KLからの帰り、乗継先の香港ではTHE PIERファーストクラスラウンジを利用しましたが、昼間とはまた違う夜のラウンジは、なかなかステキな雰囲気!
オシャレなBarでワイングラスを傾け、その後は居心地の良いシャワールームで汗を流す。そんなファーストクラスラウンジならではの贅沢な滞在について、ご紹介したいと思います。
チケットにスタンプが押される
再び訪れた香港国際空港。今回は1:00発の成田行きを待つ間、65番ゲート付近にあるTHE PIER FIRSTラウンジを利用しました!
香港到着が遅れてしまった為、ラウンジでの滞在時間が短くなってしまいましたが、ちょうど成田行きが65番ゲートから出発だった為、ギリギリまで居られるのが嬉しいところ!
レセプションで受付を済ませると、ボーティングパスに赤いスタンプの様なものを押されました。話によると、キャセイのラウンジは基本的にインビテーションカードで入るものであり、そのカードを提示しない場合はこの様に入室証明のスタンプが押されるのだとか。
インビテーションカードは、チェックインの際にボーディングパスと一緒に渡されます。でもこれ、一度どこかのラウンジへ入ると別のラウンジへハシゴする事が出来なくなるのでは…?口コミによると、ハシゴの場合はラウンジ受付で申し出るとOKになるとの情報もあるのですが、あまり何軒も廻らせては貰えないかもしれませんね。
夜の雰囲気もオシャレ!
さて、今回は23時半頃の訪問。往路で昼間に訪れた時と比べて、随分と雰囲気が変わりました!デザインちっくな照明と観葉植物、なんだか高級マンションのリビングルームの様で、なかなかステキな雰囲気!
時刻は23時半、ラウンジ内は昼間に訪れた時よりも人が多く、所によっては結構混んでいましたが、それでも席が埋まる様な事は無く、余裕のあるラウンジスペース。こういう所がビジネスクラスラウンジとの大きな差でもある訳ですね。
Barの雰囲気もなかなかオシャレ!今回は、ここでちょっとグラスを傾けてみたいと思います。
豊富なBarのメニュー
Barカウンターは合計10席ほど。西洋人のオッサン達が、いい感じに盛り上がっていました。香港の空港なのに、ここで飲んでいる全員が西洋人だから驚き!
このBarのメニューはコチラ(文字が見える様に画像の解像度を上げています)。レストランで出されるメニューと変わりありませんが、ビールからワイン、ウィスキーやリキュール各種、カクテルなど、あらゆる種類のアルコールが揃っているのは凄いですね!
ここにはバーテンダーが一人居て、好きなドリンクを直接注文するとその場で作ってくれます。利用者が多くて一人で大変そうでしたが、私がメニューを見ているだけでオーダーを取りに側まで来てくれる等、なかなか気遣いのあるマスターでした!
シャンパン・ワイン・モクテルもある
今回は、シャンパンのロゼ、それから赤ワインをオーダー。これから満席のエコノミークラスに乗らなきゃいけないので、ガブガブ飲めないのが若干辛いところ。
ロゼシャンパンの銘柄は「Henriot,Brut Rose N.V.(アンリオ・ブリュット・ロゼ)」。一般的にイエローシャンパンよりも高級とされるピンクシャンパンですが、こちらの市場価格はボトル1本5,000円台。
飲んでみると、思ったよりも濃厚で主張もありますが、特段美味しい訳ではなく。まぁ値段相応の味という事なのでしょう。
一方、赤ワインは「Marlborough Pinot Noir Isabel Estate(マールボロ・ピノ・ノワール・イザベル・エステート)」。こちらはボトルの市場価格2,500円程度と、ラウンジワインにしてはなかなか高級な銘柄ですが、渋みがすごく強くてあまり好みの味じゃなかった…。
もう一つ、シメにはレモネード・ライム・ジンジャーのモクテルを頂きました。レモンの酸っぱさのあとに、ジンジャーの苦味とライムの味わい。呑んだあとのシメに最適な一杯でした!
尚、アルコールにはチェイサーが欠かせませんが、ラウンジ入ってすぐの所にあるビュッフェの部屋の中に冷蔵庫があって、そこにペットボトル水が入っているので、それを持ってくると便利です。
こういう自由な使い方が出来るのも、空港ラウンジの良いところ!
シャワールームも快適!
Barでお酒を楽しんだ後は、シャワールームへ直行!深夜便に備えて汗を流すのも、夜のラウンジの楽しみ方の一つですね。シャワールームは、ダイニングへ行く通路の途中にレセプションがあります。
受付でシャワーを利用したい旨を伝えると、搭乗券を預ける事無く個室まで案内してくれました。この時間帯は混んでるのかと思いきや、空いていてすんなりと入れたのでヨカッタ!
シャワールームはトイレ付き。シャワーブースに大きな鏡の洗面台があって、なかなか快適な空間です!欲を言えば、コンクリに見える壁が思いのほか薄くて、隣の音が結構聞こえる事ぐらいかと。
もちろんアメニティも色々揃っています。洗面台横にはハンドソープの他、ハンドバームまで置かれているのは、さすがファースト!
シャワーブースには、シャンプー等の基本セットも完備!水圧も優秀ですし、広さも十分。THE WINGのカバナ程ではないですが、時間があればもっとゆっくりしていたいなと思うほど、とても快適な空間でした!
1時間でどこまで楽しめるか?
今回のラウンジ滞在時間はおよそ1時間。やや急ぎ足にはなってしまいましたが、Barでちょっと飲んでシャワーを浴びるだけなら決して無理の無い時間だと感じました。
ただ、これも出発ゲート側だからこそ実現したもの。快適過ぎて時間を忘れ、飛行機に乗り遅れる事の無い様にしたいものですね(自分に言い聞かせますが…)。
と言う訳で、THE PIERファーストクラスラウンジで過ごした、夜のステキなラウンジの様子をお伝えしました!このラウンジのレストランのメニュー等は「THE PIER First Class Lounge/レストランのメニューを食レポ!香港国際空港」の記事をご覧下さい。
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