美しい世界遺産の街ハルシュタット!オーストリアの中でも屈指の景観地がどの様な所か?今回は、ハルシュタットの街歩きで見つけた美しい景色が見られるVIEWスポット等をご紹介していきたいと思います!
尚、ウィーンからハルシュタットへのアクセスについては、前回の記事をご覧下さい→ウィーンからハルシュタットへの行き方!列車チケット購入から乗船まで
湖畔に映える世界遺産の街!
ハルシュタットは、オーストリア・ザルツカンマーグートにある景観地の一つ。ザルツブルクからは、南東に50kmほど離れたところにあります。
湖の畔に立ち並ぶ三角屋根の家々と、そのバックに広がる山並があって、なかなか美しい街ですね! Hallstattの名前は塩(Hall)の場所(Statt)という言葉から来ているそうで、古代ローマ帝国だった時代に岩塩坑があった事が由来なんだとか。
街から眺めるハルシュタット湖もまた幻想的!ここは標高500m程にあたりますが、周囲には2000m級の山々が連なっています。
カラフルな街を歩く
街を歩いてみると、カラフルな建物が目立ちますね。港から近い一帯が繁華街になっていて、ここにはホテルやレストランが多く立ち並んでいます。
港から50mほど進んだ所にあるのが、有名なマルクト広場。旅行パンフレット等でもよく見かけるあの広場です。昼間は写真撮影の観光客で溢れかえっていますが、早朝に行けばゆっくり写真が撮れますよ!
繁華街から少し先へ行くと、湖に面した一本道が続いています。ハルシュタットは南北に1kmほどの小さな街なので、端から端まで歩いても20~30分程で行けてしまいます。
街の南部にもちょっとした繁華街があって、こちらはファーストフードや雑貨の店が多数。どういう訳かハンバーガーショップが多く、この2つの小さな繁華街だけでも3店舗みつけてしまいました。
この辺りは特に道路が狭いので、車の往来も大変…。一方通行ではないらしく、双方から車が来るので街歩きの時は気をつけておかないと。
山肌の細い道
続いて、湖沿いの道路から離れて、少し高い所にも行ってみましょう!ハルシュタットは土地柄もあって湖畔に広い土地が確保できない事から、この様な山の斜面に切り立った街造りになったのだそう。
道を歩いていると、突如として現れる石畳の階段。一見すると人の家の敷地の様にも思えるのですが、通り名が書かれているので、ここも列記とした公道です。
道の途中には、建物の間をすり抜ける所も。でもたまに本当に私有地である場味もあるので要注意(笑)。
上の方へ行くと、木造っぽい家が目立つ様になります。でもよく見ると、片側の壁面はコンクリで覆われている等、日本の住宅とはかなり違っていますね。
街が一望できるビュースポット!
ハルシュタットの街並みが一望できる場所は無いか探した所、有名なビュースポットが2つありました!先ず1つ目は街の北側にあるこちらの場所。
ここは湖に沿って道がカーブしている所で、港から続く湖畔沿いの建物が一望できます。ハルシュタットの観光パンフレットよく使われる写真もここから撮影されたものが多くありますよね。
ちなみに夜はこんな感じ。湖に建物の明かりが映ると、なかなか幻想的な風景になります。
もう一つのビュースポットは、街の南側にあるこちらの場所。ここはハルシュタットのバスターミナルがある所です。
ここからの景観がこちら!ここから見ると、山肌に立ち並ぶ家々の様子がよく分かりますね。
このバスターミナルの湖側はちょっとした公園の様になっていて、ベンチもあります。ここに座ってゆったりと景色を楽しむには最適ですが、ベンチは3つしか無いので早い者勝ちです!
日本人観光客は殆ど居ない?
そんな世界遺産の街ハルシュタットの街を歩いてみましたが、バカンスシーズン前とは言えやはり観光客は多く、特にザルツブルク辺りからの日帰り組が集まる午後の時間帯は、マルクト広場を中心に凄い混み様でした!
特に多いのが中国人。見た限り、観光客のおよそ7割が中国語を話す人で2割が韓国人、残りの1割が西洋各国からの人で、日本人は殆ど見かけません。時期的な事もあるのかもしれませんが、あまり西洋に来たという感じがしないのは私だけ…?
店の看板やレストランのメニュー等、中国語や韓国語の訳はある所も見つけましたが、もちろん日本語は無し。ちょっとアウェー感はありますが、逆にこの方が気楽で良いかも?
と言う訳で、ハルシュタットの街並みについてザックリとご紹介しました!次回は、今回宿泊したレイクビューのホテルをレポートします。→バルコニーからハルシュタット湖が一望!Heritage Hotel宿泊レポ!
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