2018年も残りあと僅か…。今回は今年最後の記事として、私がこれまでヨーロッパ各国で見つけたユニークな路上パフォーマーを集めてみました!
ヨーロッパの観光地で広場や橋の上へ行くと決まって現われるのが、工夫をこらしたパフォーマンスで銭を稼ごうとするパフォーマーたち。見た目もクオリティも様々で、中にはあっと驚く様なハイクオリティのパフォーマンスもあったりして、なかなか面白いです!
スタチュー(人間銅像)編
先ずは定番、「スタチュー」と呼ばれる銅像の格好をしたパフォーマーから。こちらはスペイン・バルセロナのサンタ・エウラリア大聖堂前の広場で撮ったものですが、鳳凰の様な羽を纏った黄金の女性。微動だにせず、いかにして銅像の様に見せるかがモットーですが、チップを入れてあげると動いて写真撮影に応じてくれる銅像もいます。
この人間銅像は黄金である場合が多く、チェコのプラハで見つけたスタチューも金ピカ!彼らはチップを受け取っても何も反応しませんでしたが、呼吸すら感じさせないそのクオリティの高さはお見事!
スイスのジュネーブでは、トラムの停留所でベンチに座るオジサン。こちらもかなりクオリティの高いパフォーマンス…かと思いきや、これは本物の銅像でした(笑)!
大規模なセット編
スタチューの中には、ただ銅像の真似をするだけではなく手の込んだセットで魅せてくれる者もいます。例えばこちらはオーストリアのザルツブルクにいた、空中浮遊をするツワモノ!
仕掛けは大体想像つきますが、これもなかなか手の込んだセットですね。
またドイツのミュンヘンでは、手に持ったコップから水が流れ続けるというパフォーマンスも!足元の土台の下には色々と仕掛けが隠れていそうですが、こんな道路のど真ん中に水道の蛇口があるのだろうか?
大量の水を使用する為か、一応排水溝の側にセッティングするという心配りはある様です。それにしても、公共の水をこんな事で使用して良いのでしょうか…?
ミュージシャン編
続いてはミュージシャン編!これも定番となっているパフォーマンスの一つですが、楽器も装いも様々。イギリス・ロンドンでは、スコットランドの民族衣装を着たバグパイプ奏者を頻繁に見かけました。
ミュンヘンでは、ちょっと珍しいグラスハープ奏者の姿も!派手な服装もパフォーマンスも無く、完全に実力勝負の様ですが、なかなかクオリティの高い演奏です!
実力勝負としては、バルセロナに居たオペラ歌手もその一人。「夜の女王のアリア」を熱唱していましたが、プロ顔負けの歌声に拍手喝采!もしかしたら、音楽アカデミーの生徒かなんかで、度胸試しに来ているのかも?
正統派のミュージシャンと言えば、忘れてはいけないのがオーストリア・ウィーン。ウィーン中央駅の構内にはグランドピアノが設置されていて、様々なピアニストが腕を披露しています。
でも駅構内の残響があり過ぎて、何を弾いているのか分からなくなる程。逆に言うと、上手い人が弾いても下手な人が弾いても大して変わらず、それなりに聴こえてしまいます(笑)。
珍パフォーマー編
その他、ちょっと面白かったのがこちらのパフォーマー。アコーディオンの演奏に合わせて2人で足並み揃えたダンスを披露していますが、見ての通り片方の人の首から上がありません。
ただ演奏するよりも、こういうマジック的な要素があった方が、人の目を引くという良い例ですね。
そして、中にはこんなパフォーマーの姿も!これまで見た中で最も地味なパフォーマンスです(笑)。異様にリアルな犬の目がちょっと怖い…!
ヨーロッパの街は面白い!
以上、ヨーロッパ中で見つけた路上パフォーマーの姿をお伝えしましたが、如何でしたでしょうか?旧市街広場など人の沢山集まる所では、こういうパフォーマーを探し歩くというのもなかなか面白いものです。
と言う訳で、今年も沢山お読み頂きありがとうございました!来年もよろしくお願いします。