本館3Fのラウンジに続き、成田空港サテライトのJALファーストクラスラウンジをレポートしたいと思います。朝の混雑時間帯、座る椅子を探す事もままならないサクララウンジとは裏腹に、サテライトのファーストクラスラウンジはビックリする程ガラガラ!
またここには、本館のラウンジには無いシャンパン「ローランペリエ」が置かれているのですが、以前と比べてパッケージが新しくなっていました。その味や如何に??
※このラウンジは2023年4月に完全閉鎖となりました。本館のファーストクラスラウンジの様子はこちら→リニューアル工事完了!JAL成田空港【4F】ファーストクラスラウンジ
レセプションには赤絨毯!
成田空港第2ターミナルの本館から連絡通路を抜けた先、右の方へ行くと、ラウンジの入口があります。本館と同じく、ここも入口はサクララウンジと一緒。
中へ入るとレセプションがあり、ここでファーストかサクラかを分けられます。サクララウンジはここから階段で下の階へ行かねばなりませんが、ファーストの入口はすぐ横。
赤絨毯が光っていますね!この大きな赤絨毯は、羽田空港では決して踏めない逸品です(笑)!
ガラ空きのサテライトラウンジ
中へ入ると、こちらも本館同様サクララウンジには無い高級感!床の艶からして、格が違いますよね!
MAPを見てみると、一続きの大きなラウンジエリアに、独立したダイニングエリアがある構造となっています。マッサージルーム(マッサージチェアのみ)やシャワー、クロークなど基本的な設備は整っていますが、唯一喫煙所だけは無く、利用の場合はサクララウンジへ行けと書いてあります。
窓に沿った配置で、奥へ続いていくラウンジエリア。思った以上に広々として開放感があります。もしかして、本館のラウンジよりも広い?
時刻は朝9時半頃。激混みの本館ラウンジから直で来たのですが、館内に居るのは1人か2人…。サテライトの方が混雑するサクララウンジとは間逆ですよね。皆もっとこっちへ来れば良いのに。
デザインの違いか照明の違いか分かりませんが、本館に比べるとハデさはやや劣るサテライト。でもドッシリと構えたソファーを中心とした家具の配置は、流石はファーストクラスといった感じがします。
独立したダイニングエリア
続いて、ダイニングエリア。エリアだけが分かれているのかと思いきや、ガラス扉があって完全な別室になっていますね。はじめ、ここがスモーキングルームかと思って素通りしてしまいました!
ダイニングルームの入口付近は、間接照明のちょっと洒落た席があって、奥へ行くと蛍光灯の明るい座席が並んでいます。
朝食時間帯だと言うのにこのガラ空き振り!サクララウンジとは正に別世界ですよね。
ビュッフェの種類は本館と一緒。ビールサーバーもあって、銘柄はこちらも本館と同じ「アサヒ・ドライプレミアム」となっています。
サクララウンジには無いメニューと言えば、この「スープストックトーキョー」のスープもその一つ。メニューは「オマール海老のビスク」。
オマール海老の旨味を凝縮させたと言うこのスープ。少し頂いてみましたが、確かにコクがあって海老の風味を感じるスープです。Soup Stock Tokyoには60種類を超えるスープがあるので、せっかく提携しているのなら一種類だけではなく、他の味も提供してくれると嬉しいのですが。
アルコールのカウンター
その他、アルコールの銘柄も本館と一緒。アルコール類はダイニングには無く、ラウンジエリアのカウンターにあります。
ハードリカーのコーナーを見てみると、本館には無かった「山崎12年」を発見!唯一ここだけでも良いから、これだけは無くさないで欲しい~!
新しくなったローランペリエの味は?
そして、サテライトのシャンパンと言えば「ローランペリエ」。これは羽田空港のファーストクラスラウンジ内RED SUITEに置いてあるものと同じですが、パッケージが以前と比べて変わっていますね(参考→羽田空港JALファーストクラスラウンジ潜入レポート!)
こちらはローランペリエの中でも“La Cuvée(ラ・キュヴェ)”という種類で、輸入代理店となっているサントリーのHPによると、2017年6月に新発売となったものらしい。
以前と比べて、ぶどうの厳選や瓶内熟成の期間にいっそうの拘りを持って造られた銘柄なんだとか。
しかし飲んで見ると、余韻は少ないしエネルギーも感じられない。以前と比べて、ますます風味が少なくなった印象です。元々あった「ローラン・ペリエ ブリュット L・P」をブラッシュアップしてリニューアルされた銘柄だそうですが、これはどちらかと言うと“改悪”なんじゃないかと…。
元々ローランペリエは、シャンパンの中でもそれほど格の高いものではなく、アマゾンでも4~5千円で買えてしまう程の大衆シャンパンの一つですから、それほど豊かな風味を期待するのは間違っているのかもしれませんが、ん~これはちょっと残念!
静かで落ち着ける素敵なラウンジ
シャンパンはパッとしませんが、混雑のピークとなる朝の9時半、殆ど人が居ない静かなラウンジで格上の食事やアルコールを嗜めるのは、まさに至極のひととき!これぞファーストクラスの醍醐味という感じがしますね!本館のラウンジとの違いは、「寿司バー」が無い事とシャンパンの銘柄が異なる点。昨日お伝えした通り、寿司バーの寿司ネタは以前から改悪が進んであまり美味しいものでは無いですし、シャンパンの格もあまり変わらないので、あまり本館の優位性は無いのかもしれませんね。
本館の雅びやかな雰囲気は好きですが、混雑する時間帯はこのサテライトゆったり過ごすのが一番!そんな成田空港サテライトにあるJALファーストクラスラウンジの模様をお伝えしました!本館ラウンジの記事も併せてご覧下さい→バブルの名残?成田空港JALファーストクラスラウンジの高級仕様が凄い!(本館3F)
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