新常識!不眠症に効果があった“寝酒”の真相を探る

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音楽家の多くに、日々「不眠」の症状で悩んでいる方は多いのではないでしょうか?私もその一人で、毎日「夜を迎えるのが億劫で辛い」と感じる程でした。しかし最近は表題の通り「寝酒」を取り入れる事で、良く眠れる様になってきました。とは言っても、一般的に「体に悪い」「癖になる」と言われている寝酒、私が体を張って実証した事を、今日はお話したいと思います。

なかなか寝付けない「入眠障害」

私が患っていたのは、布団に入ってもなかなか寝付けない「入眠障害」です。就寝しようと床についても、作曲中の曲が頭の中でグルグルと巡ったり、様々な方向から色々な音楽が聴こえてきたり…、またエアコンの効いた部屋であっても、寒い冬場であっても、汗をかくほど体温が上がってしまい、その結果何時間経っても寝付くことが出来なくなります。

「30分経っても寝付けない時は一旦起きて読書などを…」と言われる場合もありますが、少なくとも4~5時間は目をつぶっていないと目の疲労で翌日行動が出来なくなってしまいますので、それも適いません。こんな日が続くと、毎晩夜を迎えるのが怖くなります。「今日も眠れなかったらどうしよう…」という不安が、不眠に拍車を掛けてしまいます。

スポーツの効果は限定的

音楽家はデスクワークが資本ですので、おのずと運動不足になります。これが右脳の酷使との相乗効果で不眠症になるのだと思います。

「それならば」と、私は先ず地域のスポーツセンターで水泳を行いました。実に数年ぶりの水泳で、1時間程度泳いだだけで体はクタクタ!その晩は死んだ様に眠る事が出来ました。しかし、すぐに体が慣れて(体力がついて)しまい、「全身運動」の快眠効果を実感出来たのは、この1度限りでした。

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次に始めたのが「スポーツジム」での筋トレ。有酸素運動を交えて行いましたが、6パックの腹筋を手に入れた今でも、これによる快眠効果は実感出来ません。

寝酒の効果は「入眠促進」と「リラックス効果」

色々な記事で書かれている通り、アルコールには入眠促進の効果があり、これが寝つきを良くしてくれます。またリラックス効果により、「眠れなくても何とかなるだろう」という安心感を与えてくれます。

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しかしアルコールの副作用に利尿作用がありますから、これが睡眠を妨げる大きな要因となり、中途覚醒の可能性が高まります。寝酒は、いかに利用作用を少なくし、リラックス効果を得られるか、がポイントになります。

寝酒に適するお酒の条件

私が色々なお酒で検証した結果、「ウイスキー」が寝酒に最適でした。理由はその高い度数。40~43度ありますから、ごく少量で酔う事が出来、利尿作用も少なくて済みます。赤ワインは興奮作用が強く不適、逆に白ワインは比較的眠り易く感じました。和酒では、日本酒より焼酎の方が比較的寝付き易く感じましたが、これは個人差がある様に思えます。殆ど水分だけのビールは論外です。

結果、私はウイスキー(ダブル)2杯を、就寝30分前からゆっくりと、香りを十分に味わいながら飲むようにしています。量は個人差があるので、ご自身で最適な量を見つけて頂きたいと思います。ポイントは、気持ちよくなる「ほろ酔い」の状態を作る事です。

眠れなかった日でも楽になる

寝酒をしても、「一度も覚醒する事なく朝を迎える」とはいかない日もあります。しかしそんな日でも、寝酒をしなかった日に比べて楽に感じます。あまり眠った実感がなくても、覚醒していれば聞こえてくるはずの音(定時に起床する家族の足音、スズメの鳴き声など)を聞いた記憶が無いなど、「実は眠れている」という事が多くなりました。

絶対に必要な“休肝日”

見出しに「絶対」と書きました。絶対に守って頂きたい事です。私が寝酒を始めた頃、その入眠効果に味を占めて調子に乗り、毎晩寝酒をした結果、10日程であまり眠れなくなってしまいました。同時に「ほろ酔い」を作るのに必要な量が増えてしまいました。

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しかし利尿作用が増える事を恐れ、自ら定めた「ウイスキー・ダブル2杯」の量を超えて飲む事をせず、1日おきに休肝日を設ける事にした所、その量を増やす事なく入眠の効果がまた戻ってきました。もし、あのままウイスキーの量を増やす事をしていたら、間違いなくアルコール依存症へ陥っていた事でしょう。

“義務”ではなく“楽しみ”にする事

以前は、毎日就寝時を迎えるのが億劫でしたが、いまでは「1日おきの褒美」として楽しみに感じる様になりました。少量で酔う事が出来るウイスキーはコスパが良いですから、毎回色々な銘柄をテイストするのも、楽しむ為の1つのポイントです。アルコールに関してはあくまで「個人差」が大きいですから、ご自身に合ったスタイルを見つけて頂きたいと思います。再度忠告になりますが、「休肝日」が必要な点と、体調が悪い日は飲まない事が大切です。

少しでも不眠に悩んでいる方への参考になれば幸いです。

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