TOYOTA新型「マークX」は燃費が悪い?トヨタレンタカーで試乗レビュー!

TOYOTA新型「マークX」は燃費が悪い?トヨタレンタカーで試乗レビュー!

トヨタのセダン中堅クラスの「マークX」。昨年11月にマイナーチェンジを果たして見た目が大きく変わりましたが、トヨタレンタカーでは2/19(日)までWeb会員限定でこの新型マークXを指定できるキャンペーンが行われています。先日、茨城空港へ行った際にこの最新のマークXに試乗、その乗り心地を確かめてきましたので、レポートしたいと思います。

野暮ったい印象のエクステリア

私がトヨタレンタカーでマークXを愛用していた理由、それはカッコイイから!他にもデザインが優れた車種はありますが、「クラウン」など6時間利用で17,000円もする様な車種は流石に手が出ません…。しかしマークXなら9,000円と比較的安価、更には各種割引がつけば2割引くらいにはなりますから、気軽にレンタル出来ます。

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しかし今回のモデルチェンジはガッカリ!なんだか野暮ったいエクステリアに変わってしまいました。一気に庶民的な印象にイメージダウン!

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具体的には、フロント部分がより丸みを帯びたデザインになった事。以前の様な引き締まったラインは影を潜め、鼻の下が伸びた様な印象です。まるで二昔前のカローラを見ているかの様…。

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因みに、これが以前のマークX。この男性的なフォルムが良いですよね。

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更に、2世代前のマークXはもっと落ち着いた印象でした。オトナの色気を感じさせ、まるで高級サルーンに乗っているかの様で気分が高揚したものです。こうしてデザインの歴史を見てみると、なんだか近年のTOYOTAは方向性を間違っている様な気がします…。

ホワイトボディの印象

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サイドから後方にかけてのデザインはご覧の通り。以前にはあったプライバシーガラスも無くなり、室内が丸見えです。

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トランクルーム。間口はそれ程でもないですが、中は結構広々しています。

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カタログに記載の容量は479ℓ。確かに奥まで広く、大型のスーツケースを入れても苦にならない程です。

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ホワイトパールクリスタルシャインのボディは高級感をかもし出しますが、今回の野暮ったいマークXにとっては逆にその低俗さを加速してしまっている様に見受けられます。このデザインならばブラックの方がマシに見えるかもしれません。

座り心地、居住空間共に良くない

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続いて、インテリアを見ていきます。内装はグレードやオプションにもよると思いますが、余計な飾り気が一切なくシンプルなデザインです。

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木目調の部分もありますが、何だか質感が安っぽいですよね。これなら「プレミオ」の内装の方が高級感があります。

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今回はマイナーチェンジなので、基本的な操作性は変わりません。何の違和感も無く運転する事が出来ましたが、問題は運転席のシート。

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座面の切り込みが鋭く、尻のサイドに違和感を覚えます。腰を包み込む目的のデザインなんだと思いますが、座り心地は悪化しました。

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その証拠に、普段の姿勢で運転していると、ものの30分で腰を痛めてしまいました。これを改善すべく、背もたれを深めに倒して背中部分に体重を掛ける様にするとマシになりましたが、これは大きなマイナス点。

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また、後部座席の室内高も悪化。中央席に座るだけで、天井に頭が付いてしまいます。

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元々室内の広い車ではありませんが、これは5名で乗る事を前提に考えない方が良さそうです。

的外れな運転支援システム

デザインや室内空間は改悪と言わざるを得ない新型マークX。しかしハイテク技術を駆使した走行性能は、これまでには無いフィーリングを感じさせる内容に進化しています。

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最も驚いたのは直進安定性。特に高速走行時には地面に吸い付く様に走り、ハンドルを小刻みに動かさずに済みます。また上り坂ではアクセルを無理に深く踏まなくとも失速しなくなりました。まるで平地を走っているかの様な感覚で、これも大きな改善点です。

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ただ、以前よりも増して加速性能は悪化。なかなか加速しないな~とついアクセルを深く踏んでしまいがちです。勿論、高速道路での追い抜きや再加速にストレスはありませんが、パワフルな走りとは程遠く、これが2.5ℓものエンジンを搭載た車とは到底思えません。マークXは、これまでにもモデルチェンジをするごとに加速性能が悪化しており、今回これに拍車がかかった感じです。

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また、道路上のラインを外れるとすぐアラームが鳴って、自動でハンドルが切られて元に戻ろうとします。これが交差点で右折待ちの車を避ける為にハンドルを切った時などでも作動し、勝手にライン内に戻ろうとするので、逆に反対側の車とぶつかりそうになってヒヤッとした事が何度かありました。中途半端なテクノロジーは返って有害であるという良い例です。

燃費は大幅に悪化!

そして気になるのが燃費。前回のマークXでは一様に14km~15km/ℓで推移し、これは2世代前のものより大幅に改善していました。しかし今回は11.8km/ℓ。今回の試乗では計130kmほど走行し、途中高速道路も利用して渋滞も無かったのですが、以前より大幅に悪化してしまいました。

TOYOTA新型「マークX」は燃費が悪い?トヨタレンタカーで試乗レビュー!

今回の新型マークXには「燃料噴射システムD-4S」という機能が備わっていて、これはエンジンの回転数に応じて高圧燃料をシリンダー内に噴射する…などとカタログには書かれているのですが、まさかこれが燃費を悪化させている要因になっているのでは?

上り坂での失速軽減は確かに運転が楽になりますが、これでガソリンを食っているとすれば話は別です。リッター11kmと14kmじゃ燃費が2~3割も変わってきますから、これは致命的な欠点ですよね。

非常に残念なモデルチェンジ

TOYOTA新型「マークX」は燃費が悪い?トヨタレンタカーで試乗レビュー!

今回試乗した新型マークX。ハイテクな走行支援など技術の向上が見られたものの、燃費が悪い割にはパワフルな走りとは無縁ですし、室内空間は狭くエクステリアも野暮ったい…。長らくマークXを贔屓にしてきましたが、これでちょっと暫くは距離を置く事になりそうです。

マークXは2013年にモデルチェンジをして折角バランスの良い車になっていたのに、それから早3年でこの改悪とは…。最近のTOYOTAはやる事がちょっと的外れなのでは?

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