早咲きの桜で有名な「河津桜」が間もなく見ごろを迎える様で、静岡県の河津町では今年も2月10日~3月10日の日程で「河津桜祭り」が開催されます。
ソメイヨシノも情緒があって美しいですが、何年か前にガツンとくる濃いピンクの桜が見たくて検索したところ、この「河津桜」にたどり着きました。今回はこの「河津桜祭り」へ行った時の模様をお伝えします。
河津川沿いの桜並木
場所は伊豆半島の南東部、伊豆急行線の「河津駅」側近で、北西方面に流れる河津川に沿って桜並木が続いています。
この様に、川の両サイドにビッシリと桜並木。遠くには山並みも臨み、何とも爽やかな気分になります。
岸辺には菜の花も咲いていますね。この当時もまだまだ寒い時期ではありましたが、目に映る光景は“春”そのものです。
では、この両岸にある桜並木を歩いてみましょう。
桜並木を歩く
この時は満開を少し過ぎた辺りだったと思いますが、これだけ埋め尽くされていれば何も文句ありませんね。眼下には菜の花も咲き誇り、桜と良いコントラストを演出しています。
近寄って見てみると、その色の濃さが分かります。そして一房の“玉”が大きい事から、強い印象を受けます。ソメイヨシノの控えめな印象とは違い、明るく華やかですね。
また、ソメイヨシノは咲いたかと思うとすぐ散ってしまいますが、河津桜は1ヶ月近くも見ごろが続くそうです。天候に左右される桜鑑賞ですが、これだけ長期に渡って見ごろが続けば、鑑賞の予定も組み易くなりますね。
ウグイスとメジロの姿
さて、ここで聞いた事のある鳥の鳴き声が聞こえてきました。近寄ってみると…
居ました!ウグイスで間違いないと思います。花の中に埋もれている鳥にピントを合わせるのはなかなか難しく、30~40枚撮ってコレです(笑)。“梅に鶯”なんて言いますが、桜にあっても雰囲気出てますね。
こっちはメジロかな?「河津駅」から離れるほど人は少なくなり、鳥の声もよく聞こえてきます。
“春うらら”ですね。桜並木は3キロほど続くことから、収容人数は比較的多く、混雑したとしても駅から離れさえすれば人ごみに揉まれる様な事はないと思います。
渋滞必至!訪問は早めに
ただし、駐車場の混雑は必至です!私は月曜日の朝8時に着きましたが、駅に近い所の駐車場は既に満車、少し離れた北側の駐車場は余裕がありましたが、それでも9時を過ぎる頃には車で埋め尽くされていました。もしこれが土日祝日ですと、早朝に満車という事も考えら得ますので、よほど近隣の方でない限りは電車の利用が無難だと思います。関東在住の私は、これまで伊豆方面には何度か足を運びましたが、食べ物も美味しく、お気に入りの地域の一つです。最近「伊豆縦貫自動車道」が延伸されて、東名や新東名からも行き易くなりましたので、是非春の訪れを実感しに行かれては如何でしょうか?
以上、早咲きの「河津桜」の模様をお伝えしました。