リスボン国際空港からはTAPポルトガル航空へ搭乗しますが、今回はビジネスクラスという事で特別なチェックインカウンター「TAP Premium」を利用してみました!
対応の善し悪しや所用時間など、詳しくレポートしていきたいと思います。
TAPポルトガル航空のチェックインカウンター
リスボン国際空港におけるTAPポルトガル航空のチェックインカウンターはゾーンA。正面エントランスから入って左のエスカレーターを上がって進んだ奥にあります。
空港ターミナルについては昨日の記事をご覧下さい→リスボン国際空港アクセスとターミナル、免税店をチェック!
ゾーンAの方へ行ってみると、初めにあるのがセルフチェックインとバゲッジドロップのカウンター。この奥に有人のカウンターもありますが、殆ど稼動していなかったので、恐らくエコノミークラスはこのセルフチェックインの利用が基本となるのだと思います。
セルフチェックインは、専用の機械に予め登録しておいたパスポートをスキャンしてスタート。英語対応なので慣れると簡単ですが、初めてだとちょっと不安ですよね…。
最近はどこも有人カウンターを廃止してセルフチェックインに統一する空港も増えてきていますから、なかなか世知辛い世の中です…。
尚、マシンの横に重量計があったので私のスーツケースの重さを計ってみた所、なんと30kgもあったのでビックリ(笑)!
ビジネスクラスは32kgまでOKなので問題無いですが、ポルトガル航空はエコノミークラスのベーシック運賃だと23kgを1個までしか無料で預け入れられないので、対象の場合は注意が必要(ポルトガル航空の預け入れ手荷物の規則については公式HPを参照)。意外と並ぶTAP Premiumチェックイン
そんなセルフチェックインの左から更に奥へ進むと有人カウンターがあり、その一角が「TAP Premium」という特別なチェックインカウンターになっています。
TAP Premiumチェックインのカウンターは全部で5レーン。一般のエコノミークラスよりも多いのですが、行列が1列では無くカウンターごとに並ぶシステムなので、少しでも時間が掛かる人が居るとあっという間に大行列…。
実際、私の並んだレーンも凄く時間が掛かり、チェックインだけで15分も要してしまいました…!このプレミアムチェックインはビジネスクラス利用の他、スタアラゴールド会員も利用出来るとあって、利用者はかなり多め。
係員の対応は丁寧でしたが、急いでいる場合は先ほどのセルフチェックインで済ませた方が早いかも…?
順番待ちにイライラしながらも(笑)、無事にボーディングパスをGet!ちょっと殺風景な券面ですが、一応必要な事は全て書かれています。
Fast Trackは有料でも利用出来る
チェックインを済ませたら、出発口から保安検査、そして出国審査へ。“Boarding Gates”の表示に従って進むと、やがて見えてくるのが“fast track”と書かれた看板。
今回はビジネスクラス利用なので、このファスト-トラックが利用出来ます。
通常レーンの右端に設けられたファスト・トラック。チケットのバーコードをスキャンするとゲートが開いて入れる様になります。
実際に利用してみましたが、保安検査はPCもスマホも鞄に入れっぱなしでOKですし、靴も履いたまま。イミグレの行列も無く、5分強で抜ける事が出来ました!
通常レーンは少し行列が出来ていたので、一応この効果はあったものと見て良いでしょう。
尚、このファスト・トラックは利用対象者で無くても別料金を支払えば利用する事が可能。価格は€9で空港HPから申込出来ますが、15分単位で時間指定する必要があるので結構面倒…。
価格も1,000円以上しますし、実際に有料で使う人はどの位いるのだろうか…?
意外と時間が掛かったビジネスクラスの導線
と言う訳で、結局の所カウンターの行列に15分、イミグレと保安検査に6~7分、その他移動諸々合わせると30分近く掛かってしまいました!これだけコンパクトな空港なのに、ちょっとこれは改善を求めたい所。
次回はポルトガル航空のビジネスクラスラウンジをレポートします!→リスボン空港TAP Premiumラウンジ訪問記!美味しいナタとポートワインも