前回に引き続き、トランジットで訪れたモスクワ・ドモジェドヴォ空港のラウンジ巡りから、今回は同じくプライオリティパスで入る事の出来る「Airport Business Lounge」をレポートします!
この名前のラウンジはドモジェドヴォ空港に3つありますが、今回は国内線のラウンジに潜入。レセプションの対応も良く、落ち着いたインテリアの内装でとても居心地の良いラウンジでした!
国内線の出発エリアにあるラウンジ
Airport Business Loungeですが、場所は国内線の出発エリア(制限アリア内)、メインコンコースから一つ上の階へ上がった所にあります。ちょうどS7航空ラウンジの向かい側で、入口はエスカレーターのある吹き抜けのホールに面しています。
営業時間は24時間、しかしラウンジが混雑している場合は、17:00~22:00の間で利用制限が行われます。
プライオリティパスの他、ロシア国内発行の幾つかのカードも使える様ですが、航空会社の対象ラウンジにはなっていない模様です。
開放感のある明るいラウンジ
中へ入ると左側にレセプション、その先はすぐラウンジエリアとなっています。所々に観葉植物が置かれた落ち着いた色合いの内装で、天井が高くて開放的!午後2時半ごろの訪問でしたが、ラウンジ内は空いていました。
フロアは隔たりの無い一続きの空間で、開放感のある大きな窓に沿ってソファー席が配置。ラウンジ中央部分にビュッフェカウンターがあります。
ソファーはゆったりとしたサイズでシートピッチも広く、これぞラウンジの醍醐味と言ったところ!こういう余裕のある座席配置も、最近の日本のラウンジではすっかり見かけなくなりましたね。
レセプションのすぐ横には、PCを備えたビジネスルームもあります。プリンターもありますが、無料で使えるかどうかは不明。
ビュッフェは少なめ、アルコールはビールが5種類
ビュッフェをチェックしてみると、数種類のサラダにホットミール、2種類のスープ(ボルシチを含む)があって、種類としてはこの下の階にあるショスタコーヴィッチラウンジと遜色無い程です。
ライスがあるのは嬉しいですが、葉物野菜の鮮度が悪いのは残念…。
ガラスケースの中には一口サイズのサンドイッチ等があって、この辺りもショスタコーヴィッチと一緒。料理の名前に中国語が併記されているので、よほど中国人の利用も多いのでしょう(しかしこの時は全く見かけず)。
アルコールはここもビールのみですが、缶ビールを中心に5種類あります。一応、全て無料で飲めるみたいです。
ビュッフェメニューを少しずつ試してみましたが、味としてはフツー。デザート類が殆ど無いので、Teaタイムとしての利用には向かないかもしれません。
トイレ・シャワーもある
レセプション横の通路を進むとサニタリーエリアがあって、ここにはトイレの他シャワールームも備わっています。
清掃が行き届いているのか、床も壁もピカピカ!とてもキレイなサニタリースペースで、気持ちよく使う事が出来ます。シャワーは恐らく無料で使えると思いますが、航空会社のラウンジではないので一応確認した方が良いかもしれません。
居心地の良いラウンジ!
と言う訳で、モスクワ・ドモジェドヴォ空港の国内線エリアにあるAirport Business Lounge。大した設備がある訳ではないですが、洗練されたデザインと開放感のある空間で、とても快適に過ごせました!国内線ながらビュッフェもありますし、モスクワ空港のラウンジのレベルの高さが窺い知れますね。プライオリティパスで入れるもう一つのラウンジ「ショスタコーヴィッチラウンジ」については、前回の記事をご覧下さい→作曲家ショスタコーヴィッチの名を持つ素敵なラウンジ!【ドモジェドヴォ空港】
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