オーストリア・グラーツからレイルジェットに乗って、ウィーン中央駅へ到着!今回は最上級クラスの「ビジネスクラス」利用だった為、乗車前のグラーツ中央駅ではÖBBラウンジを利用する事が出来ましたが、なんとÖBBラウンジはアライバル(到着時)も利用可能という事で、ウィーン中央駅のラウンジも利用する事が出来ました!
グラーツに比べると数倍の広さを持つウィーン中央駅のÖBBラウンジですが、その分利用客も多く、大変混雑していました。
ÖBBラウンジの場所
ウィーン中央駅のÖBBラウンジがあるのは、レベル0のメインコンコース。ラウンジ自体はレベル1の階に位置しますが、入口はÖBBの切符売場や窓口のあるフロアです。
ANKERやMannerのショップの上がラウンジ。ガラス張りになっているので、コンコースからでも内部が見えますね。
それらの右手の方へ行くと、ラウンジへ繋がる入口があります。扉から入って、中にあるエレベーター若しくは階段で上階へ上がれば入口です。
少し広め、でも混雑…
中へ入るとレセプション。ここでグラーツ~ウィーンのEチケットを提示します。流石にアライバル利用となると本当に可能かどうか少し不安でしたが、念入りにEチケットをチェックされた後「OK!」の嬉しい回答!グラーツ中央駅のラウンジ同様、愛想の無い対応でしたが、無事に入れてヨカッタ!
ラウンジ内は、ブロック状の4人掛けソファーが無造作に置かれた配置。グラーツのラウンジよりは遥かに広いですが、利用者も多くとても混雑していました。
ソファー、テーブル等、家具一式の仕様はグラーツと全く一緒。窓側(コンコース側)には独立タイプの椅子が並べられています。
カウンター席は、ラウンジの一番奥に数席あるのみ。これだけ利用者が多く混雑するラウンジこそ、この様なカウンター席を多くした方が良いと思うのですが…。
軽食とドリンク、ケーキの味
続いて、ビュッフェコーナーのチェック!ドリンクや軽食(お菓子)、フルーツに至るまで、グラーツと全く同じです。この時はまだ16時台でしたが、18時を過ぎるとアルコールが提供されるので、そのタイミングで軽食も少し変わるのかもしれません。
パウンドケーキやお菓子類を少しずつ頂いてみました。味はどれも総じて悪くなく、ちょうど良い甘さで日本人好みの味かと。チョコレートのクラッカーも、なかなかレベルの高いお菓子だと思います。
そんな中、ビジネスクラスの車内でも出された「カントゥチーニ」という名前のクッキーもありました!すごく固いクッキーですが、アーモンド風味の素朴な味で私はなかなか好み。
これがコーヒーになかなか良く合います!コーヒーは、サーバーから自分で入れた“Melange”というミルクコーヒーですが、他国の空港ラウンジで飲むコーヒーと比べてもミルクの甘みが引き立ち、流石はオーストリアと言ったところ。
アライバル利用可能なÖBBラウンジ
as of 1 ½ hours prior to departure and up to 1 ½ hours after the arrival of your train
ÖBBラウンジの利用規約を見ると、ラウンジの利用は“出発前の1時間半から列車到着後1時間半まで”と書かれています。航空会社の空港ラウンジだと基本的にアライバル利用は出来ないので、これはなかなか良いサービスですよね!
国際線の空港ラウンジにある様な豪勢なビュッフェ等はありませんが、レベルの高い茶菓子とコーヒー、18時以降にはビールやワインも提供されるとあれば、利用しない手は無いですね。レイルジェットのビジネスクラスを利用の際は、到着時の利用も可能という事を覚えておいて損は無いと思います。以上、ウィーン中央駅のÖBBラウンジの模様をお伝えしました!レイルジェットのビジネスクラスについては「ÖBBレイルジェット《ビジネスクラス》乗車記!グラーツ~ウィーン」の記事をご覧下さい。また、グラーツ中央駅のÖBBラウンジについてはコチラ→ÖBBラウンジ潜入レポート!グラーツ中央駅の様子
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