バルセロナ市歴史博物館「MUHBA」ローマ時代の地下遺跡が凄い!

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スペイン・バルセロナ市が運営する歴史博物館「Museu d’Història de la Ciutat」。ここは15世紀に建てられた貴族の館を改装して造られた博物館なのですが、地下には古代ローマ時代の遺跡が広がっていて、なかなかの見応え!

今回は、ちょっと分かり難い入口の場所も含めて、見所などについてお伝えしていこうと思います。


入口の場所がちょっと分かり難い…

バルセロナ市歴史博物館ですが、場所はコチラ。サンタ・エウラリア大聖堂の斜め裏辺りに位置します。この辺りはバルセロナ旧市街のど真ん中にあって、細い路地が張り巡らされたディープな雰囲気の所です。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/外観

博物館は15世紀から残る貴族の館という事もあって、まるで城塞の様な佇まい!なかなか重みのある外観ですよね!

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/出口

建物をグルリと一回りしてみましたが、メインゲートの様な大きなエントランスは見つからず…。唯一、Placa del Relという広場にエントランスっぽい入口を見つけたのですが、ここは博物館の出口でここから入場する事は出来ません。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/案内板

近くにあった案内板によると、博物館のエントランスはPlaca del Relの広場からヴェゲ通り(Carrer del Veguer)を少し行った所にある模様。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/入口

行ってみると、ありました!見通しそうなくらい地味な入口。博物館がオープンしていない時は、鉄格子の扉が閉まって施錠されています。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/エントランス

中へ入って階段を登らず、奥にある赤い看板の所が歴史博物館の入口です。建物はステキですが、まぁなんとも分かり難いエントランスです…。

レセプション/荷物はコインロッカーへ

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/レセプション

中へ入るとチケットオフィスがあり、ここでチケットを購入。チケットは€7、日曜日の15時以降は無料になります。日本語のオーディオガイドも有り。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/コインロッカー

同じエリアにはコインロッカーがあり、リュック等はここへ預け入れる様に指示されます。ただ、上記のとおり出口が離れた所にあるので、見学が終わった後でまた荷物を取りにここへ戻ってこなくてはならず、かなり面倒…。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/展示

チケットチェックを受けた先は、先ず初めにこの博物館の概要や出土した土器などの展示エリアがあります。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/エレベーター

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/エレベーター

その先へ進むとエレベーターがあり、いよいよ地下の空間へ!エレベーターには階数か年代か分かりませんが、数字がカウントダウンされる演出も。

地下に広がるローマ遺跡

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/地下の遺跡

地下へ降りると、そこは別世界!仕切りの殆ど無い一続きの大きな部屋に、ローマ遺跡の発掘現場が広がっています。

ここは1931年、地上に建つ館の改修工事を行う際、土の中からこの様な遺跡が発掘された為、そのまま保存されて博物館として公開される様になったのだそう。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/歩道

遺跡の隙間を縫う様にして歩道が張り巡らされているので、どの遺跡もかなり間近で見る事が出来ます。撮影も許可されていますが、フラッシュや三脚の使用はNG。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/保存状態

遺跡は、古代ローマ時代の城壁とそこを中心に栄えた城下町の跡、また人々が残した私生活の跡も残されています。長い間地下にあった事で雨風に晒されていないので、とても良い状態で保存されているのだとか。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/ガルム

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/ガルムの案内

例えばこちらは、ガルム(garum)という古代ローマで使われていた調味料を造る工場の跡。魚を綺麗に洗った後、タンクに移して塩漬けにして発酵させていたそうです。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/ワインの製造所

またこちらのクレーターの様な所は、ワインの製造所跡。古代からこういった嗜好品は健在だったんですね。

「ティネルの間」と「礼拝堂」

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/ティネルの間

見学順路の最後には、ここがかつて王宮だった頃の施設が2つあって、一つはこちらの「ティネルの間」(Salo del Tinell)。ここはかつてコロンブスがカトリック王にお目にかかったとされる、由緒ある場所なんだそう。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/ティネルの間の絵画

かなり薄いですが、壁面には当時描かれたとされる絵画も見られます。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/礼拝堂

また、もう一つは「サンタ・アガタ礼拝堂」。ここは14世紀初頭、バルセロナ伯のジャウマ2世(Jaume Ⅱ)によって建てられた王室礼拝堂です。大きな礼拝堂ではないですが、天井付近には盾の絵柄が入ったステンドグラスが見られます。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/礼拝堂の祭壇

祭壇には、ポルトガル王のペドロ1世を描いたとされる絵画。だいぶくすんでいますが、金がふんだんに使われた何とも贅沢な祭壇です!

見学時間は最低40

と言う訳で、バルセロナ市歴史博物館にあるローマ時代の遺跡を見てきましたが、街中の一角にこんな世界が広がっているなんて驚きました!見学導線はとても長く、最初から最後まですっ飛ばして見ても30~40分くらいは掛かりますので、時間には余裕を持って訪れる事をおススメします。

museu-d-historia-de-la-ciutat-barcelona/営業時間

尚、天井の低い地下空間は空気も悪いので、閉所恐怖症やぜんそく持ちの人は訪問を避けた方が良いかもしれません。一応、空調管理はキチンとされている様ですが、広大な地下空間なのである程度は致し方ないのかも…。

バルセロナ市歴史博物館

  • 営業時間:10:00~19:00(日曜は20:00迄)
  • 休館日:月曜日、1/1、5/1、6/24、12/25
  • ホームページはコチラ

スペイン・バルセロナに関する情報、観光スポットについては「スペイン・バルセロナの観光ガイドと“一人旅”体験レポート!」も併せてご覧下さい。