今回は、私がポーランドのワルシャワに滞在中、クラクフへ訪れた際に利用した、ポーランド高速鉄道EIP(Express Intercity Premium)の乗車記をお伝えします!
ポーランドの主要都市を結ぶ特急列車は、これまでのEIC(Express Intercity)に加え、より高速で走るEIPが2014年末に誕生しました。これにより、ワルシャワ⇔クラクフ間の所要時間は、およそ2時間20分へと短縮されています。
チケット購入はポーランド国鉄HPから
ヨーロッパ鉄道のチケット購入方法は幾つか存在しますが、「旅行代理店」や「レイルヨーロッパHP」からの手配は、非常に高額となってしまう場合が多いのが現状で、多くの場合は各々鉄道会社HPからEチケットを直接購入するのがお得です。ポーランド国鉄PKPのホームページはコチラ。
そして運賃ですが、“ワルシャワ→クラクフ”2等席(片道)49PLN(≠¥1600)、1等席でも195PLN(≠¥6300)と、ポーランドの物価に見合ったお得な金額となっており、その他手数料等は一切かかりませんでした。価格は随時変動します。
座席の指定は、“窓側or通路側”および“コンパートメントか否か”程度の選択しか出来ませんが、どこの席に割り当てられたのかをその後の画面で確認出来ます。
早めに予約すれば、進行方向へ向いた席へ優先的に指定される様ですが、座席図をよく確認する事をおススメします。そして、クレジットカード決済後は、Eチケットをプリントアウトし、当日車内検札で提示するだけです。
2等席のシートと荷物置き場
それでは、ワルシャワセントラル駅からクラクフ中央駅に向けて出発します。
今回は、10:25発の列車に乗車します。
出発時刻の約10分前に列車が入線し、乗車開始となりました。
ホームとの段差には注意が必要ですが、ここはホームが比較的高いので、あまり苦になりません。
2等車(ノン・コンパートメント)は2+2の4列シート。車両の中央を境にして、集団で向き合う様な配置の座席となります。網棚があり、「機内持ち込み対応」程度のサイズでしたら問題なく置ける模様です。
各車両とも荷物置き場はありますが、大型スーツケースは5~6程度しか置けないと思いますので、利用の場合は早めの乗車を心がけた方が良さそうです。
座席幅は“東海道新幹線”程度で狭く、前後のシートピッチは日本の一般的な特急列車程度で、足を組むには問題ありませんでしたが、日本人男性の平均的な身長である私が普通に肩を下ろすだけで、自分の肘が占有面積を超えるか超えないかにまで迫り、隣席が大柄の人の場合は間違いなく圧迫されてしまう事でしょう。幸い、私の隣は小柄な女性で助かりました。テーブルは大型ですが、その高さは自分の足にかなり近い位置にまで下がる程に低いです。大柄のポーランド人がこのテーブルをどの様に使用するのか疑問に思います…。
無料のドリンクサービス
そして、なんと車内サービスとしてドリンクが振舞われました。ホットコーヒー・紅茶は無料でしたが、アップルジュース等はペットボトル入りで有料(?)と思われます。それにしても、2等席でもドリンクサービスがあるとは驚きです。
また、両者の間にゴミ箱が備え付けられています。車内サービスで飲み終わった紙コップなどを捨てる事が出来るのは便利です。
サニタリースペースと快適性
トイレは同じ場所に2箇所あり、混雑する事なく安心です。
車窓は田園風景が続きます。列車は最高時速250kmとの事ですが、新幹線を思わせる様な高速運転は稀で、殆どの時間は普通の特級電車程度のスピードでした。
定刻より5分ほど早くクラクフへ到着しました。隣に座る人にもよりますが、1600円程度で乗れる高速鉄道としてはトップクラスの快適性ではないでしょうか。同じ区間を走るEICは更に低廉な運賃で乗車可能ですが、この快適性ならばEIPがコスパ最高でしょう。
次回はクラクフ→ワルシャワ(1等席)をお送りします。
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