タイ・バンコクの主要観光スポットのひとつ「ワット・アルン」。バンコクへ来て最初に訪れた寺院でしたが、遠くから見ると日光に照らされてキラキラと輝く姿が美しい!
でもこの寺院は暫くの間改修工事が行われたらしく、現在はペンキが塗りなおされてピッカピカ!そんな今しか見られない新装ワット・アルンの姿をレポートしたいと思います。
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キラキラと輝く仏塔が美しい!
サパーン・タークシンからチャオプラヤー・エクスプレスボートに揺られる事20分、白亜の仏塔が目に留まって下車、やって来たのは「ワット・アルン」です。
場所は、タイ・バンコクを流れるチャオプラヤー川流域で、「ワット○○」という名の寺院が集まるエリア。エクスプレスボートでのアクセスについては、昨日の記事に記載しています→ちょっと怖いエクスプレスボートの乗り方!サパーンタークシンからワット・アルンへ!
船着場を出ると、そこは早くもワット・アルンのエントランス。ヤングコーンの様な形をした白い仏塔は、日光に照らされてキラキラと輝いています!写真じゃなかなか伝わり難いですが、まるで宝石を散りばめたかの様な美しさ!エクスプレスボートからも見えたワット・アルンの仏塔、この輝く塔がどの様な構造になっているのか、早速中へ入って近寄って見てみたいと思います。
入場料は50バーツ、貸し服は有料
エントランスを入ると、左手にチケット売場。この時は午後12時半頃でしたが、大した行列も無くスムーズに買えました。ちなみにクレジットカードは利用不可です。
料金は50バーツ。※価格は社会情勢により随時変動します。
チケットにも書いてありますが、ワット・アルンの正式名称は“Wat Arun Rajwararam(ワット・アルン・ラーチャワラーラーム)”だそうで、それを略してワット・アルンと呼んでいるんですね。
尚、イスラムのモスク等と同じく、タイの寺院にもドレスコードがあって、ノースリーブや短パン、ミニスカートなど肌身を露出した服装では入場する事が出来ません。入口付近に係員が居てチェックされ、該当者には服がレンタルされます。
貸し服には“Deposit 100 baht”“Rental 20 baht”とあって、レンタルには少なからず費用がかかる模様。
でもこの貸し服、常夏の下ではかなり暑い様で、観賞途中に脱いでいる女性を何名か見かけましたが、すぐに見つかって注意されていました。きちんと洗濯されているかも不明ですし、やはりこれを着ずに済む服装で訪れるのが一番ですね。
輝きの正体は“陶器”
チケットチェックを済ませて進むと、黄金の戎様(?)がお出迎え!その手前には、寄付を募る賽銭箱が置かれています。
そこを抜けると、塔の真下へ到達!遠くから見るとそれ程でもなかったですが、近くで見上げるとかなりの大きさ!塔の高さは75メートルもあるそうで、なかなか迫力のある佇まいですね。
塔の根元部分には、縁の下で支える人物像がズラリ!皆異なる表情をしているのが興味深いです。
でも不思議なのは、遠くから見た時にはキラキラと光っていたのに、近づいて見るとその輝きは無く、外壁はかなりマットな感じ。
細かな装飾を見てみると、赤や黄色、緑や青などの柄が描かれていますが、これは陶器で出来ているのだそう。さぞ金や銀などが埋め込まれているのかと思っていましたが、この陶器が日光に照らされて、光って見えていたんですね。
ちょっと怖い急階段
この塔には階段があって、中腹辺りまで登って行くことが出来ます。
でもこの階段がかなり急!写真じゃ伝わり難いかと思いますが、階段と言うより寧ろハシゴに近いくらいの角度です。登る時はまだ良いですが、下りがかなり怖かった…。手すりも付いていないので、特にカメラ片手に登り降りするのは危険です!
階段を登ると、ヤングコーンの周りを囲む様にして回廊があります。すごく狭い通路なので、所々で渋滞が発生~。
回廊を行くと、仏塔を正面から見上げる位置に来る事が出来ます。独特のフォルムと形状、これを見ると“畠山”の文字が思い浮かぶのは私だけ?ここには更なる旧階段があってヤングコーンの先端の方まで繋がっているのですが、残念ながらここから先は立ち入り禁止。手すりが付いているので、以前は登れたのかもしれませんね。
改修工事完了でピカピカ!
口コミ情報によると、このワット・アルンは数年に渡る改修工事が行われていたそうで、2017年の7月頃まではまだ足場が組まれた状態だった様です。
確かに、数年前に発行されたガイドブックなんかを見ると、黒ずんで塗装の剥がれ落ちた外壁が見えて年季の入った様子でしたが、今回見た限りでは外壁の塗りなおしが行われたのかピッカピカ!
そういう意味では、今回とても良い時期に訪れる事が出来た訳ですね。日光に照らされてキラキラと白く輝く姿は、もしかしたら今しか見られない光景なのかも?バンコクへ渡航の際は、是非ワット・アルンへ訪れてみて頂ければと思います。
次回は、王宮(ワット・プラケオ)に潜入します→ワット・プラケオへのアクセスと厳しい服装チェック!黄金の寺院を見る
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