【プロテインを飲むと太る】は本当だった!ジム通いの私が体験した話

昨日の記事では、マシンジムに通った場合の効果について、筋肉が付いて太くはなるが細くはならない、という事を述べてきました。今回は、プロテインによるその効果と結果を検証してみたいと思います。

食事が与える影響

以前テレビで、ライザップに通った事のある芸能人が「食事制限がとにかく厳しくて少しでも甘いものを食べると酷く怒られる」と話していたのを覚えているのですが、それだけ食事が与える影響は大きいという事なのでしょう。

結局のところ、トレーニングメニューの選定や正しいフォームの維持、更に栄誉管理など、あらゆる面で専門家による付きっ切りのサポートが無いと、理想の体なんかになれる訳無いんですよね。

その証拠に、ライザップに高額の料金を分割で支払って理想の体を手に入れながら、退会後その月賦の支払いが終わる頃にはリバウンドで元通り、という人も少なくないと聞きます。そもそも一般庶民の私には、そんなブルジョアなトレーニングジムは縁の無い話ですが…。

「Kentai」の効果

マシンジム・プロテイン (1)

そんな私は、少しでも理想の体に近づけるべく、プロテインを試した事があります。プロテインを飲めば、筋力増強に必要な栄養素の効率的な摂取、および余計な糖分や脂肪分を摂らずに済むだろう、という浅はかな考えです。

しかも初めは大して銘柄の選別もせず、“ドン○ホーテ”で適当なものを選んだのがこの「Kentai」のプロテインでした。

マシンジム・プロテイン (3)

筋力増強には“たんぱく質”を多くとるべきと聞きますが、その為に肉や卵をたくさん食べると漏れなく脂肪も付いてくるのが常ですし、必要な成分のみをプロテインで効率良く取る事が出来れば、それに越した事はありません。

粉末タイプのプロテインの多くは、水か牛乳で溶かして飲みますが、牛乳には100mlあたり3.3gのたんぱく質が含まれていますから、より効率の良い牛乳に溶かして飲んでいました。

マシンジム・プロテイン (2)

ちなみに、筋力トレーニングに必要なたんぱく質の摂取量として、一日に「体重×2g」が目安とされていますから、私の場合は130~140gという事になります。

この「Kentai」のプロテインを300mlの牛乳に溶かすと、およそ32gのタンパク質を摂取できるという事になります。一日の目安には程遠いですが、普段の食事と併せての量ですから、それを補足する形で良いそうです。

マシンジム・プロテイン (4)

しかしこれを2袋空けるほど続けましたが、筋肉が肥大するというよりは、むしろ腹筋を中心に少し柔らかくなった印象…。更にどういう訳か、プロテインを飲んだ後にお腹がゆるくなりがちでした。牛乳が悪いのかと思い、牛乳から水に変えて飲んでいましたが、それでも症状は改善せず…。結局この2袋でギブアップ!

「beLEGEND」の効果

マシンジム・プロテイン (5)

次に試したのが「be LEGEND」。今度はネットの口コミ等を徹底的に調べて、“低脂肪・高タンパク質”尚且つコストパフォーマンスの良いプロテインを選定し、このビーレジェンドに辿り付きました。

マシンジム・プロテイン (6)

今度はタンパク質の量も多く、牛乳300mlに混ぜるとおよそ50gを摂取する事が出来ます。炭水化物と脂質の量がやや増えますが、筋力増強に比例して相殺されるだろうと特に気にしていませんでした。

マシンジム・プロテイン (8)

これまた2袋続けた結果、なんと3ヶ月も経たずに体重が4kg増え、内蔵脂肪レベルも大幅UP!更には、これまで肉など付いた事の無かった腰周りにも、しっかりと摘めるほどの贅肉が付いてきてしまいました!鏡に自分の姿を映すと、明らかに腰周りの肉がパンツのゴムに乗っかっています。自慢じゃないですが、これまで腹には殆ど贅肉が付いた事が無かったので非常にショック!

マシンジム・プロテイン (7)

やはり「プロテインを飲むと太るよ」という噂は本当だったんですね。それ以来、プロテインを一切辞めたところ、1ヶ月で体重および腰周りの贅肉は元に戻りました。この間、食事制限などは一切せず、大好きな甘いものも普段どおり食べていましたから、これがプロテインを辞めた事によるものだという事は明らかです。

星の数ほどあるプロテインを片っ端から試した訳ではないのですが、少なくとも1kg数千円で買える、不味くない一般的なプロテインでは、そういう都合の良い効果を得る事は出来ないのかもしれません…。

決して細くはならないジムトレーニングですが、ベンチプレスの最高重量は確実に上がってきていますし、筋力の増強は確実に実感できていますので、これからもジム通いを続けて行こうと思っています。

ご清聴ありがとうございました!