ウィーンからハルシュタットへの行き方!列車チケット購入から乗船まで

hallstatt

今回のオーストリア旅行で、唯一現地レポートをしていなかったのが「ハルシュタット」。ここはザルツカンマーグート地方の湖の畔にある小さな町なのですが、世界一美しい湖畔の街として世界遺産に登録されています。

ハルシュタットへはウィーンから列車で向かいましたが、今回はそのアクセス方法について詳しくお伝えしたいと思います。


ウィーンから向かう場合のルート

ハルシュタットがあるのは、オーストリアの中央部。”ザルツカンマーグート”と呼ばれる地方にあります。ザルツブルグからだと程近いのですが、ウィーンから向かうとなると結構な距離。

ハルシュタットアクセス経路

そこで、ハルシュタットへのアクセスはÖBB(オーストリア連邦鉄道)の特急列車「レイルジェット(RJ)」を使います。経路としては、ウィーン中央駅からザルツブルク方面へのRJに乗り、途中Attnang-Puchheimという駅で在来線に乗り換えて、Hallstatt bf.まで行きます。

所要時間は最速で3時間30分ほど。日帰りは不可能ではありませんが、この所要時間で行ける列車が限られている(2時間に1本)ので、現地滞在時間がかなり限られてしまうでしょう。

列車のチケットを買う

obb

列車のチケットですが、ÖBBのHPから購入する事が出来ます。RJだけでなく、乗継先の在来線まで通しで買えて便利ですし、乗り換え駅でのホーム等の詳細も記してくれるので安心!

railjet5

しかも2ヶ月前までに購入すれば、2等車利用で運賃はなんと€19ポッキリ!この格安運賃もRJの魅力の一つですよね。但し、乗変は不可です。

このHPでのチケット購入については、ÖBB「レイルジェット」チケットの買い方とウィーン中央駅アクセスの記事も併せてご覧下さい。

OBBの券売機

尚、列車チケットは当日購入も出来ます。窓口へ行く必要は無く、ウィーン中央駅の券売機のみで発券可能!

Obb券売機のタッチパネル

タッチパネル式の券売機は英語切替可能、画面の仕様がHPと殆ど一緒なので、あまり迷う事は無いと思います。

ただこの券売機が結構な曲者で、日本で発行されたクレジットカードは高い確率で跳ねられる上、お札もなかなか入って行かないのでイライラする…。

レイルジェットのチケット

QRコード付のチケットが発券されて完了!当日購入の場合は、自動的に乗変可能のフレキシブルチケットになり、有効期限は翌日まで。運賃は事前購入と比べると跳ね上がり、なんと驚愕の€53.3…。

今回は、急な日程変更で事前購入したチケットが使えなくなってしまったので敢え無く買い直しましたが、まぁなんとも高い買い物ですよね…。

ウィーン中央駅からレイルジェットに乗る

レイルジェットの車内

ウィーン中央駅からは、およそ2時間の列車の旅!乗り換え先となるAttnang-Puchheim駅を目指します。列車の詳しい乗り方などについては、上記の記事リンク先をご覧下さい。

レイルジェットの停車駅

ひとつ注意しなければならないのが停車駅。乗り換えをするAttnang-Puchheim駅はあまり大きな駅ではないので、停車しないRJも多く存在します。事前購入で指定の列車に乗る場合は問題無いですが、当日購入でフレキシブルチケットの場合は特に要注意です。

railjetのHP

停車駅は、車内の案内板でも確認出来ますが、できれば事前にHPで確認しておきたい所。Attnang-Puchheimへ止まる列車は“Wien→Hallstatt”の検索画面に一覧で表示されるので、これら列車時刻をメモしておくと安心です。

railjet/空席状況

また、座席を指定しない場合は空席状況も気になりますが、こちらもHPの座席選択画面を見れば一目瞭然です。出来れば、出発の直前に確認しておきたいものですね。

Attnang-Puchheim駅で乗り換え

レイルジェット車内の乗り換え案内

さて、Attnang-Puchheim駅へ着いたら在来線に乗り換えます。RJ車内の案内板は、駅到着直前になると乗り換え案内が表示されるので、ここで乗り換え先の発車番線と時刻を確認しておきます。

