私は日ごろ、健康維持と筋力増強の為に週2~3日程度ジムに通っています。作曲家なんてやっていると体が鈍るのは言わずもがな、運動不足は創作意欲にまで影響を及ぼすので、日常的な運動は欠かせません。
そもそも“不眠症”解消の為に始めたジム通いですが、私の患う入眠障害は隔晩の“寝酒”で何とか解消しつつあるので、マシンジムでの無酸素運動が快眠に効果を成しているとは思えません。
しかし折角通うのならばと、上半身を中心にたくましい肉体を手に入れるべく、ベンチプレスの最高重量を目指して日々トレーニングに励む様になりました。
実施しているトレーニングのメニュー
因みに現在、
- ベンチプレス(大胸筋・バーベルorダンベル)
- ショルダープレス(肩・ダンベルで2種類)
- サイドレイズ(肩)
- ダンベルカール(上腕二頭筋)
- プルダウン(背筋)
- シーティッドロウ(背筋)
- クランチ(腹筋)
- ロータリートルソー(腰周り)
- ランニング40分(有酸素)
これらのメニューを2回に分けて行っていますが、1回につき2時間程度かかります。週2~3回なのでそれほど苦にはなりませんが、毎回2時間近くもやっていると仕舞いに疲れ果てて、最後の方のメニューになると思いっきり力を出し切れずに終わってしまう事もあります。
太くはなるが細くはならない
ジムに通い始めて何年か経つと、流石に筋肉の増強は実感できます。アスリートの様な体には程遠いながらも、大胸筋はピクピクと動かせる様になり、僧帽筋の発達によって“なで肩”にもなりました。また思いのほか“肩こり”が減った様な気がします。“継続は力なり”と言いますが、やはり何年かトレーニングしていると体は変わって来るんですね。
トレーニングをして筋肉をつけると脂肪が燃え易くなる…なんてウソですよね?私の場合、元々ある脂肪の上に筋肉がついて、その分太くなっただけの様な感じがします。
結局は特別な指導が必要
筋力トレーニングを続けていて分かったのですが、自分の思う部位を太く、或いは細くといった“身体の操作”は本当に難しいです。どんなに苦しいトレーニングをこなしていても、筋肉が思うように増強しなかったり、或いは痩せたい部位が逆に太くなってしまったり…。
「ライザップ」の様な高級ジムへ行かない限り、トレーナーのマニュアル化された助言に従うだけでは、効果は限定的です。自分の身体に合ったトレーニングメニューを“自分で”見つけない限り、肉体の改造なんて不可能なんですよね。やはり体作りも一種の才能が必要なのだと、改めて感じました。
やはり食事は重要だった
筋力増強を実感する反面、絞りたい所を絞れないでいるのは、食事が原因かもしれません。私はトレーニングを始めてから、食事の量や回数を増やす事も減らす事もしていませんし、また食事の内容もたんぱく質の多い鶏肉や卵ばかりを食べてゴハンを減らす様な事はせず、以前と変わらずバランス良く食べる様にしていました。つまり食事を変えていない為、摂取する栄養素は変わらず、筋肉の“超回復”の分だけ筋肉が増強したという事だと思います。体を絞りたいならば、食べる量や内容も変えていかないと、当然ながら効果は出ないのでしょう。
また、一時期プロテインを試した事がありました。その効果については次の記事でお伝えしたいと思います。→“プロテインを飲むと太る”は本当だった!ジム通いの私が体験した話