タイ・バンコクでの観光を終え、JALで東京・羽田へ向かいます。イミグレを通過後、JAL指定のサクララウンジへ向かう前に「キャセイパシフィック航空ラウンジ」を利用しましたが、美味しいミールとドリンクに心満たされました!
ヌードルバーにBarカウンター、そしてシートピッチの広いソファーなど、心から寛げる空間です。そんなキャセイパシフィック航空のラウンジを見ていきたいと思います。
キャセイらしい落ち着いたインテリア
ラウンジ内へ入ると、左右に延びる細長い通路と窓に添って配置された各エリア。凡そ羽田空港のキャセイラウンジと同じ様な構造です。
右へ進んだ一番奥には、大き目のソファーが並んだリビングエリア。個々のスペースが広く取られているのが良いですよね。この時はまだ朝早い為か、ラウンジ内はどこも空いていました。
中央部のエリアには、この様に足を投げ出して座れる席も用意されています。ガッチリした革張りシートで座り心地も良く、仮眠も出来そうです。
一方、左へ進むと一番奥にヌードルバーがあって、緑のタイルと黒のカウンターチェア、コチラもビックリするほど羽田と全く同じデザイン!
ヌードルバーのエリアには、テーブル席も用意されています。一人用に区切られたテーブル席もあって、個人客でもリラックス出来そうですね。
種類は少ないが質の高いビュッフェ
続いて、ビュッフェを見てみましょう!ビュッフェエリアはラウンジ入口付近にあって、カウンターテーブルと窓側のカウンター席があるのみ。
奥にはコーヒーサーバーとドリンクの冷蔵庫があります。中にはコーラ・スプライト等のソフトドリンクの他、缶ビールが2種類。ビールは、タイのご当地ビール「SINGHA」と、お馴染み「Heineken」でした。
ミールの種類はかなり少なめ。サラダ、ハム、フルーツがあるくらいで、ホットミールは無し。まぁヌードルバーがあるので、食事に不自由は無いかと思いますが。
ハムは3種類。横には調味料が置かれていますが、オリーブオイル、バルサミコ酢の他、赤ワイン・ビネガーまであります。
このハムを少し頂いてみましたが、どれも風味豊かで美味!マカロニサラダも弾力のある上質なパスタと種類豊富な野菜が入っていて、こちらも美味しいです!ほんとキャセイパシフィック航空ラウンジのビュッフェは、どの国でも質の高いものばかりですよね。
Barで飲むパインジュースが美味い!
次はBarカウンターへ行ってみましょう。金メッキのカウンターと黒いハイチェアー、ここも羽田と全く同じ!
メニューを見てみると、左がアルコールで右がノンアルコール。どちらも種類豊富ですよね。“泡”はシャンドンのBrutとRosseが一つずつ、赤・白ワインはそれぞれ3種類ずつあって、中にはボトル3~4千円もする「Belleville Chardonnay 2015」もありました。
ソフトドリンクの中には“Mocktail(モクテル)”というノンアルコールカクテルもあるので、お酒が飲めない人でも楽しめるかと思います。コーヒーも、ビュッフェコーナーに置いてあるサーバーを使うより、ここで入れてもらった方が美味しいかもしれません。
今回はパインジュースを頂きましたが、これがまた美味い!程よい甘さと酸味、パイン独特の繊維質すら感じられる様な、美味しいパインジュースでした!これを片手に美味しいハムを摘み、ソファーで足を延ばして寛ぐ、何とも贅沢な時間です。
上質なキャセイのラウンジ
特別な飾り気は無く、またサービスもごく標準的。ヌードルバーやBarカウンターがあるものの、決して特別豪華なビュッフェが置いてある訳ではありませんが、キャセイラウンジのシンプルに美味しい料理と上質なドリンクの数々には、毎回感心させられます。上っ面なパフォーマンスではなく、本当に質の高い物を提供する事が“持て成し”の基本であるという事を物語っていますよね。鶴のマークの航空会社も、もう少し見習って欲しいと思う所。次回は、そんな航空会社のサクララウンジを見てみたいと思います→改装されたバンコクJALサクララウンジのビュッフェとワイン
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