ロンドンでは毎晩の様にコンサートのソワレ公演があった為、夕食は毎晩遅い時間になりがちでした。通常レストランのディナータイムは19時~21時頃、しかしコンサート終わりとなると22時をまわる事もしばしば。
こんな遅い時間にちょこっと手軽に食べられる軽食の店は無いか探していた所、BYRONというハンバーガー店を見つけました。これはロンドンに無数に点在するチェーン店で、大概23時頃までオープンしています。今回はそんなハンバーガーチェーン店で食べたチーズバーガーの味をレポートしてみたいと思います。
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BYRON BEAK STREET店
私が訪れたのはビークストリート店。ソーホーエリアの中心、リージェントストリートから1本道に入った所にあります。
※こちらのBeak Street店は閉店となりましたが、BYRONの店舗はこの他ロンドン市内におよそ10店舗あって、現在も営業しています。
ロンドン観光の中心部とあって、リージェントストリートは夜でも賑わっていましたが、一本裏通りへ入ると人通りはまばら。この日は日曜日だったので、その事も関係しているのかもしれませんね。
この時既に時刻は22時ジャスト。BYRONは平日こそどの店舗も23時過ぎまでやっていますが、日曜日は22:30閉店と書かれています。ラストオーダーが終了していないかどうか少し焦りましたが、何も言われず入店、座席まで案内されました。店内は若い人で賑わっていましたが、座席は半分くらいが空席。さすがにもう閉店間際で皆帰る頃かと思いきや、私の後にも2~3グループ入店する姿が見受けられたので、恐らく閉店時刻までオーダーは可能なのかもしれません。
チーズと焼き方は選択可能
さて、BYRONのハンバーガーメニューはオリジナルの「BYRON」や「チーズ」、「スモーキー」など計7種類と少な目ですが、パティの焼き方の希望を聞いてくれるので親切です。私は普段ウェルダンが好きですが、ミディアムがおススメとの事なのでそれに従います。
オーダーしたのはCHEESEバーガーにサイドメニューのHOUSE SALAD、そしてドリンクはFRESH ORANGE JUICEです。このオレンジジュースは、酸味がやや強いものの、生のオレンジ風味がふんだんに感じられて美味!
CHEESEバーガーのチーズは4~5種類から選択可能で、私は“チェダーチーズ”を選択。他にも“ブルーチーズ”や“American”と書かれた種類までありました。ハンバーガーはマンモス級のビッグサイズを予想していたのですが、意外と小ぶりです。
中身はこんな感じ!バンズはややしっとりとしていて、意外と美味しいものでした。しかし残念なのはパティで、この様に切っても肉汁など一切出ず、食べてみてもパサついていてジューシーさがありません。
味はアッサリ目。ロンドンで食べた他の店と同じく薄味ですが、肉の味・野菜の味など、素材の味がしっかりと感じられて良いです。野菜やバンズのボリュームもタップリで食べ応えもありますし、日本のハンバーガーチェーン店も少しは見習ってもらいたいものですよね。
軽食としてのコスパは良い?
お会計は〆て£14.7。ロンドンの中心地で食べる軽食の金額としてはこんなものでしょうか。ディナータイムに入ったレストランとしては、思いのほか安く済んで助かりました。※価格は社会情勢により随時変動します。大手チェーン店ではないものの、この手のレベルのハンバーガーレストランは日本にもありますが、それでもサイドメニューを加えると2千円くらいしますよね。そう考えると、ロンドンにおいてこのBYRONでの食事はかなりお得なのではないでしょうか?
次回はイギリスのファーストフード「フィッシュ&チップス」をレポートします。
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