もはや“陰部を隠す下着”とも揶揄される様になった「マスク」。未だ道行く人の9割以上がマスクを付けているという異常な状況が続いていますね。俗に言う“マスク脳”の人達ですが、JALやANAなど飛行機内をはじめ、今やタクシー車内でのマスク着用義務化も検討される等、欧米に習えとばかりにマスク絶対主義に拍車が掛かっている日本列島。
しかし皆さん、マスク着用による弊害や健康被害についてきちんと調べた事はありますか?マスクを着け続ける事が感染症対策に効果が無いだけでなく、逆に感染拡大に繋がる恐れがあるという事は、世界の各方面で次々に証明されています。
“マスク着用こそ正義”と考える人、また世間のマスク同調圧力に悩んでいる人にも是非読んでもらいたい、マスク不要論を裏付ける様々な根拠についてレポートしたいと思います。
Index
ほぼ全員マスクを正しく使えていない
先ずはこちらを見て頂きたいのですが、これはエーザイのサイトから拝借したもので、人が同じマスクをどのくらい使い続けるかを調査したアンケート結果。これによると、約7割の人がマスクの交換頻度は1日に1回、一方でおよそ2割の人は2日以上同じマスクを使い続けている事が分かります。
マスクは毎日新しいものに交換すれば問題ないと考える人も多い様ですが、感染症対策としてマスクを使用する場合、1枚につき1日ごとの交換では少な過ぎです。ロシアにある医科大学の研究によると、マスクはウィルスや細菌の温床になる事から、同じマスクの使用は2時間が限度としています。
またこちらのブラジルのサイトで紹介されている研究では、2時間を超えるサージカルマスクの着用でウィルスを防ぐ効果の著しい減少を確認。マスクがウィルスを効果的に遮断出来る時間は驚くほど少ないのです。
それに加えて、たとえ短時間の装着でも咳やくしゃみをしたらその都度交換、また屋外から屋内へ入る時も外のウィルスを持ち込まない為に交換が必要。そこまでして漸く“正しい使い方”という事になりますが、その様な使い方が出来ている人は果たしてどの位いるのでしょうか?
これらを一般的なサラリーマンの日常で例えるなら、朝の通勤電車で1枚(乗り換えをしたら更に1枚)、会社で最低4枚(8時間勤務の場合)、昼のランチで訪れるレストランで1枚、帰りの電車で1枚ないし2枚、加えて咳やくしゃみをした場合の予備も含めると、毎日10枚以上のマスクを持ち歩かなくてはならなくなりますが、そんな事出来ますか?
また街中を見渡すと、喫煙所でタバコを吸う際やドリンクを飲む際に手で顎に寄せたり、食事の際に手で外してポケットに入れ、それをまた装着する様な雑な扱い方をしている人の何と多い事か…。
マスクを本当に正しく使えている人は、1%も居ないのではないでしょうか?
正しく使えていないマスクは、埃とウィルスの溜まった空気清浄機のフィルターと同じ様な事。これを口に当てて常に呼吸によってウィルスを拡散、呼気による湿気で菌が増殖。マスク者で埋め尽くされた通勤ラッシュの電車内は、想像しただけでもゾッとします。
マスクをしていれば確かに咳やくしゃみをした瞬間は唾を飛ばず量が減って良いかもしれませんが、細菌が大量に付着したマスクを着けて人と密になる事が如何に危険か、想像に難くないのではないでしょうか?
