異常な円安・物価高でも行ける海外旅行の行き先はどこか?

ブログの更新を止めてから早1年半…。史上最悪の円安・物価高で海外旅行への士気が冷え込む中、このブログは2023年10月に始まったGoogleのアルゴリズム・アップデートによる大手サイト優遇措置の影響をモロに受け、サイトアクセス数がピーク時の50分の一にまで落ちてしまいました!

せっかく今年の8月にブログ開設10周年を迎えたというのに…、なかなかブログを書くモチベーションが上がらずに暫く休業していたのですが、そろそろ旅行もブログも復活していきたいという衝動に駆られています。

そんな昨今の円安プロパガンダに負けじと少しでもお得に行ける海外旅行は無いものか、色々策を練ってみたいと思います。

物価が2倍になった欧州

もはや一般庶民にとって死語となりつつある海外旅行。かつてこの私も年に2回はヨーロッパへ周遊旅行をしていた身ですが、ここ数年の物価高騰は本当に目に余るものがありますね。

今日は、ポーランド・ワルシャワのホテル「レオナルド・ロイヤルホテル(旧 JM Hotel Warsaw Center...

例えば、現在ショパンコンクールが行われているポーランドのワルシャワ。私が2015年に宿泊した高層タワーの4つ星ホテルは当時1泊5,600円程だったのに、今や同時期(およそ11カ月前)の予約で1.3万円。ピーク時には2万円を超えます。

レストランのメニューも軒並み1.5倍~2倍。ちょっとしたランチでも4千円を超える事はザラですし、ディナーなら5~6千円は下らない。それこそ一昔前のパリやロンドンを思い起こす様な価格です。

ポーランドは欧州の中でも物価の安い国として知られていたのに…。

隣国のチェコやハンガリーも然り。欧州全体で物価が1.5倍、これを円換算にすると2019年比で2倍強。もう流石に限度を超えています…。

まだまだ安い東南アジア諸国

その一方、“物価の安い国”の優等生として名高いのが東南アジア諸国。私が2023年に訪れたシンガポールは、この時既に欧米並みの物価になっていてビックリしましたが、直近で訪れたマレーシアやベトナムは円安も物価高騰も限定的で、まだまだ楽しめる所だと感じました!

例えばマレーシアで訪れたペナン島は観光地としても有名ですが、プラナカンの歴史的建築が立ち並ぶジョージタウンのニョニャ料理レストランでは、1,000円も出せば味も見た目も大満足のランチプレートが食べられますし、ホテルも首都のKLより若干割高な位なので全然余裕です!

また、マレーシアよりも更に物価の安いベトナムなら、例えば安くて美味い肉汁たっぷりのバインミー(サンドイッチ)が200円以下、出汁の効いた優しい味のフォーが300~400円。

経済都市のホーチミンはここ数年で物価がかなり高騰している様なので、行くなら首都のハノイやダナンが良いかもしれません。

他にも物価が安くて安全な国と言えば、アンコールワットで有名なカンボジアも候補に上がってくると思います。観光都市のシェムリアップなら治安も良好ですし、経済発展で物価が高騰する前に是非行っておきたいところ。

アジア系航空会社のセールを狙う

海外旅行をするにあたって、どうしても懸念材料となるのが航空券代。こればかりは距離に比例して高くなるので国内旅行の様に安くはいかないですが、ピークを外した閑散期なら意外と安いチケットが見つかります!

マレーシア航空は、「JP Global Sep Promo」キャンペーンを9月9日から23日まで開催する。

特に私が注目しているのが、シンガポール航空やマレーシア航空、ベトナム航空が時々開催するセール運賃。経由便とはなりますが、KLやシンガポール、バンコク等の東南アジア諸国への往復が55,000円程、もちろん燃油サーチャージや諸税もコミコミです。

これはコロナ騒動前の水準と全く一緒なので、インフレした昨今では相当利益を削っているものと思われますが、それだけ今は日本人の旅行が下火なのだという事。

JALやANAも時折セールを行っている様ですが、本当にセールなのか?と疑ってしまうほど割高、特にJALはいつも高すぎて話にならない…。マイルも殆ど貯まらない(30%積算)ので、利用価値は無いと思います。

