フランス・リヨンから、再びジュネーブへ戻って来ました!3名のファイナリストが決定したジュネーブ国際コンクール2018のピアノ部門、いよいよ決勝の時を迎えます。
ホールでの鑑賞に先立ち、今回は決勝の会場や曲目等について見ていきたいと思います。
ファイナリスト3名の演奏曲目
11月8日行われるジュネーブ国際コンクールピアノ部門の決勝、出場者と演奏曲目は以下の通りです。
- Mr. San JITTAKARN(タイ)/L. v. Beethoven: Concerto N° 3, Op. 37
- Mr. Dmitry SHISHKIN(ロシア)/S. Prokofiev: Concerto N° 3, Op. 26
- Mr. Théo FOUCHENNERET(フランス)/B. Bartók: Concerto N° 3
出場者総勢41名から絞られた最後の3名。いずれも輝かしいプロフィールを持つ実力者ばかりですね!ショパンコンクール第6位のDmitry SHISHKINさんも無事にセミファイナルを通過した様ですし、決勝でどの様な演奏を披露するのか注目です。
会場はVictoriaホール
決勝の会場は「ヴィクトリアホール」。これまでの会場の中で最も街中にあるコンサートホールです。
19世紀末、イギリスのヴィクトリア女王に敬意を表して名づけられたというこのホール。ロココやバロック等ヨーロッパの建築様式をふんだんに取り入れたデザインだそうで、HPを見ると何ともゴージャスなホールの写真が載っています!
まるでオペラ座の様な内装のコンサートホール、どんな響きを聴かせてくれるのだろうか?
日本時間9日午前3時から生配信
そんなコンクールの決勝ですが、セミファイナル同様、公式YouTubeチャンネルにてインターネット中継が行われる予定です。時差の関係で日本時間では9日の午前3時~という非常に眠い時間になってしまいますが、観られるという方はぜひ!
3名がそれぞれがタイプの異なる協奏曲を弾くので、ショパンコンクールの決勝の様に同じ曲ばかり聴かされるという事も無く、聴いていて面白いと思います。
美しいホールの模様等、決勝の模様はコチラ→ヴィクトリアホール観賞レポート!ジュネーブ国際コンクール決勝