道行く殆どの人がウィルスや細菌に汚染されたマスクを着用し、そのままあらゆる所で屋内外を行き来している現状、それならば全員マスクを外した方がよっぽどマシです。咳やくしゃみをする際は、ハンカチで口や鼻を押さえれば済む話。
眉唾なTV報道と東京大学の研究結果
TVや新聞等で連日に様に報じられる“マスク有効説”ですが、専門家を名乗るコメンテーターの発言はいつも決まって飛まつ感染やエアロゾルに対する効果ばかり。
マスクに付着したウィルスや細菌が人にどの様な影響を与えるのか、専門家なら容易に分かるはずなのに、不思議とそういう話題が出てきませんね。
そんな中、東京大学医科学研究所が先日アメリカの科学雑誌「mSphere」に載せたマスクの効果に関する研究結果もまた眉唾ものです。
これは実際の新型コロナウィルスを使った実験に関する論文で、人口呼吸機能を備えた2体のマネキンがマスクをする事で吸い込むウィルスの量をどの程度抑える事が出来るかを調べたものですが、この論文によれば、マスクを付ける事でマネキンが吸い込むウィルスの量が、布マスクの場合20%~40%、医療用のN95マスクの場合80%~90%減少したとの事。
大手マスメディア各社はこの結果を見て一斉に“マスクの有用性が確認出来た”などと大々的に報じていますが、論文を見て分かる通り、たった20分間の観察なんかで何が分かるのかと。そのウィルスの付着したマスクをその後30分、1時間と装着し続けた場合の影響が全く考慮されておらず、一般的な使い方からは掛け離れた、意味の無い大変お粗末な結果です。
つまりこの実験によって得られたのは、「マスク着用による効果は、咳やくしゃみによって飛び散る飛まつの量を“減らす”のみである」という事、しかも医療用ではない布マスクではその効果すら限定的(1/3程度しか防げない)であるという事。一般市民の使う市販のマスクは、“感染させない効果”すら僅かしか無いという事です。
この実験結果に関する考察は、とある医師の方のページにも詳しく記載されているので併せてご覧下さい↓
マスク着用で様々な疾患を患う危険性
長期に渡るマスクの着用は、感染症予防に対して殆ど効果が無いばかりか、着用する者の健康を著しく害します。特に鼻や口を継続的に押さえる事で心臓や肺への負担が懸念されていて、日本でも様々な学者や研究者が注意喚起しているのですが、何故か殆ど報じない大手マスメディア達。
マスク着用による弊害については世界でも多く報じられていて、例えばこちらのJim Meehanという予防医学の博士の論著によると、マスク着用は感染症対策に効果が無いばかりか、血中の酸素濃度低下によりCovid-19による重症化リスクが高まるとの事。
他にも、体内の二酸化炭素濃度の増加による頭痛、肺や心臓への負担増、肺炎、カビやバクテリアの増殖による呼吸器疾患など、様々な疾患が想定されています。
またRussell Blaylockという医学博士の論著によると、マスク着用によってコロナウィルスが鼻腔から脳にまで達し、嗅覚神経等に著しい影響を与える恐れがあるとの事。本来マスクをしていなければ体内へ吐き出されていたはずのウィルスが、マスク内の空気の流れによって鼻の奥の方へと効率良く運ばれてしまう訳ですね。
ウィルスは単独では力を徐々に失うが、人の体内に入る事で感染力を高めます。つまり、マスクをしなければ空気中に拡散されて感染力を失うはずだったウィルスも、マスクを着ける事で逆に人間の体内へ入る機会が増えて感染力が保たれる事になり得る訳です。
人間の体は上手く出来ていて、体内で不要になった有害な物は呼吸によって常に体外へ排出される訳ですが、マスク着用が明らかにそれを阻害している事は素人にも分かる事です。
マスク着用義務で死者が増加した欧州の国々
マスク着用が感染症対策に効果が無い事は、コロナ感染拡大を理由にマスク着用義務化しているヨーロッパ各国のグラフを見ると明らかです。
こちらはイタリアとチェコにおける新型コロナの死者数のグラフ(Google提供)ですが、イタリアでは10月8日から、チェコでは9月1日からいずれも公共の場におけるマスク着用が義務化されましたが、その直後から死者数が右肩上がりで増えているのが分かりますね。
こちらはスペインの新型コロナ死者数を表すグラフ。スペインでは7月8日にバルセロナのあるカタルーニャ州、7月30日に首都のあるマドリード州が義務化され、直後から死者数が徐々に増えているのが分かります。
マスク着用義務と言っても国や地域によってその制限範囲にばらつきがありますが、屋外まで含めたより強固な制限の所ほど死者の数が多くなっている気がします。いずれにしろ、これらを見る限りマスク着用義務は全く功を奏していない訳です。
コロナ感染対策で比較的優秀とされる北欧も例外では無く、一旦は死者数ゼロに押さえられていたデンマークは、8月22日からの公共交通機関でのマスク着用義務化によってその直後から再び死者数が増加傾向に。でも屋外を含めた全域ではない為、まだマシなのかもしれません。
とは言え、マスク無し、ロックダウン無しの緩い政策で死者数が大幅に押さえられている隣国スウェーデンとの差は歴然です。
Let’s take a brief journey into the success (or lack thereof) of masks in preventing the spread of coronavirus.
Come with me on a tour of the wonderful world of mask mandates and their results.
Here is a preview of our journey.
