ちて来る事もあるそうで、これまた凄い迫力!

20193月誕生の新ゾーン“かくれる”

nifrel/かくれるにふれる

そんな中、2019年3月に新しくオープンしたというのが“かくれるにふれる”。ちょっと意味不明なネーミングですが、Newエリアとあって内装がかなり凝った感じになっています。

nifrel/カメレオン

このゾーンに展示されているのは、主に昆虫や爬虫類。カメレオンなど、周りの木々と同化して身を守る術を持つ動物がコンセプトになっています。

nifrel/カエル

こちらはコケの生えた岩に同化して見えなくなるコケガエル。この中のどこにカエルが居るか分かりますか??

nifrel/エダハヘラオヤモリ

nifrel/ヤモリ

エダハヘラオヤモリ。木の枝や枯葉などに成り済まして身を守るヤモリの仲間ですが、何故かこいつだけは隠れていなかった…。

“みずべにふれる”にあるカフェ

nifrel/カフェ

尚、“みずべにふれる”ゾーンにはカフェがあって、軽食を食べる事が出来ます。

nifrel/カフェの席

座席数も十分にあるので、休憩にはピッタリ!ただ、ここに座ってしまうとホワイトタイガーが殆ど見えなくなってしまいます。

nifrel/メニュー

メニューを見てみると、ハンバーガーやサンドイッチ、ポテト等のファーストフードのみ。スイーツ類はマフィンとチュロス、またこのゾーンに居るホワイトタイガーにちなんだ「トラ焼き」も販売されています。

「食べる水」を食べてみた!

nifrel/食べる水

その他、ちょっと気になったのがこちらの「食べる水」。読んで字のごとく水の球体の様な食べ物の様ですが、いったいどの様な味がするのだろうか?試しに買って食べてみる事にしました!

食べる水の価格

価格は250円。ゴム風船の中に球体の水が入っていて、爪楊枝で風船を割って食べるそうです。

食べる水の食べ方

割ってみたところ、確かに透明な水の球体が誕生!プルンとしたゼリーの様ですが、食べてみると味は全く無し。食べる“水”とあって、その名に偽りは無い様ですが、これで250円はちょっと無いかな…。

意外と面白い“特異”な水族館

nifrel/営業時間

と言う訳で、大阪・エキスポシティにあるちょっとユニークな水族館「ニフレル」。たかが水族館と侮っていましたが、意外と見応えがあって楽しめました!伊丹空港からもすぐ来られる場所にあって便利ですし、機会のある方は是非!

NIFREL

  • 住所:大阪府吹田市千里万博公園2
  • 営業時間:10:00~20:00(19:00最終入場)
  • ホームページはコチラ

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