今は何もかも2極化の時代。高い所と安い所、ピーク時と閑散期との差が凄いので、妥協せずに吟味すれば必ずお得なチケットは手に入るものです。

マイル特典航空券を活用する

低コストで航空券を手に入れるなら、マイルを利用した特典航空券も有効な選択肢の一つ。

昨今はJALもANAも必要マイル数の大幅な値上げが著しいですが、それはあくまでビジネスクラスやファーストクラスの話。エコノミークラスの必要マイル数は変わっていないばかりか、以前よりも値下げされた区間もあるくらいです。

それだけエコノミークラスは人気が無いという事ですが、特典航空券は購入後の日時の変更が可能(JALマイルの場合は提携会社航空券・ワンワールド航空券のみ対応)、ですし、払い戻し手数料も少額(3100円)で済むので、乗変・払い戻し不可の格安セールチケットよりも断然価値は高いです。

またJALもANAも時たまディスカウントマイルのセールを行う事があるので、それを狙うのも手。直近だと今年7月のセールで、東京⇔シンガポール往復が18,200マイル。それこそ東京⇔沖縄と同程度のマイル数で行けてしまいます。

燃油サーチャージ&諸税で2~3万円掛かりますが、これならメリットの方が断然大きいです。

ポイ活でマイルを貯める

そんなJALやANAの特典航空券のセールはいつも予告も無しに突然始まるので、いつでも使える様に日頃からしっかりポイ活をしてマイルを貯めておきたいところ。

「ポイ活」とはポイントサイトを利用したマイル錬金術の事ですが、マイル換算率が低下した今も尚、1万2万もの大量マイルが無料で一気に稼げる唯一の方法です。

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

私も2016年頃からハピタスをメインにポイントを貯めてきましたが、これまでに変換獲得したマイルはJAL・ANA合わせて既に70万超え!上の画像からサイトにジャンプ出来るので、まだ登録していない方は是非利用してみて下さい。

無料で貯めたポイントは1:1の比率で現金化も出来るので、旅費の補填にも最適です!

それでもハワイ渡航者は過去最高…

随分とハードルが上がってしまった海外旅行。もはや欧米への旅行なんて夢のまた夢…?と思いきや、GWや盆休みになると決まって出て来るのがこちらのニュース。

航空各社はお盆期間(8月8日から17日)の空の便の予約数を発表しました。国際線は、全日空が約24万7700人と去年から10.5パーセント増加、日本航空が約21万7700人と、去年から3.5パーセント

円安・物価高に加え旅費が何倍にも高騰する様な超ド級のピーク時に、あのアメリカ合衆国ハワイへの旅行が好調だなんて、ほんと想像もつかないですよ。話によると、東京港区の大企業に勤める社員の中には、ひと夏の家族旅行に500万円以上つぎ込む輩もザラにいるのだとか。

日本の大企業と言えば、国際金融資本そのもの。そりゃあれだけコロナだぁ~ワクチンだぁ~と騒いで医療利権に縋れば、ボロ儲けするのは当然の事。

コロナ騒動中の特別会計で年間400兆円以上ですか? 庶民の命や健康を奪い得た金を使って行くハワイ旅行、一体どんな景色が見えるのだろうか?

私はそんな風になりたくないな…。

円安・物価高は恒久化の恐れも

と言う訳で、何もかも変えさせられてしまったコロナ騒動後の海外旅行。自民党の高市フィーバーが今後どうなるかまだ分かりませんが、円安・株高は彼ら既得権益層にとって都合が良いので、残念ながら今の悪しき社会情勢はまだまだ続きそうです。

物価高も、移民問題も、オーバーツーリズムも、円高にすれば全て解決するのに何故しないのか?その理由は、あのハワイ好調のニュースを見ていれば良く分かります。

“新しい日常”なんて言葉に騙されちゃダメですよ!少しでも早く我々にとっての日常が戻る様、皆で声を上げていきましょう!