UAEのドバイから東京･羽田へは、エミレーツ航空のファーストクラスという事で、ドバイ国際空港ではファーストチェックインを利用しました！ファーストクラスとビジネスクラス利用者だけが入れる特別なチェックインなだけに、さぞ豪華な空間を想像していたのですが…。
尚、今回は出発の前日から制限エリア内に入るというあまり一般的では無い方法でチェックインを実施。その詳しい手順についてもレポートしていきます。
目次
何も無い…？ドバイ国際空港T3出発ロビー
ターミナル1～3まであるUAEのドバイ国際空港。本家エミレーツ航空が発着するターミナル3の出発ロビーへやって来ましたが、何だか思っていたよりもずっと質素な内装でちょっとビックリ…。
ショップやレストランも少なく、この出発階にあるのはキオスク兼お土産が売っている「DUBAI SHOPPING」という店が数件と、サブウェイやバーガーキング等のファーストフード店があるのみ。
天井も低く、同じオイルで潤う中東カタールのドーハ･ハマド国際空港とはえらい違いです。ドバイは乗継がメインの空港なので、制限エリアの外はあまり重要視していないのかもしれません。
First & Businessチェックインの場所
さて、これから向かうのはファーストクラス専用のチェックインカウンター。ターミナルMAPによると、場所は出発ロビーの一番端にある様です。
案内表示にもあるので、迷う事はありません。
行ってみると、“First & Business Class”と書かれたゲートを発見！ここがファーストチェックインの入口の様ですが、まぁ何とも殺風景なエントランス。特別感ゼロですよね。メトロの出口からもかなり歩かされました…。
チェックインカウンターの奥に出国審査
中へ入ってみると長い通路が奥まで続いていて、一番手前にファーストクラスのチェックインカウンター、その続きにビジネスクラス。一番奥に出国審査場と、その先に保安検査場があります。
天井の照明が少し凝ったデザインになっていますが、こちらもあまり豪華さは無いですね。
エントランス付近には、ファースト･ビジネス兼用のエクスプレス･チェックインのカウンターがあります。
このエリア内にはこの様なソファーが所々に置かれていますが、まぁ何とも古めかしい椅子…。バブル終わりの平成初期に作られた喫茶店にある様な、かなり年季の入ったソファーです。
ファーストクラスの手続きも簡素…
ファーストクラスのカウンターは10個ほど。いずれも人が居て稼動していましたが、私がカウンターへ近づいて行っても誰一人手招きすらせず、ほったらかし…。こちらから話し掛けないと、仕事を始めてくれません。
係員の対応に問題はありませんが、所作も言動も必要最低限という感じ。これから始まる“特別な体験”への誘いとしては、あまりにも質素なチェックインだったのでちょっと拍子抜けです…。
前日のチェックインには別途手続きが必要
チェックインを済ませたら出発口へ。動く歩道を乗り継いだ先に出国審査場、および保安検査場があります。出国した後に手荷物検査があるので、もし機内持ち込み不可の物があってもの後には戻れなくなるので要注意。
ところで、今回は翌朝のフライトに向けて制限エリア内にあるホテルに宿泊するのですが、出国審査場でその事を伝えた所、一旦戻って別のカウンターで手続きしてくれと言われました。
私が分からないでアタフタしていると、連れて行かれたのが出国審査手前にあるエミレーツ航空の小さなカウンター。ここで宿泊予定のホテルのバウチャーの提示を求められました。
エクスペディアの予約確認書を提示したら、氏名や予約番号等を念入りにチェックされ、およそ2分程で完了。その後、再び出国審査を受けて、無事に無罪放免となりました！
今回宿泊するのは、制限エリア内にあるDubai International Airport Terminal Hotel（ホテル宿泊レポートはコチラ→ドバイ国際空港トランジットホテル宿泊レポート！International Airport Hotel）
恐らく出発までまだあと20時間もある事から、特段の用事が無い場合は入場させてもらえないのかもしれません。今回の様に、出発前日から入ってラウンジ巡りをしたい場合は、ホテルへの宿泊は必須という事になりますね。
と言う訳で、無事に制限エリア内へ潜入成功！次回は、制限エリア内にあるホテルのレポートをお伝えします。
…それにしても、優雅な気分の欠片も無かったエミレーツ航空のファーストチェックイン。ドーハ国際空港にあるカタール航空ビジネスチェックインの様な特別な空間を想像していただけに、ちょっと意気消沈…。
ドーハの豪華なチェックインについてはコチラをご覧下さい→ドーハ・ハマド国際空港First & Businessチェックインを体験！
