パリで観光客に人気のビストロCafe Constantでディナーの後、腹ごなしに近くのエッフェル塔まで歩いて行ってみました!6月の夏至、夜9時でも明るいパリの街並をお伝えします。
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21時でも明るいパリの街
時刻は既に21時前、夏至近くと言えども流石に日の入り時刻は過ぎているのですが、夕方という感じでもなく、普通に昼間の曇天の街を歩いている様な感覚です。
ただ、辺りが何となくぼんやりと薄暗い印象はあります。ちょうど日食で太陽の光が少なくなっている時の様な感じ。加えて夜9時という時間帯もあってか、道行く人は殆ど見かけませんでした。昼間の様な明るさの中でこのひっそり感…、なんだか不気味です。
エッフェル塔を下から眺める
エッフェル塔周辺も、既に観光客はまばらです。代わりに居たのがエッフェル塔のフィギュアを売る商人たち…。目を合わせると襲ってくる(笑)ので注意が必要ですね。
エッフェル塔を外から眺めていると、展望台へ向かうエレベーター(ゴンドラ)が斜めに動いているのが良く分かります。最上階まで行く為の入場料は17€。東京スカイツリーよりはお安いですね。しかし自前のミュージアムパスは使えませんし、曇天で夜景を見ても意味が無いので今回はパスしました。※価格は社会情勢により随時変動します。
エッフェル塔を地下鉄から眺める
さて、ここからエトワール凱旋門方面へ戻る為に地下鉄6号線に乗るのですが、地図を見ると丁度“セーヌ川”を渡る形になっていました。
最寄のBir-Hakeim駅から乗車します。この区間は高架線になっているので、展望台に登らないならせめて車窓からエッフェル塔を眺めるのも良いかもしれません。
この時間帯でも列車は6分間隔で来る様ですね。Etoile(凱旋門広場)行きに乗車します。
なお、この駅は明るくて綺麗だったのですが、パリの地下鉄およびRERの駅構内の多くは悪臭漂う異様な空間でした。これについては別の機会に記載したいと思います。
タイヤで走る6号線。ちょうど札幌の地下鉄と同じ仕組みでしょうか。
乗車してみると、細身の外観の割に車内は意外と広く感じました。勿論ロンドンの様に頭をドアにぶつける心配も無いでしょう。
セミクロスシートの地下鉄はヨーロッパでは一般的ですが、アジアではあまり見かけませんよね。この様に空いている時は良いのですが、混雑していると乗降りし難いし、あまり合理的な配置ではないのかもしれません。
見えました!ちょっとピンボケ写真で申し訳ないですが
こうして見ると、辺りに高い建物は全く無いですね。パリの様に厳しい建築基準によってデザインや高さ制限がなされている地域は、街並みが統制されて美しいです。日本でこれほど厳しいのは京都くらいでしょうか?
これからパリの観光でお世話になるメトロ。その利便性とは裏腹に、パリの“表と裏”を如実に表す象徴的な存在の様にも感じました。
次回はパリのメトロについてお伝えする予定です。
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