今回は、マドリード行きのフライトを待つ間に利用した、ミュンヘン国際空港のルフトハンザ・ビジネスラウンジをレポートします!
海外の空港におけるスタアラ系のラウンジを利用するのはこれが初めてですが、シェンゲン国内線向けラウンジの割りに充実した機能と落ち着いた内装でGood!しかし空席を探すのに苦労するほどの混雑で、あまり落ち着けないラウンジでした。
ゲートK11付近のラウンジ
ミュンヘン国際空港にあるラウンジですが、流石はルフトハンザドイツ航空の本拠地の一つとあって、同航空会社のラウンジだけでも幾つもあります。本館とサテライト、それぞれに複数のラウンジがあって、各々シェンゲン国内線用と国際線用に分けられている様です。
今回搭乗するマドリード行きはK05から出発なので、この中のゲートK11付近にあるラウンジを利用します。ラウンジのハシゴが出来るかは不明…。
ラウンジ入口からして既にこの行列!やはりスターアライアンスのステータスホルダーの数は半端ないですね!
中へ入ると正面にレセプションがあり、ここでBusinessラウンジとSenatorラウンジに分けられます。
入って右側がSenator、左側がBusiness。レセプションに航空券を提示したら、Businessの方へ行けとアゴで指示されました(なんと愛想の悪い…)。
それにしても“セネター”なんて、この時初めて知りましたよ。スタアラではBuisness(ビジネスクラス利用)よりもSenator(上級会員)の方が優遇されているそうで、ラウンジ内もそれに合わせて格差があるのだとか。
内装は良し、でも混雑…
それでは、ビジネスラウンジの方へ潜入!見た感じ、特別豪華な内装ではありませんが、シンプルで落ち着いた配色と機能的な家具の配置でなかなか好感が持てます。
入口付近は短時間の利用に配慮してか、カウンター式の座席が中心です。写真はありませんが、この背後にトイレがあって、そこにシャワールームも配備されていました。
奥へ行くと、ビュッフェがあるダイニングエリア。大きな窓から自然光が差し込んで明るく、開放感があって良いですね。
座席はシートピッチの広いソファーが多く、サイドテーブルにはコンセントも完備で機能的!ただその分、収容人数があまり多く無いのか、空席を探すのに苦労しました!
ビュッフェの充実度は…?
続いてビュッフェをチェック!シェンゲン国内線のラウンジという事であまり期待していませんでしたが、スープ、サラダに加えておかずが何品かあって、意外と充実しています。
パンも数種類あって、ナイフで切り分けてよそう方式です。いずれもドイツっぽい独特の香辛料のパンなので、日本人の口にはちょっと合わないかも…?
料理のカウンターとは別の所にデザート専用のカウンターがあって、ここにはケーキやババロア、クッキー等が充実!コーヒーマシンもここにあります。
ちなみにアルコールは、数種類のビールとワインがあって、ビールは瓶ビールの他にもサーバーから自分で注ぐタイプのものが2種類。こういう所はドイツらしくて良いですね。
機能は良いけど落ち着かない…
ミュンヘン国際空港のルフトハンザ・ビジネスラウンジ。設備、ビュッフェ共にシェンゲン国内線のラウンジにしては、なかなかの充実振りでした!座席の配置に関しても、他人の目線が極力気にならない様な工夫が見られますし、機能・デザイン共に優秀なラウンジだと思います。
ただ、空席を見つけるのに苦労する程の混雑は、何とかならないものかと…。ラウンジ内を見渡すと殆どの人がPCを開いてカタカタやっているので、相当ビジネス需要が強いのでしょう。
曜日や時間帯にもよるのかもしれませんが、観光客にとってはあまり寛げるラウンジでは無いかなぁ…。
と言う訳で、ミュンヘン国際空港にあるルフトハンザ・ビジネスラウンジのレポートでした!次回は、ルフトハンザドイツ航空のビジネスクラス(ミュンヘン~フランクフルト)の模様をお伝えします。→ルフトハンザ航空ビジネスクラス搭乗記&機内食レポ!ミュンヘン~マドリード
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