長野県の松本から日帰りで訪れた奈良井宿を散策中、ちょっとお茶をしようと思って立ち寄ったのが「宿場カフェいずみや」。
築180年を超える奈良井の伝統的な長屋を改装したカフェなのですが、店内は長い歴史を感じる木の温もりと、高級感のある和モダンのインテリアがとても素敵!地元出身の店主による温かいお持て成しと店オリジナルの自家製スイーツもあって、とても心地良い時間を過ごす事が出来ました!
そんなイチオシの「宿場カフェいずみや」を詳しくレポートします!
目次
上町にある古民家カフェ「宿場Cafeいずみや」
「宿場カフェいずみや」の場所はこちら。上町・中町・下町の3つのエリアに分かれている奈良井宿の中で、最も南側のエリア(上町)にあります。
長屋の一番端に位置するこちらの店舗。厳かな旧中山道の一角にして、このカフェの前だけは洒落た看板や装飾があって明るい雰囲気です。
定休日はありませんが、営業は基本的に昼のみで、夜は予約制との事。
Jazzが流れる“和モダン”の素敵な店内!
店内は、奈良井の伝統的な町家をそのまま利用した内装で、センスの光る家具や装飾を配置した和モダンのインテリア。建物の1階全体に10席程を配置した、とても贅沢な空間です!
靴を脱いで上がる店内は板の間と畳の間に分かれていて、通りに面した板の間のカウンター席には高級感のある真っ赤な座椅子を配置。畳の間には、囲炉裏風のテーブルを囲むソファー席があります。
お洒落なJazzのBGMも相成って、新しいのにどこか懐かしい、そんな気分に浸る事が出来る素敵な店内です!
今からおよそ180年前に建てられたというこの建物、拭きぬけの天井には小窓も付いていますが、窓も少なく店内は昼までもかなり薄暗いというのが正直な印象。
店主曰く、長屋は窓を大きく取る事が難しい為、奈良井の家屋はどこも薄暗い所が多いのだそう。
消防団も勤めているという若い店主は生まれも育ちも奈良井だそうで、この美しい街の歴史についても色々と伺う事が出来ました!
和モダンのオシャレな店内で地元の人の話に耳を傾ける、田舎ならではの贅沢なひと時です!
メニューは自家製コーヒーとスイーツ
この店のメニューですが、看板メニューは「いずみや町歩きブレンド」をはじめ4種の自家製ブレンドコーヒーと、同じく自家製スイーツとしてパフェ、ガトーショコラ、チーズケーキ。
その他、地元特産ジュースやカフェオレ等がありますが、サンドイッチ等の食事メニューはありません。
パフェは季節ごとの限定メニューとなっていて、この時は奈良井のブラウン色にちなんだ「奈良井ブラウンパフェVer.2」。毎回、奈良井の歴史にちなんだ内容のパフェが楽しめる様です。
町家を眺めながら頂く数量限定パフェ!
今回は、数量限定だという「奈良井ブラウンパフェVer.2」を頂いてみました!店内で最も明るいカウンター席、古民家の建ち並ぶ街道を眺めながら過ごす正に至福のひと時です!
こちらのパフェ、ほうじ茶アイスを主軸にイチゴやチョコ、メレンゲ、クルミ、アーモンド、砕いたビスケット等がギッシリ詰っていて、写真映えは文句なし!
ただ、全体的にクリームや果物が少なく、乾物を詰め込んだだけという感じも若干否めない所。数あるパフェを食べて来た身としては、これに加えて更にもう一つ濃厚なほうじ茶アイスとミルキーな生クリームなんかが乗せてあると嬉しいですけどね。
ドリンクで頂いたのは、これまた素敵な陶器のグラスで飲む「チャイ」。インド料理屋にも出てくる甘口のミルクティーですが、スイーツにも合う甘さ控えめのテイストです。
心地良いJazzのBGMに耳を傾けながら、気づけば1時間以上も長居してしまった…。
お洒落な古民家で過ごす至福の時間を是非!
と言う訳で、和モダンの素敵なインテリアと店主の温かいお持て成しを存分に味わう事が出来た「宿場カフェいずみや」。歴史ある古民家カフェで優雅な時間を過ごすにはピッタリです!
自粛ムードが解除されれば間違いなく混むであろう人気のカフェ。奈良井へ起こしの際は是非訪れてみて下さい!
宿場カフェいずみや
- 住所:長野県塩尻市奈良井201
- 営業時間:10:00~16:30(不定休、夜営業は要問い合わせ)
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