今回は、京都府京丹波町にある鍾乳洞「質志(しずし)鍾乳洞」の探検記です。この度、大阪方面から京都の北部(北近畿)を経由して、兵庫県の豊岡へ向かうドライブに出かけましたが、その途中にある「質志鍾乳洞」へ立ち寄りました。
この鍾乳洞は京都府にある唯一の鍾乳洞で、あまり知られていないマイナーな所だったので興味本位で訪れてみましたが、垂直に架けられた地下水に濡れて滑り易い梯子を下りて行くという、かなりハードなアクションを必要とする鍾乳洞でした。
なお、当ブログで鍾乳洞をご紹介するのは初めてですが、私はこれまで西日本を中心に各地の鍾乳洞を巡った事があり、LINEトラベルに幾つか記事を掲載しています。質志鍾乳洞も既にLINEトラベルに掲載済みですが、より多くの写真でもってご紹介できればと思います。
質志鍾乳洞のロケーション
この鍾乳洞があるのは京都府京丹波町。京都府中腹の山岳地帯にあって、川原町や烏丸などの京都のイメージとは程遠い所ですが、実は京都府って南北に長くて、北は日本海に面しているんですよね。
私はレンタカーの関係で、阪急宝塚線の川西能勢口駅方面から向かいましたが、京都府を南北に貫く「京都縦貫自動車道」が近年全線開通したので、京都の市街地からだと高速を使って1時間程度で行けると思います。
専用の駐車場が県道173号線沿いにあります。これだけスペースがるので、多少混んでも停められない事はないでしょう。
駐車場からは、歩道橋を渡って鍾乳洞入口のあるエリアに進みます。まさに大自然に囲まれた山の中って感じのロケーションですね。
“入園”するだけで520円必要
このエリアは「質志鍾乳洞公園」として、鍾乳洞の他にもキャンプやバーベキューが出来る施設がある様です。しかしこの日は平日だったので閑散としていました。
鍾乳洞の入口は、鍾乳洞公園の奥にある様で、そこまで自然豊かな公演内を進んで行きます。
その途中にある案内所。ここで入洞料520円を支払うのですが、鍾乳洞に入らなくても“入園料”として支払う必要があるそうです。※価格は社会情勢により随時変動します。
若干ではありますが、お土産品も有り。「コウモリクリアファイル」なんてものが売られていましたから、結構沢山出現するのかもしれませんね。
鍾乳洞入口まで登山道を歩く
さて、案内所から鍾乳洞入口まで、坂道はまだまだ続きます。しかもここからは更に本格的な山道に入って、ちょっとしたトレッキングの気分!
本格的な山道へ入ってしまいました!足元は丸太の階段が続いていて比較的歩き易いですが、雨が降った後はぬかるんで歩き難いと思います。加えて、柵も手すりも無い所もあるので、足元が滑った時に転んで落ちていかない様に注意が必要です。
鍾乳洞入口が見えて来ました。案内所からここまでおよそ5分ほどで着きましたが、駐車場からは15分ほどかかったと思います。急な坂道や山道を登って来たので、鍾乳洞を探検する前に疲れてしまいそう…。
やれやれ無事“入口”まで到着!ちょっと長くなったので、鍾乳洞の探検は次回へ続きます。