Attnang-Puchheim駅

Attnang-Puchheim駅はあまり大きなターミナル駅ではありませんが、プラットホーム等はきちんと整備されていてキレイです。

Attnang-Puchheim駅のエスカレーター

Attnang-Puchheim駅で乗り換え

エスカレーター、エレベーターもあるので大きな荷物があっても安心!すぐ隣のホールなので、3~4分もあれば乗り換え出来ます。

Attnang-Puchheim駅REXホーム

在来線は「REX」若しくは「R」のどちらかで、それぞれ2時間おきに走っています。今回乗車するREXは快速電車ですが、Hallstattにも停車するので心配なし。Rと比べておよそ15分ほど所要時間が短いので、REXに接続するRJを選ぶとお得です!

REXR)の車内設備は?

REXの車内

乗り換えたREXですが、車両自体はウィーン市内で走るS7等の在来線と全く一緒です。従って荷物棚は網棚のみとなり、大型のスーツケース置き場にはちょっと困りますね…。

REX/座席の間にスーツケース

でも座席の間に入れてみると、私の持つ90ℓのスーツケースでもギリギリ入りました!車両の中の方へ行くとシートピッチが狭くて入らないので、入口に近い座席が良いと思います。

REXのシート

この電車で1時間15分ほど。在来線に1時間以上乗るなんてなかなか骨が折れると思っていましたが、新型車両の為か揺れが少なく静かで快適!ちょっとスマホをいじっていたら、あっと言う間です。

REXの停車駅

停車駅は、車内の案内板で確認します。停車駅と時刻が明確で分かり易いですが、この時は8分ほど遅れての到着でした。

Hallstatt駅から舟に乗る

ハルシュタット駅ホーム

ハルシュタット駅へ到着!この駅は、上下線合わせて線路が1本しか無い田舎駅なので、ホームも片側一つだけしかありません。

ハルシュタットの駅は、街から湖を挟んだ対岸にあります。街へは、ここから渡し舟に乗って向かう事になります。

ハルシュタット駅から舟への入口

舟の乗り場は、駅の出口を出て坂を下って行くとすぐ見えてきます。一本道なので迷う事はありません。

駅の出口はホームの南側にあるので、Attnang-Puchheim側から向かう場合は先頭の方の車両に乗っておくと出口が近くで便利!

船内の設備と景観

hallstatt-access/舟

舟の運賃は€2。乗船の際、係員に支払います。舟の出発時刻は、列車の到着ダイヤに合わせて組まれている様ですが、今回はハルシュタット到着が8分程遅れたにも関わらず、待っていてくれました。

舟の時刻表は、コチラのサイトから参照出来ます。

hallstatt-access/舟の荷物置き場

hallstatt-access/舟にスーツケース

船内は、入ってすぐの所に荷物置き場があります。十分なスペースはありますが、満員時にはご覧のとおり!あまり奥の方へ入れられてしまうと、取り出す時にちょっと大変!

hallstatt-access/舟前方の客席

hallstatt-access/舟後方の客席

客席は前方と後方に分かれていて、それぞれタイプの異なる座席になっています。後方席の先にはデッキがあるので、景色を見るならこちらへ。

ハルシュタットの街まで5

hallstatt-access/舟前方の景色

ハルシュタットの街までは、およそ5分で着きます。往路では、後方のデッキよりも前方の方がハルシュタットの街並みが見えて来るので良いかもしれません。

hallstatt-access/渡し舟

反対に、復路では後方のデッキの方が景観が良いですが、みんな考える事は同じなのか凄い混み様で、身動きが取れなくなります!帰りに舟から景観を楽しみたい場合は、早めに並んで場所を確保した方が良いですね。

ハルシュタットボート乗り場

と言う訳で、ハルシュタットへ到着!次回より、ハルシュタットの街並みや見所、グルメ等についてレポートしていきたいと思います。