美しい内装の王宮や宮殿などが幾つもあるポルトガルの「シントラ」ですが、見所の場所が点在している為、観光地巡りにはバスの利用は必須!今回は、シントラ市内を走る「路線バス」について、ルートMAPや乗り場、乗り方等をチェックしていきたいと思います!
尚、リスボンからシントラへの行き方については昨日の記事をご覧下さい→リスボンからシントラへ日帰り旅行!行き方とお得な周遊パスの買い方
バスのルートと乗り場
シントラの路線バスは400番台の番号がついていて、この内6路線がCPのシントラ駅前から発着。その中でも主な観光スポットを巡るのは434と435、その他「ロカ岬」へ行く場合に利用するのが403です。
運賃は1乗車につき€3.9とかなり高額ですが、昨日お伝えした周遊チケットなら乗り放題!詳しくはコチラ→リスボンからシントラへ日帰り旅行!行き方とお得な周遊パスの買い方各路線の運行ルートや時刻は以下の通り。冬季はこれよりも本数が減るので注意が必要です。
434
434番のバスは、シントラ駅を出発して「王宮(シントラ宮殿)」のあるレプブリカ広場→「ムーアの城跡(Castelo dos Mouros)」→「ペーナ宮殿(Palácio Nacional de Pena)」を巡ってシントラ駅に戻るルート。シントラ駅から南方向への一方通行で、逆向きのルートはありません。
運行時間は9:15~19:50、毎時ほぼ4本(15分おき)の運行ですが、観光客でごったがえす朝の時間帯はこの時刻に限らず、満員になり次第出発という形が採られている様です。
434番バスの乗り場はコチラ。Google Mapにあるバス停マークよりも更に数十メートル先にあります。434番は最も需要の高い路線の様で、朝一に来てみたら大型バスが何台も連なって停まっていました。
435
435番のバスは、同じくシントラ駅を出発して「王宮(シントラ宮殿)」のあるレプブリカ広場→「レガレイラ宮殿(Palácio e Quinta da Regaleira)」→「モンセラーテ宮殿(Parque e Palácio de Monserrate)」を巡って、シントラ駅に戻るルート。
こちらも一方通行なので、レガレイラ宮殿界隈からシントラ駅へ戻るにはかなり時間が掛かります。運行時間は9:30~19:50、毎時ほぼ3本(20分おき)の運行。
435番の乗り場は少し分かり難い場所にあって、434番の乗り場の先にある横断歩道を渡った先、南西方面へ向かう道路側にあります。
403
403番は、シントラ駅からロカ岬へ向かうバス。8:40から19:40まで概ね30分間隔で運行されています。早朝6時台や19時台にも403のバスはありますが、これはロカ岬へは行かずCascais Terminal行きなので注意が必要。
403番バスの乗り場は、シントラ駅中央の改札口を出てすぐ左側。ここは路線バスでは無いツアーバスの乗り場でもあるので、間違って乗ってしまわない様に気を付けておきたい所。
バスの乗り方とチケット
それでは実際にバスへ乗車!今回は434番に乗ってペーナ宮殿へ向かいます。平日の朝9時頃シントラ駅に着きましたが、434番バス乗り場は既に長蛇の列…!
しかし大型バスが次々に出ているので、5分少々で乗車する事が出来ました。
バスのチケットですが、今回はリスボンのRossio駅で購入した周遊チケットを使用するので、別途チケットの購入は不要。このチケットについては昨日の記事をご覧下さい→リスボンからシントラへ日帰り旅行!行き方とお得な周遊パスの買い方
チケットを持っていない場合は、バスの運転手から現金で購入。しかしこの時はスムーズな乗車を促す為か、別の係員がバスの外でも販売していました。
クレジットカードは使用不可、また現金でも大きなお札は断られている人も居たので、小額紙幣かコインは必須。
周遊パスを初めとするICカードVIVA Viagemを使用の場合は、運転席横のリーダーにタッチします。降車の際はタッチ不要。
バスの車内は至って普通の路線バスと言った感じ。ですが、一部の座席にはUSBコンセントが付いています。
降りる駅が近づいたらSTOPボタンを押しますが、435のバスで押したら何故か何も反応しなかった…。押さなくても有名な観光スポットの停車駅ではまず停まらない事は無いですが、もし心配なら予め運転手に伝えておくと安心です。現地のバス停では時刻表をチェック
出発からおよそ22分、ペーナ宮殿最寄のバス停Palácio de Penaに到着。特に渋滞はしませんでしたが、ルート表に記載の所要時間(14分)よりもかなりオーバーです。
各観光スポットの停留所では、一応帰りのバス時刻表をチェック。時刻表通りの運行とはならない場合も多い(434は特に)かと思いますが、まぁ目安にはなるかと。
と言う訳で、次回はペーナ宮殿へ潜入!チケット購入から内部まで詳しくレポートしたいと思います。→【ペーナ宮殿】チケットの買い方から見所まで/カラフルな城壁が美しい!
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