バンコク・スワンナプーム空港のロイヤルシルク・ラウンジで食事をした後、この日最後のシメに訪れたのはターキッシュエアラインズ(トルコ航空)のラウンジ。
ここは2019年に出来たばかりの新しいラウンジという事で、マイラーの中でも注目が集まっているそうですが、行ってみると何ら特別なものは無く、手狭な空間にシートピッチの狭いソファー席…。あまり居心地の良いラウンジではありませんでした…。
プライオリティパスで入室可能
スワンナプーム空港のターキッシュエアラインズ・ラウンジがあるのは、コンコースDのD8ゲート近く。このラウンジは、2019年3月に出来たばかりなんだとか。
バンコクにトルコ航空のラウンジなんて、なかなか想像つかないですよね。
中へ入ると、レセプションホール。このラウンジは航空会社運営のラウンジですが、プライオリティパスの指定ラウンジにもなっているので、今回はそれを使って入室。
営業時間は24時間で利用時間の指定は無く、受付時にも何も言われませんでした。
天井が低くて手狭なラウンジ
ラウンジ内部は、一続きの空間に壁で仕切られた幾つかのフロアがある構造。窓際とその反対側にあるそれぞれ2つの通路に挟まれたエリアに、座席やビュッフェ等のカウンターが設置されています。
利用者は中東系のガッチリしたオッサンが多いですが、日本人の姿もちらほら。
座席のシートピッチが狭い上、天井がかなり低い空間。何だかとてもとてもせせこましい感じがしますね…。今回は21:00頃の訪問でしたが、座席が半分埋まる程の利用者数にも関わらず、常に人口密度が高くてあまり居心地が良くないです。
バーカウンターで飲めるスパークリングの味は…?
ラウンジ中央付近にはバーカウンターがあって、ビール以外のアルコールは基本的にこちらで注文する形になっている様です。カウンターには椅子もありますが、すぐ後ろに人が居るのでここも落ち着かない…。
ドリンクはワインとハードリカーが中心。残念ながら、シャンパンは無い様なので、スパークリングワインを注文してみる事に。
スパークリングは2種類あるそうですが、私が選んだのはVILLA SANDIという銘柄。
これはイタリアで人気の辛口プロセッコですが、日本でもボトルが1,500円程度で手に入る超格安スパークリング!
飲んでみると、テイストは悪くないですが、やはりシャンパンと比べると製造工程が一つ少ない感じ…。まぁ安酒にしてはまともな味なのかもしれません。
ビュッフェ、トルコ料理も少し
一方、ビュッフェのメニューをチェックしてみると、この時間帯はホットミールが3種類に加え、サラダやサンドイッチ、スナック、フルーツにケーキ等が少々。
その他、別の所にオーダーカウンターがあって、ここではトルコ風ピザが注文できる様です。しかし、利用者が少ない為か担当者がおらず、作り置きが容器の中に保管されているだけでした…。
食事は先ほどのロイヤルシルク・ラウンジで済ませて来たので、デザートだけ色々と試してみましたが、ケーキはどれもパサパサ!デーツもありましたが、エミレーツ航空に出てくる様な高級品とは訳が違って、こちらも干からびた様な食感と味…
往路で訪れた本家イスタンブールのラウンジは美味しいスイーツばかりだったのに、これは全くの別物です!
“トルコ”らしさはあるけれど…
う~ん、ちょっと期待はずれ!トルコ風ピザが食べられたり、トルココーヒーのサーバーがある等、確かにトルコらしさを感じる一面はありますが、根本的な部分で本家と比べてかなり見劣りしていると言わざるを得ない、そんなラウンジでした。
と言う訳でラウンジ巡りは一旦中断し、次回はトランジットホテルをレポートします!→ぼったくり!スワンナプーム空港の「トランジットホテル」が酷かった…
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