今回は、私がホーチミンで泊まったホテル「Homestead Parkview」の宿泊レポートです。比較的良好な口コミと好立地、且つキッチン付きの広い部屋を理由に選んだ4つ星ホテルなのですが、泊まってみると快適な部屋とは裏腹に思わぬ所に落とし穴が…。
ホーチミンの4つ星ホテルのレベルがどの様なものか、レポートしたいと思います。
タオダン公園そばの好立地
今回宿泊したホーチミンのホテルHomestead Parkviewですが、場所はタオダン公園のすぐ側。ベンタイン市場にもほど近い好立地で、主な観光地へも歩いて行く事が出来ます。
元々は“コンパス･パークビュー”という名前のホテルだったそうですが、リニューアルされて今の名前に変更。その為か、ホテル外観は綺麗で真新しい感じがします。
入口にいるドアマンも親切丁寧で、帰りの空港行きタクシー（ヴィナサンタクシー）をスムーズに手配してくれるなど、対応はGood！
レセプションの対応も良く、部屋の交換（下記参照）にも快く応じてくれました！エクスペディアやAgoda等で高評価を得ているホテルなだけに、ここまでの対応については何ら不満はありません。
Studio Aprtment
このホテルには5つの部屋タイプがあるのですが、私が予約したのは下から2番目のグレードの部屋「Studio Apartment」。
下から2番目と言っても45㎡を誇るアパートメントルームで、大きなソファーのあるリビングやクイーンサイズのベッド等、広さとしては文句ナシ！
キッチンの他、冷蔵･冷凍庫･食器類も揃っているので、長期滞在にも不自由しないでしょう。
水周りも清潔でピカピカ！アメニティもしっかり揃っています。
ただしシャワーの水圧は弱く温度も不安定ですし、また換気機能がとても弱い為かシャワー後の湿気がなかなか取れません。見た目は良いですが、機能面ではやや難があるシャワールームです。
無料でアップグレードされたDeluxe Apartment
尚、1泊目に通された部屋が2階の低層階で道路の騒音が気になった為、2泊目に上階の部屋への移動を申し出たら快くOK！6階の、しかも表通りとは反対側の部屋へ変更してくれました！
しかも後から調べたところ、この部屋はリビングとベッドルームの2つの独立した部屋を持つ「Deluxe Apartment」。何も言わずに（無料で）アップグレードしてくれた様です。
広さも更に広い54㎡、窓も複数あって日当たり良好ですし、部屋自体は大満足！
防音性能が最悪…
そんな快適…なはずの部屋ですが、唯一にして最大の悩みは防音性能の弱さ。窓が全く防音仕様になっておらず、6階（日本の7階）の高さがあるにも関わらず、道路の喧騒がシャットアウトされません。
また隣の商業ビルが深夜1時半まで低音ガンガンに音楽を流すので、とてもじゃないけど眠れない…。
また最悪なのが、道路を挟んだ向かい側のタオダン公園。ここがイベント会場になっていて、超絶大音量の音楽が毎晩の様に聞こえてきます。窓が二重冊子にでもなっていれば問題無いのですが、これは正直言って辛かった…。
これが4つ星ホテルのレベル？
今回の宿泊費は、Agodaからの予約で1泊あたりおよそ8,500円。クアラルンプールなら5つ星ホテルに余裕で泊まれてしまう程の価格です。※価格は為替レート等により常に変化します。
部屋の内容や立地としては文句ありませんが、ソフト面での性能を考えるとちょっとコスパ悪いかなと…。
良くも悪くもこれが4つ星ホテル。ベトナムの中ではトップクラスの物価の高さを誇るホーチミンなだけに、更なる快適性を求めるとなると1泊1万円は覚悟する必要があるかもしれません。
以上、ホーチミンのホテル選びで参考になれば幸いです。このホテルのホームページはコチラ
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