今回は、カタール航空を使ってオーストリア・ウィーンを目指しますが、ドーハでの乗継時間が11時間半と非常に長い事から、カタール航空の無料宿泊制度を利用する事にしました。
これは、ドーハでの乗継時間が8時間を越える場合、対象運賃に限り無料で空港周辺のホテルを手配してもらえるというもの。今回は20周年キャンペーンを利用した格安ビジネスクラス(予約クラスIおよびR)でしたが、難なく予約に成功!実際にドーハのハマド国際空港で行った手続きなどについて、見ていきたいと思います。
電話で申し込み
カタール航空にドーハ乗継ホテルを手配してもらうには、事前に申込が必要で、その方法は現在のところ電話のみ。
成田(東京)出発という事で東京のカタール航空事務所に電話をしてみましたが、連日のコールにも関わらず一向に繋がらず…。ずっと話中で、気づけば営業時間が終わっていたなんて事も多く、しかもその営業時間が平日の9:00~17:30のみという何ともお粗末な話…。
一向に繋がる気配が無いので、空港のオフィスへ電話をしたら、繋がりはしたものの、ここでは承れないとのつれない回答。Tokyo City Officeがずっと繋がらずに困っている旨を伝えたら、後日Tokyo City Officeから折り返し電話をよこす様に伝えてくれて、そこで漸く予約にありつけました。
予約が完了したら、カタール航空から「STPC Confirmation Receipt」という書類がメールで送られて来るので、これを印刷して当日持参すればOK。特別に別途ビザの手配等は必要無いとの事でした。
私は一応念のために、送られて来たメールを全て印刷して行きました。
Transfersに従って進む
さて当日、ドーハへ到着したら、先ずはTransfersの表示に従って進んで行きます。ArrivalsもTransfersも、途中までの導線は一緒です。
カタール航空から送られて来た書類には「コンコースA 又はBにございます『Transit Accommodation Counter』にお進みください。」とあるのですが、そんな表示はどこにも見当たらず…。空港内の職員に伺ったら、Transfer Deskがあるのでそこへ行けとの事。
Transfer Deskで手続き
Transfer Deskは、Transfersの表示に従って進んだ先にありました。窓口が幾つもありますが、左側の1番~6番が対照との事。ここでカタール航空から送られて来た書類とパスポート、ここから先へのボーディングパスを提示して、手続きを行います。
手続きと言っても何か書類を書かされる訳ではなく、Doha Hub STPC voucherと書かれた書類を渡されて説明を受けるだけです。この書類がホテルのバウチャーになっていて、これを持って指定のホテルへ向かえば良いらしい。今回指定されたホテルは「Oryx Rotana」。事前の書類には“The Airport Hotel”とあったので空港内のホテルかと思ったのですが、実際は数キロ離れた街のホテルでした。
Arrivalsへ進む
手続きの後はArrivalsに従って進み、入国審査→手荷物検査→手荷物受取所を経て外に出て行きます。この時、間違ってTransfer Desk手前にある手荷物検査場へ進んでしまうと外に出られなくなってしまうので、注意が必要。
セキュリティエリアは撮影禁止なので写真はありませんが、今回はビジネスクラス利用という事でFirst & Business Class専用のイミグレーションを利用する事が出来ました!通常レーンの左端に特別な部屋が設けられていて、その中へ入るとレセプション、そしてソファーやドリンクサーバーを備えた広いラウンジの先に入国審査と手荷物検査があるという構造です。
広いスペースを利用した何とも贅沢な空間!流石はオイルマネーで潤う国ですよね。
Hotel Busesからバスに乗る
無事に外へは出られたものの、Oryx Rotanaなんてホテルは聞いた事もなかったですし、そんなホテルの表示なんてどこにも無い…。
そこでインフォメーションで尋ねてみた所、担当者が呼ばれて付いて行けとの事。共にそのまま空港出口の方へと歩いて行きます。
行き着いた先はTotel Busesの表示のある所。ここにOryx Rotanaとかかれたマイクロバスが止まっていました。ドアの前に立つと扉が開き、この運転手にホテルのバウチャーを見せたところ、OK、Welcome!と嬉しい一言!
結局の所、外へ出たら後は各自ホテルへ行ってチェックインをすれば良いという事ですね。Hotel Busesの所には各ホテル行きのバスが止まっているので、自分で探して乗り込めば良いのでしょう。
バスに揺られる事15分、ホテルOryx Rotanaへ到着!次回はこのホテルのレポートをお伝えします→Oryx Rotana Doha《オリックス・ロタナ・ドーハ》宿泊レポート!