外国人観光客がほぼ居なくなった大阪の観光スポット、通天閣に続いては斬新な建築美で人気の「梅田スカイビル」へ訪れてみました！
2008年にイギリスの雑誌「The Times」にて“世界の建築トップ20”に選ばれて以来、外国人観光客に絶大な人気を誇る梅田スカイビル。夜景が美しい事でも知られていますが、昨今の社会情勢の影響で観光客はほぼ皆無！ゆったり景色が観られるチャンスです！
目次
“未来の凱旋門”と称される高層ビル
外国人に人気の「梅田スカイビル」、場所は大阪梅田の西側“うめきた”再開発地区の隣にあります。現在はかなり不便な所ですが、再開発によってすぐ近くに新駅が出来るので、将来的にアクセスはかなり便利になるかと。
“門”の様な形をした超高層ビル、なかなか斬新な建物ですよね！外国人の間では「未来の凱旋門」と称されているそうですが、確かにパリのエトワール凱旋門とグランダルシュを足して2で割った様な感じがします。
40階の展望台「空中庭園」へ
梅田スカイビルの展望台「空中庭園」への入口は、タワーイーストにあるファンファンプラザ内にあります。先ずはエスカレーターで3階へ上がり、そこから更にエレベーターとエスカレーターを乗りついで39階のチケットカウンターへ。
この入場料、数年前までは1,000円だったそうですが、2018年のリニューアルに伴って大幅値上げされた模様…。
屋内の展望フロア、展望カフェもある
さて、空中庭園は40階および屋上の2フロアに分かれています。40階はビルの中央部分を囲む回廊状になっていますが、南北方向に比べて東西方向は窓が少なく、東西の景色が見られる場所は限定的。
この40階のフロアは天井が低いながらも広々と開放的ですが、特に主だった施設や展示は何も無く、ちょっと物寂しい感じも…。特に今回は外出自粛の影響もあって、観光客の姿はまばらです。
このフロアに唯一あるセルフ式カフェ「Cafe SKY 40」では、ドリンクやスイーツの他、世界のビールが各種600円で飲めるWorld Beer Selectionもあります。
カフェの席は西側と北側の窓に面した所に多数用意されていて、ここはカフェを利用しなくても着席可能。サンセットタイムの需要が高いのか、西側の窓には日没時刻が表示されています。
その他、“Architecture”と題された小さな展示スペースでは、この梅田スカイビルの模型や建築行程などを紹介。
屋上の「スカイウォーク」
さぁそして最後は屋上にある展望台「スカイウォーク」へ！40階フロアの奥にある階段またはエレベーター（身障者専用）で上がって行きます。
屋上は屋根の無い円形の回廊になっていて、360度の移動が可能。ビルの中央は頑丈はガラス張りになっていますが、ここから下を覗くとなかなかスリリングです！
高さ173mとあって、眺望の良さは文句なし！以前お伝えした通天閣の展望台と比べても、更に遠くまで見渡す事が出来ますね。
しかし所々に突起物があったり、また回廊の東側はエレベーターホールがあるので景色は殆ど見えません。またビルの構造上、手すりのすぐ手前部分まで張り出しがあるので、足元の景色が見え難いのは残念な所。
身長の低い人は尚更で、実質的に眺望が楽しめるのは半分くらいと言っていいかもしれません。
夜景の美しさは一級品！
この梅田スカイビル、最も人気があるのはズバリ夜景の時間帯！都会のど真ん中に建つビルとあって夜景の美しさは言うまでもなく、この時間を狙って訪れる人も多いのだとか。
南側には大阪市内のビル群、北側には淀川に掛かる幾つもの橋や、その先に広がる星屑を散りばめた様な光の絨毯。これだけ多くの光に包まれた夜景が楽しめるのも大都会 大阪ならではですよね！
この屋上のスカイウォーク、通常は夕刻時から徐々に人が増えはじめて、日が暮れる頃にはこの屋上が満員になるほど混雑するそうですが、今回ばかりは殆ど人がおらずにガラガラ！
場所取りの必要も無くゆっくり景色が観られるのは良いですが、逆に客が少なすぎて周囲に居る係員の目線が痛い…？
外国人が来る前に訪れてみたい
と言う訳で、いつかは行ってみたいと思っていた大阪の観光スポットの一つ「梅田スカイビル」、いずれまた外国人が増えて混雑しない内に、興味のある方は是非訪れてみて下さい！
梅田スカイビル「空中庭園」
- 営業時間：9:30～22:30（最終入場22:00）
- 特別営業日：元日、淀川花火大会開催日、大晦日
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