(1/16) pic.twitter.com/QKb8HUi1u9
— Yinon Weiss (@yinonw) October 27, 2020
欧州のコロナ感染拡大の要因がマスク着用義務にあるという事については、アメリカのとある実業家の方がTwitterに分かり易くまとめています。欧州だけでなく、アメリカのカリフォルニア州やハワイ州までもマスク着用義務化によって感染拡大。当該地域に住む人はこの事実に早く気づくべきですね。
検閲、情報操作…マスク反対派の発言は伏せられる
今や、誰もが気軽に手に入れられる様になったマスク。日本でもシャープ等の異業種が次々に参入して“良く売れる”からとマスク製造に躍起になっている様ですが、逆を言えばマスクが売れなくなると彼らは困る訳で、彼らに投資している大手企業等と繋がりの深い政治家や権力者達の私利私欲が、そこに何らかの形で絡んでいる事は想像に難くないでしょう。
上記のデンマークにおいても、感染が拡大し始めた4月当初からマスクの有用性について疑いを持ち、それについて検証した論文もあったそうですが、その多くが政治的な理由によって却下されたとの事。
政治的な思惑で発言がコロコロ変わるのはWHOもそうですが、マスクの効用について真実の多くは、この様な形で伏せられているのです。
Twitter has censored two tweets by scientist and White House Coronavirus Task Force member @SWAtlasHoover. After 300 years, the Age of Enlightenment has ended. pic.twitter.com/Q2lFKWnp6z
— Martin Kulldorff (@MartinKulldorff) October 18, 2020
この様な情報操作はネットやSNS上においても散見されていて、例えばTwitterではマスク着用に対する否定的なツイートをするとガイドラインに違反したとして検閲対象になる場合もあるのだとか。
恐らくある程度名声のある人でない限りこの様な検閲に引っかかる事は無いとは思いますが、自由な発言が出来てこそTwitterの醍醐味なのに、まるで戦時中の日本の様な酷い扱いですね。
また検閲という意味ではGoogle検索も例外ではありません。Googleが定期的に検索アルゴリズムをアップデートしている事は周知の通りですが、実は最近Covid-19に対して意見を述べた大手ではない個人のサイトの検索順位が著しく下がっていて、これはGoogleによる検閲ではないかと噂されています。
特に今年5月4日に行われたアルゴリズムアップデートは大規模なもので、当ブログのコロナ関連記事も殆ど検索されなくなってしまいました…。新型コロナに関する情報を検索しても大手マスメディアの煽り情報ばかりが目立って表示されますが、それは権力者による情報操作なんだと自覚すべきでしょう。
「極論なんか言わず黙ってマスク着けろ」と言う人へ
ところで、マスク反対派の人間がこういう事を言うと、「たかがマスクごときで騒ぎ立てて馬鹿じゃないの?マスク着用した所で死ぬ訳でも無いし、つべこべ言わず黙って着けてりゃいいじゃん」と言う人が居るかと思います。
確かに、波風を立てずに黙って世間の風潮に身を任せていれば、いずれ自然と解決すると考える人は多いでしょう。
しかしもう既に半年以上、マスク着用を“マナー”等とする誤った風潮が人々の積極的な社会活動を妨げている事は事実ですし、人々の軋轢を生んでいる事も事実。中には感覚過敏症などでマスクが着けられない人もいて、何の落ち度も無い人達が多数派の作り出す同調圧力に日々怯える生活を強いられているのです。
日ごろからTVの煽り報道ばかりを見て“マスク着用こそ正しい、未着用は悪”と決め付けている人達、居心地の良い多数派であるのを良い事にマスク未着用の少数派を攻撃したり、自らの感情に任せて失敬な態度を取る、それこそ“多数派は正義”という戦中・戦後から続く古い考え方であり、赤や黒以外のランドセルを身につけたクラスメートを集団でイジメていた様な、悪しき全体主義を理想とする旧時代の小学生期を過ごした老年世代の恥ずべき姿です。
少なくとも日本においては公共の場でのマスク着用は義務化されていない訳ですから、マスクをしないも個人の自由。それを浅はかな知識の下、着用はマナーだとか言って“マスク警察”に走る人こそ、リテラシーの無い時代遅れの人間なのではないでしょうか?
マスクを外して早く元の生活に!
結局の所、昨今の異常なマスク着用は“知らぬ間にコロナに感染している人がお年寄や基礎疾患のある人にうつしてしまわない様に”という認識から来るものですが、殆どの人が汚れたマスクを使い続けている現状、飛まつ感染を防ぐ効果すら微々たるものでしかない市販のマスクを誰彼かまわず装着すべきというこの風潮には、ほんと理解に苦しみます。
風邪をひいて咳やくしゃみが止まらない人が混雑した所で着用するのが本来のマスクの正しい使われ方であり、大多数の健康な人が全員マスクをするというのは自他共に有害でしかない訳です。
人々のマスク脳が無くならない限り、このコロナ騒動が収まる事は絶対に無いでしょう。少しでも多くの人がマスクおよび感染症に対する正しい知識を得て、少しでも早くコロナ前の生活に戻れる事を切に願っています。
マスクに関しては以下の記事も併せてご覧下さい!