久々に新宿駅に立ち寄ってみました。人と待ち合わせをする機会の多い南口界隈ですが、暫く見ないうちに随分と様変わりしていました。以前から、甲州街道の拡張工事とバスターミナルの整備、および商業ビルの整備が進められて来ましたが、ビルとバスターミナルは既に竣工し、一部はオープンしている様です。
新宿駅南口「ミライナタワー」
この様に、南口改札を出て甲州街道を挟んだ向かい側にも駅ビル施設が出来た形になります。左にそびえ立っているのが、新ビル「ミライナタワー」です。
新バスターミナル「バスタ新宿」は4月4日オープンとのこと。私も以前、事務所の出張で高速バスを利用した事がありますが、駅から離れた乗り場まで大きな荷物を引きずって大変でした。これなら雨にも濡れずに大変便利になる事でしょうね。
その隣には新たに改札口も出来ました。以前サザンテラス口があった所かな…?
更に回り込んだ所にも、新たな改札口が出来ています。もうなんだか数え切れない程の改札口…“新宿ダンジョン”もいよいよ本格的な「迷宮」になってきましたね。
商業施設「NEWoMan」に潜入
新たに出来たミライナタワー改札の方へ進んで行くと、商業施設への入口が見えて来ました。
「ニュウマン」と読むそうです。恐らく女性を表す“Woman”が起源となった事は想像に難く無いですが、セレクトショップ、ヘアサロン、保育所といった、20~40代の働く女性をターゲットにした施設が充実しています。
この日は日曜日だった事もあって、家族連れが目立ちました。平日にはOLで賑わう事と思います。
ところで、館内マップを見てビックリ!日本語が殆ど見当たりません…。店名はおろか、設備の案内まで英語表記です。このNEWoMANのホームページも英語表記ばかりなので、元々そういう方針なのかな…
しかしよく見てみると「EKINAKA」だの「EKISOTO」だの、日本語をローマ字表記にしたものもあります。これって日本人はおろか、英語圏の人にもわかり難いですよね…。お洒落なデザインを追及するのも良いですが、パッと見るだけで情報を理解できるものが欲しいところです。新宿駅を見下ろす展望スペース
さて、NEWoMANの上階へ進んで行くと、屋上園庭に出ることが出来ました。
カフェスペースもあって、夏場の晴れた日には開放感あって良いですね。
屋上園庭は3階層くらいに分かれています。一番上まで行くと、高島屋やタイムズスクエアの看板が間近に迫る所に出て来ました。
ちょっとした展望スペースになっています。ビルに挟まれた新宿駅を眺める事が出来る、新たなスポットになりそうです。
特設の美術展
園庭の展望スペースから建物内へ入って行くと、なにやら白い囲いが…
無料の美術展が行われていました。ENKI BILALというフランスの漫画家の作品展です。
影の表現が特徴的で、独特なタッチと色使い、そして描かれる人物の表情は、洞察に富んだ目力で惹きつけられますね。
4月6日水曜日(~20時)まで開催されているので、興味のある方は訪れてみては如何でしょうか?駅上で好アクセスな上に小規模な為、仕事終わりにサクッと見て周れると思います。
行く度に姿を変える新宿駅ですが、バスターミナルの完成によって、漸く完成形に近づいてきたのではないでしょうか。4月4日のオープン後には、また見に行ってみようと思います。
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