≪グローバルWi-fi≫を利用して思った事…、海外旅行におけるレンタルWi-fiの必要性を考える

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海外旅行へ行く際、Wi-fiのルーターをレンタルして現地でWebを利用するという方も多いかと思います。大手ケータイ電話会社の海外利用プランは、どれも2980円/日と非常に高額なため、レンタルWi-fiは選択肢として有力になりがちです。

しかし私は以前、「グローバルWi-fi」を利用しましたが、その利用満足度としてはかなり低いものでした。そこで、実際に海外旅行において“レンタルWi-fi”を借りる必要があるのかどうか、考えていきたいと思います。

移動日数もカウントされる利用料金

グローバルWi-fiの4G利用プランは概ね次の通り(国により多少異なります)ですが、その他の会社(イモトのWiFiやWi-Ho!など)と比較しても、大差はありません。

  •  ヨーロッパ…1270円/日
  •  アメリカ…970円/日
  •  東南アジア…970円/日

回線速度の遅い3Gプランですともう少し安いですが、それでも平均すると1日1,000円前後、更に海外への移動日数もカウントされる上、受け取り手数料も500円かかりますから、例えば4G利用で5泊程度のヨーロッパ旅行の場合では、1万円程度かかる計算になります。

一日の容量制限あり

しかもこれ、1日250MBの制限つきでこの値段、各々一日200円増しとなる大容量プランでも500MBの制限となります。海外旅行の街歩きで時々MAPを見たり、メールを送受信する程度であれば、一日250MBでも何とか持つとは思いますが、4GLTEと言えども海外でのWeb接続は不安定になりがちですから、日本で利用するよりも上限に達する可能性が高いのは事実でしょう。

レンタルWi-fiが主流になって間もない頃は、ここまで厳格で小容量な制限は無かった様に思います。これも近年主流になってしまったケータイ各社の“容量量り売り”の煽りを受けての事なのかもしれません…。

自宅配送が超ギリギリ!受け取れない可能性も

以前、2泊5日の東南アジア旅行でグローバルWi-fiを利用した際、出発前に申し込んだWi-fiを危うく受け取り損ねる事態となった経験があります。

グローバルWi-fi利用の経緯

私は初め、ルーター機器の受取方法について「自宅配送」を選択していました。自宅への配送は「出発前日」の配達がルールになっていますが、私の乗る飛行機は日付が変わってからの深夜便であった事に加え、出発当日は自宅を午前中に出てしまう事から、念の為その旨を申し込みと同時に電話で相談した所、空港受取も可能にするとの回答を得ました。

その後、旅行出発の前日になってもルーターは届かなかった為、「空港受取」になったものだと確信していました。しかし出発当日の朝9時、荷造りを終えて出発準備が整った矢先、ルーターが自宅に届きました。

羽田空港国際線T (1)

私はそれを持って出かけましたが、「空港受取とダブってしまっては迷惑だ」と思って、夕方に羽田空港へ到着した際に、既にルーターを受け取った旨をグローバルWi-fiのカウンターへ伝えました。すると「これまで一切何も承っていません」との事…。私が電話した内容は伝わっていなかった様です。

“利用日数”のカラクリ

今回の私の経験を鑑みると、ルーターが自宅に配達される「出発前日」というのは“飛行機の発車時刻の前日”であり、それが午前1時発だろうと23時発だろうとお構いなく“1日前の日付”に配達されるもので、それはいかなる理由があろうと「追加料金」無しでは変えられない厳格なものの様です。

つまり、日付を跨いでから出発する深夜便に乗る場合は、旅行出発当日Wi-fiが届くまで自宅待機しなくてはならないという事になります。

羽田空港国際線T (2)

ちなみに「空港受取」を選択した場合は「出発当日」…つまり飛行機が出発する日付でないと受け取りが出来ず、日付が変わる前にイミグレーションを通過してしまう深夜便に乗る場合は、別途追加料金を支払って更に1日多くレンタルする必要があるという訳です。これでは、例えば金曜日の夜から「週末海外旅行」をする方などは、必ず余計に経費が掛かってしまう事になります。

今回、私が電話をした時の担当者は“空港受け取りも可能”と柔軟な対応を約束してくれましたが、結局それが本部に伝わっていなかったのか、実際は“厳格な規約どおり”の対応でしかありませんでした。

Webの使用用途をよく考える

これ以来、私はグローバルWi-fiはおろか、海外旅行でのレンタルWi-fiは一切利用しなくなりました。

結局のところ、海外旅行におけるWeb利用の機会というのはごく限られており、朝・晩のメールチェックの他、観光スポットの地図を確認する他、使用用途は少ないものと判断したからです。スマホのGPS機能はWi-fiが繋がっていなくても利用出来ますし、MAP自体はホテルのWi-fiで読み込んでおけば、電源を落とさない限り有効ですので、常にネットワークに繋がっている必要は無いという事を知りました。

クラクフ (2)

よくよく考えてみれば、観光に食事に忙しい海外旅行において、四六時中Web接続が必要な機会なんて殆ど考えられませんし、もしあったとすれば一日250MB制限なんて容量はあっという間に達してしまいます。

また、ホテルのWi-fiや街中のFree Wi-fiが未熟な国や地域は、レンタルWi-fiを持っていったとしても接続に不安がある可能性も考えられます。もしレンタルWi-fiを契約して現地に持って行ったとしても、殆ど使えない日が幾日もあっては無駄ですから、それこそギャンブルものです。

JM Hotel Warsaw Center (1)

事実、昨年秋のワルシャワ旅行では、一週間を超える滞在においても、ホテルのWi-fiだけで全く問題ありませんでした。皆さんも、海外旅行におけるWi-fiレンタルについて、その使用用途や頻度をもう一度よく考え直してみる事をおススメします。

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