「サンパウ病院」素晴らしい景観!意外と穴場なバルセロナ観光スポット

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1997年にカタルーニャ音楽堂と共に世界遺産登録された、スペイン・バルセロナにある「サンパウ病院(Hospital de Sant Pau)」。サグラダファミリアに程近い所にあって、バルセロナの主な観光スポットの一つですよね。

さぞ混雑必至かと思いきや、行ってみると意外な程に空いていてビックリ!しかしそのダイナミックな景観は見事!おススメの観光スポットの一つです!


サンパウ病院へのアクセス

サンパウ病院の場所はここ。サグラダファミリアから続く遊歩道“ガウディ通り”の一番先にあります。バルセロナ市街中心部から少しはなれた所にありますが、地下鉄L5に乗ってSagrada Familia駅の一つ先Sant Pau Dos de Maigで降りれば、駅出口から徒歩3分程で着きます。

サンパウ病院のファサード

羽を広げた鳳凰を思わせる様なファサード!なかなか見応えのある景観ですよね!エントランス前はちょっと開けた所になっていますが、普通に道路の交差点なので、撮影の際は車に要注意!

サンパウ病院前広場

サンパウ病院のカフェ

ファサードの前はちょっとした広場になっていて、チケットが無くても入る事が出来ます。ここにはカフェもあるので、見応えのある建物を眺めながらコーヒーを飲むのも良いかもしれません。

サンパウ病院エントランス

エントランスは、建物を正面に見て右側にあります。ファサード正面の方はインフォメーション等がある様ですが、何故かこの時はロープがあって入れませんでした。

チケットブースは行列なし!

サンパウ病院チケットブース

中へ入って進むとチケットブースがあるのですが、意外な事に行列は無し!この日は平日とは言え時刻は11時半、午前中の混雑のピーク時間帯だと思っていたのですが、これはラッキー!

サンパウ病院のチケット

チケットは€14。オーディオガイド付きは€17となっています(2018年8月現在)。ガウディのアパートメントと比べると、かなりお得な金額ですよね。

サンパウ病院HP

尚、チケットは公式HPからも購入可能ですが、日付の指定が必要です(時間帯指定は無し)。繁忙期は事前に用意しておいた方が安心ですが、この様子だとサグラダファミリアみたいな混雑の心配は無いでしょう。

サンパウ病院ギャラリー

サンパウ病院博物館

チケットならびにセキュリティーのチェックを受けて進むと、最初にギャラリーの様な展示エリアがあります。独特のタイルを使った内装の中に、サンパウ病院の歴史を伝える品がズラリ。

サンパウ病院ドーム型屋根

ちょっと美しいドーム型のホールもあります。色使いがガウディの建築物とは随分と違っていますね。

モデルニスモ建築の見事な景観!

サンパウ病院のメイン広場

博物館のエリアを抜けると、このサンパウ病院のメイン広場。ここから各建物へアクセスして、それぞれの展示を観て周るという形になります。これまでに見た事も無い様な建物がズラリと並んだこの景観、なかなか見応えありますね!

サンパウ病院の建築

資料によると、このサンパウ病院の建築は1902年~1930年、カタルーニャ音楽堂と同じ建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーによるもので、“モデルニスモ”というこの地方独特の建築様式で建てられているそうです。

サンパウ病院の景観

ここは病院という事で、2009年までは実際にここで診療が行われていたそうですが、老朽化を理由に閉鎖。現在の病棟は、このエリアの北側にあるとの事。

見学できる建物は限られている

サンパウ病院の日本語パンフレット

このサンパウ病院の見学順路ですが、チケットと一緒にもらったパンフレット(日本語)に矢印と番号が書かれているので分かり易いです。見た所、見学できる建物は大分限られている様ですね。

聖ラファエル分館

見学できる所で最も病院らしい所が、こちらの「聖ラファエル分館」という建物。ここには実際にベッドが置かれていて、当時の入院施設が再現されています。

病棟のベッド/サンパウ病院

サンパウ病院/病棟のドーム屋根

特徴的なのは、各病棟の入口付近がドーム型屋根のホールになっていて、これは入院患者と面会する為のスペースとして使われていたのだとか。手前には、当時の写真なども展示されています。

それにしても、こんな開放的な空間、落ち着いて眠れないですよね。

管理棟にある美しいホール

サンパウ病院の管理棟

その他、順路の最後に入るのがこちらの管理棟。病院の事務を担う建物で、表から見たファサードのあるメインの建物になります。

サンパウ病院の管理棟の内部

内装は、ピンク色を主体としたカラーで、煌びやかな装飾は無いものの、どことなくイスラムのモスクを思わせる様な造りですよね。マレーシア・プトラジャヤにあるピンクモスクに似ているかも?(参考プトラジャヤにあるピンクのモスク「MASJID PUTRA」アクセスと内部の様子

サンパウ病院の階段

サンパウ病院のステンドグラス

大理石の立派な階段と、その天井にはスペインらしいデザインのステンドグラスも!この建物内は特に順路などは無く、自由に見学する事が出来ます。

Hospital-de-Sant-Pau/管理棟ホールの天井

Hospital-de-Sant-Pau/管理棟ホール

この建物の中で最も見応えがあったのは、2階にあるこちらのホール。独特の色使いが見事ですね!170㎡あるというこのホールは、建築者の名前を使って”Sala Lluís Domenech i Montaner”と呼ばれているそうです。

Hospital-de-Sant-Pau/管理棟の回廊

Hospital-de-Sant-Pau/管理棟の廊下の天井

また1階には、これまた独特な柄の装飾が施された回廊があって、その先には近代的な造りの多目的ホールがあります。

Hospital-de-Sant-Pau/多目的ホールの2階席

Hospital-de-Sant-Pau/多目的ホール

ここは後から改装されて出来たホールで、企業イベントやミーティングで貸し出されているのだとか。歴史的建造物も、こうやって現代社会に生かされているんですね。

ガウディよりもずっと良い!

Hospital-de-Sant-Pau

と言う訳で、世界遺産「サンパウ病院」を訪れてみましたが、斬新なデザインの建物群は見応え抜群!「カサ・ミラ」等ガウディの建築物へ行くよりも、ずっと満足度は高いです。

入場料も手ごろですし(と言うかガウディが高いだけ…?)、これは観る価値アリ!サグラダファミリアから程近いので、ガウディ通りを使ってセットで楽しむのも良いかもしれませんね。

同じ世界遺産登録されたカタルーニャ音楽堂については、こちらの記事をご覧下さい→「カタルーニャ音楽堂」鑑賞レポ!美しい講堂と客席の眺望を詳しく!。スペイン・バルセロナに関する情報、観光スポットについては「スペイン・バルセロナの観光ガイドと“一人旅”体験レポート!」も併せてご覧下さい。