今回、徳島には観光だけが目的で訪れた訳ではないのですが、ちょっと時間が空いたので徳島駅周辺の観光スポットを探してみたところ、市街地のすぐ側に「眉山」という山がある事が分かりました。
この山の山頂へはロープウェイが繋がっているので、気軽にアクセス可能!ちょうど晴れて気候も良かったので、行ってみる事にしました!
徳島駅近くの山「眉山」
今回訪れたのは、徳島駅から徒歩10分の所にある眉山(びざん)。山と言っても標高は290mしか無いそうですが、徳島の街のシンボルにもなっているのだとか。
今回は徳島駅徒歩0分のホテル「クレメント徳島」に宿泊していたので、そこから歩いて向かいましたが、駅前から延びるメインストリートを歩く事10分、モダンな建物が見えてきました!ここは「阿波おどり会館」という地域振興の公民館ですが、どうやらここから眉山へ繋がるロープウェイが出ている模様。
「阿波おどり会館」の5階へ
建物へ入ると、1階にはインフォメーションとお土産コーナー。この施設は5階建てになっていて、上階には阿波踊り資料館や阿波踊りの公演が行われるホールもある様です。
眉山へ行くロープウェイ乗り場は5階。インフォメーションの横に券売機があるので、ここでチケットを購入します。
料金は、大人往復1,030円。片道だと620円なので、往復で買うと割引になりますが、とは言えちょっとお高いなぁと…。尚、17:30以降だと往復620円に割引されるとの事(社会情勢により変更・廃止の可能性あり)。
5階へ行くと、エレベーターホールが待合室になっていて、ここでゴンドラが到着するのを待ちます。ここにはトイレやコインロッカーが設置。またここにも券売機があるので、下で買いそびれても安心です。
ロープウェイは15分おき
このロープウェイですが、2両編成のゴンドラが15分間隔で運行しています。リフトの様にコンスタントに来るタイプではないので、1本逃すと大分待たなくてはなりませんね…。
所要時間はおよそ6分。眼下には徳島の市街地が広がっていますが、ゴンドラの窓ガラスが遮光タイプな為か雲っており、あまりキレイには見えません。それでも、街並みの先にだんだん海が見えてくる光景は、なかなかのもの!
ゴンドラ内の椅子は、折りたたみ式が2つありますが、これに座るとますます景色が見え難くなってしまうので、あくまで補助的な位置づけかと思います。
頂上からの眺めは…?
頂上へ着いてロープウェイ乗り場から外に出ると、展望広場があります。
ここからの眺めがコチラ!標高290mというと、超高層ビルの最上階程度の高さに過ぎませんが、その割にはかなり遠くまで見渡せますね。この眉山から市街地を眺めると、淡路島や紀伊半島の方面を望む事になります。
この山頂付近は「眉山公園」という大きな公園になっていて、遊歩道が整備されているので、周辺を散策する事も可能です。地上まで道が繋がっているので、ロープウェイで登った後、帰りは歩いて帰るという使い方も出来ますね(道のりは3.5kmほど)。
最初の展望台から少し歩いて行くと、ベンチの付いた別の展望所もありました。こっちの方がゆったりと寛げて良いかもしれません。
頂上付近にある施設
眉山公園は、展望台以外にも幾つか施設があります。一つはロープウェイ乗り場横にある無料休憩所。ここには展望レストランも併設されているのですが、この時はちょうど工事中という事で入れず…。
もう一つは、このアジアンちっくな仏塔。これは「パゴダ」と呼ぶそうで、太平洋戦争におけるビルマ戦線の戦没者の慰霊の為に、1958年に建てられたものなんだとか。
この中はちょっとした博物館になっているそうですが、こちらもこの日は開いてなかった…。入場料は大人200円、10:00~17:00のオープンで、日曜祝日は休みとの事。
1,020円はちょっと高い…?
と言う訳で、徳島駅のすぐ近くにある山「眉山」へロープウェイで登ってみましたが、特筆する様なスポットではないものの、山頂は風が吹いて心地よく、春~夏の晴れた日に登れば、なかなか気分良く過ごす事ができると思います。
ただ、ロープウェイ往復で1,000円越えはちょっと高いかなぁ…。この眉山公園には駐車場があるので、車が利用出来るのであれば迷わず車で行く方が良いかもしれません。
眉山ロープウェイの詳細
- 住所:徳島市新町橋2丁目20(阿波おどり会館)
- 料金:往復1,020円(片道610円、小学生半額)
- 営業時間:9:00~21:00(11月~3月は17:30迄、8/12~15は22:00迄)