【日本ワインMATSURI祭】へ行ってみた!安くて美味しいワインを探せ!

現在、東京の日比谷公園で開催されている「日本ワインMATSURI祭」へ、昨日友人と二人で行ってきました!

これは、日本全国のワイナリーが一斉に集まり、各地のワインを試飲できるというもの。どの様なワインが飲めるのか?また、安くて美味しいワインはどれか?レポートしていきたいと思います。


日比谷公園で4/15まで開催

nihonwine-matsuri

今回私達が訪れたのは、日本ワイナリー協会が主催するワインフェス「第4回日本ワインMATSURI祭」。東京の日比谷公園で、4/13(金)~4/15(日)の3日間開催されています。

ワイン祭の場所

開催時間は11:00~17:00。会場となる噴水広場は地下鉄日比谷駅が最寄ですが、今回はJR有楽町から向かいました。Google MAPを見てみると、噴水広場の所にマークが出現していますね!

日本ワイン祭会場

行ってみると、公園の中に白い特設のテントがズラリ!若者向けのイベントと違って、うるさい音楽が大音量で鳴っているという事が無いのが良い所。ちょうど晴れて気候も良く、まさにイベント日よりでした!

日本ワイン祭の混雑

凄い人で賑わっていますが、平日の為かそこまで混雑した印象はなく、適度に盛り上がっている感じ。ただこれが日曜日(明日)になると、もっと凄い事になりそうですね。

日本ワイン祭の屋台

会場内には、屋台の営業もありました。焼きチーズや牛タン、中にはおでんなんかもあって、バラエティ豊かですが、がぜん割高なのは言うまでもなく~。

先ずはチケットとグラスを買う

日本ワイン祭のチケット販売所

さて、このワイン祭のシステムですが、ワインを飲む為には先ずチケットをグラスを購入しなくてはなりません。専用のテントで、グラス+チケットのセットが2,000円で販売されています。

日本ワイン祭のチケット

チケットは10枚つづりになっていて、1枚あたり100円分の金券になっています。これを各ワインのブースに持って行って、ワインの値段に応じて支払う仕組み。

ワインは一緒に購入したグラスに注いでもらう形になりますが、これがすごく安っぽいプラスチック!せっかくワインフェスなんだから、もう少し口当たりの良いグラスでも良かったのに…。

日本ワイン祭スタッフ

尚、専用のブースでは2,000円での発売に限られますが、黄色い服を着たスタッフに言えば、チケットをバラで売ってもらえます。

日本ワイン祭チケットのバラ売り

但し、その場合はグラス代が別途200円かかってしまうので注意が必要です。つまり、1,800円分以上ワインを飲む場合は、最初の専用ブースで2,000円分を購入した方がお得だと言う事。

私達は最初このバラ売りで小額を購入しましたが、結局2千円近く使ってしまったので、ちょっと損した気分…。

ワインの相場は300円~700

ワインブース/日本ワイン祭

チケットとグラスを購入したら、各ブースへ行ってワインを注文します。ワインのテントは10個くらいあって、各々のテントに6社ずつワイナリーが出展しています。

上部には各ワイナリーの名前と共に“山梨県”や“長野県”等と地域名と番号が書かれているので、分かり易いですね。

ワインの種類/日本ワイン祭

各社とも大体3本ずつ用意されていて、赤・白・ロゼ・スパークリングと各銘柄を出展している所もありました。ワインには“3枚”とか“4枚”等という様にチケットの必要枚数が記載されているので、それに応じたチケットを支払います。

十勝ワインの価格

気になる価格ですが、ワイン1杯の最低価格は300円(チケット3枚)。中には900円もする銘柄もありましたが、全体的には概ね300円~700円が相場の様です。

ワインの量/日本ワイン祭

ただ、このグラス1杯の量がとても少ない!ただでさえ小さなグラスなのに、それに3分の1しか注いでくれません。これじゃあワインを慈しむと言うより、ただの試飲会ですよ…。

肝心の味の方はと言うと、最初に北海道の「十勝ワイン」の赤を試しましたが、あまりにもライト(薄味)過ぎて味気無し。また山梨県の「大和葡萄酒」の白は、標準的なおいしさはあるものの特筆する味ではなく、ちょっと期待していたものとは違いました。

コスパ最高のワインを発見!

アルプス/ワイン

そんな中、コスパ最高の美味しいワインを発見!それは45番ブースの(株)アルプス、長野県の会社です。

アルプスのワイン

ここには赤・白・スパークリングの3種類が用意されていて、価格はいずれも最低の300円とお手頃!

アルプスの赤ワイン

赤ワインを頂いてみましたが、これがとても美味!口に含むと、舌にスパークリングの様なシュワっとした刺激があって、続いて葡萄の豊潤な風味が広がります。強めの主張と豊かな甘み、これは今回飲んだ中でピカイチです!

この「Musee du Vin」という銘柄を調べてみましたが、市場価格は1,000円台後半。ヴィンテージで味は多少異なるとは思いますが、日本の市場でこの価格とはかなりお手頃!

この(株)アルプスの人に伺ったところ、このワインは過去に“コスパ最高ワイン”として表彰された事もあるのだとか。確かに、ボトル1,500円程度でこの味のワインが買えるなんて、他ではなかなか見当たりません。

アルプスのスパークリング

因みに、スパークリングも試してみましたが、こちらはただ甘いだけでイマイチ…。ここは素直に“赤”を飲むのが一番です。

チーズの無料試食もあり

チーズプロフェッショナル協会

ところで、会場内には「チーズプロフェッショナル協会」という名のブースもありました。どうやらここでは、1時間に1回チーズの試食が行われているらしい。

行列/日本ワイン祭

時間になると、チーズの帽子をかぶったスタッフ達による誘導が始まり、テント内へと案内されます。無料のチーズを求める人で、この通りすごい行列!

チーズの試食/日本ワイン祭

中へ入ると、ケースに入れられた4つのチーズが渡されます。これは全て日本にあるチーズ工房で作られたチーズで、今回の祭に出展されたチーズの中から毎回4社のチーズが選ばれます。一緒に渡される解説書もかなり詳しく書かれていて分かり易いです。

アンケート/日本ワイン祭

もちろん、タダで食べるからには仕事があって、アンケートに答える必要があります。でもすごく簡単なアンケートなので、1分も掛からず。テント内のボックスに入れて終了!

チーズの種類/日本ワイン祭

尚、1時間ごとに種類の異なる銘柄が提供されるという事なので、1時間後にもう一度行列に並んで、試食させてもらいました!2回目も4つのチーズがあって、味はどれもなかなか美味しい!

日本の工房で造られているという事もあって、おそらく日本人好みの味になっているかと思います。チーズはヨーロッパが本場ですが、以前ウィーンのスーパーでチーズを買ったら、臭くて食べられたものじゃなかった・・・。

色々なワインが飲めるのは良いけど…

日比谷公園のワインフェスティバル

と言う訳で、日比谷公園で開催中のワインフェス「日本ワインMATSURI祭」の初日へ訪れてみました!色々な銘柄のワインが飲めるのは良いですが、流石にグラス1杯の量があれじゃあ、ちょっと物足りない気がします。

この様なフェスティバルは宣伝が目的なのだから、これで儲けようとしないで、もうちょっと広告費出してくれても良いのに…。

ともあれ、訪れる予定のある方は、是非コスパの良い(株)アルプスの赤ワイン、そしてチーズの無料試食をお忘れなく!