バンコクの屋台「タラートロットファイ・ラチャダー」で大きな魚を味わう!

サイアムニラミットの帰り、MRTのタイ文化センター駅の道路を挟んだ反対側にある屋台街「タラートロットファイ・ラチャダー」を訪れてみました。夜遅くにも関わらず昼間の様に明るい屋台街、そこで食べた大きな白身魚の味など、タイならではの屋台街をレポートしたいと思います。

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駐車場を通って行くと近道!

「タラートロットファイ・ラチャダー」への最寄り駅は、MRTのタイ文化センター駅(Thailand Cultural Centre)。昨日ご紹介した「サイアムニラミット」と同じ最寄り駅です。

バンコクには大きな屋台街が幾つかあるのですが、どこも駅から離れた不便な所ばかりでなかなか気軽に行く事が出来ず…。でも今回のタラートロットファイ・ラチャダーは駅からもすぐ近く、アクセスは良好!

MRTタイ文化センター駅前

でも、その場所がちょっと分かり難い…。位置的にはESPLANADEというSCの裏に当たるのですが、そこへ通じる裏道がMRTの駅とは反対側にあるので、特に今回夜に訪れた際はちょっと迷ってしまいました。

Taradrodfi-Ratchadaへのアクセス

私が通ったのは、このSCの駐車場を抜けて向かうルート。SCの正面エントランスから駐車場へ向かう車の導線に従って進み、そのまま駐車場を突きってSCの反対側へ抜けて行けば屋台街が見えてきます。

タイ文化センター駅SCの駐車場

決してイレギュラーな行き方では無い様で、地元民らしき人達も多くこのルートを利用していました。これだとMRTの駅からも近くて便利!ただし、車が頻繁に進入して来るので、注意して歩かないと危ないです~。

カラフルなテントの屋台街

タラートロットファイ・ラチャダーのカラフルなテント

駐車場を抜けて、屋台街へ到着!このタラートロットファイ・ラチャダー、カラフルなテントが特徴だと聞いていましたが、確かに赤や黄色、緑などカラフルなテントが並んでいますね。SCの上階から眺めると美しいとの事なのですが、SC内は既に閉店していて上階へ行く事は叶いませんでした。

タラートロットファイ・ラチャダー屋台街

時刻は既に23時、流石に店じまいを始めている所もあると思いきや、今がピークと言わんばかりにどの店も大盛り上がり!暗闇の中、ここだけは昼間の様に明るいです。

タラートロットファイ・ラチャダーの野外ステージ

そして、想像以上に広い!屋台街の奥の方へ行くと、野外ステージのあるBarが軒を連ねていて、ここも屋台の一部になっていました。

タラートロットファイ・ラチャダーの音楽

スゴイ大音量!こういう所は白人層が多いと思いきや、殆どが地元民っぽい顔立ちでした。

屋台での注文の仕方

タラートロットファイ・ラチャダーのテイクアウト

屋台にはテイクアウトとイートインの2種類あって、テイクアウトはこの様な串にささったBBQスタイルのメニューが中心。串焼きはだいたい1本50バーツ(≠160円)くらいで売られている所が多く、物価安のタイにしては結構高いです。

タラートロットファイ・ラチャダーの生魚

テイクアウトの中には、生魚の切り身も売られている店も。気温30度を越える陽気の中、これを買って食べる気にはなれないかな…。

タラートロットファイ・ラチャダーのイートイン

イートインスタイルの店は、この様にテーブルにメニュー表が置いてあって、席に付くと店員がやってきて注文を取る仕組み。精算もテーブル会計なので、普通のレストランと同じ様な感覚です。

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デッカイ魚を食べてみた!

タラートロットファイ・ラチャダーの大きな魚プラーニン

屋台の中で気になったのは、この大きな魚。今回歩いた中でも5~6軒店先で焼いているのを見かけたのですが、近くで食べている人を見ると、どうやら白身魚の一種な模様。折角なので、一つ食べてみたいと思います。

タラートロットファイ・ラチャダーのプラーニン

この大きな魚を焼いている店は幾つかあったのですが、大きさや調理法などはどこも遜色無い模様。私がとある店で魚を見ていたら、声をかけてきた店員がいたので「ビッグ・フィッシュ?」と尋ねると、Yes!と答えて席へ案内してくれました。

タラートロットファイ・ラチャダーでプラーニンが食べられる店

タイ語なので店名は全く分かりませんが、家族経営なのか若い夫婦が料理を作って、その子供達がホールを担当していました。店内は9割方埋まっている感じ。

タラートロットファイ・ラチャダーの料理メニュー

一応しっかりしたメニュー表が用意されていました。英語併記があるので、なんとなく料理が分かります。小皿で出される一品料理が多く、価格は60~80バーツほど。でもサラダのプレートは260バーツもします。

白身魚の正体は「プラーニン」

タイのプラーニン(ナイルティラピア)

そして、これが注文した“ビッグ・フィッシュ”。メニューには“Salt-Cruted Grilled Fish”と書かれていました。お値段260バーツ、写真では伝わりませんが、なかなかの大振り!

バンコクの屋台で食べるプラーニン

この様に、初めから食べ易い様に皮を剥いで提供してくれます。焼きたてで、表も裏も身がギッシリ!食べてみると、程よい塩加減で身はホクホク!淡白な味ですが、肉厚でなかなかGood!これだけで十分イケますが、しょう油があれば尚良いかも。

タイの白身魚プラーニン(ナイルティラピア)

この白身魚について調べて見ると、どうやら「プラーニン」という魚らしい。別名“ナイルティラピア”とも呼ぶそうで、タイの国民食なんだとか。でもその起源は、昭和の時代にタイの食事事情を危惧した日本の天皇が、タイの国王にナイルティラピアの稚魚を贈った事がきっかけで広まったそうで、もっと古い時代からある伝統食という訳ではないらしい。

でも臭みが無く美味しくてボリューミー、日本でも食べられないのかな?この日の夕食は、この魚一匹で腹いっぱい!

清潔感はマレーシアより上?

Taradrodfi-Ratchada

と言う訳で、バンコクの屋台街「タラートロットファイ・ラチャダー」を訪れてみました。値段はちょっと高めですが、駅から近く、夜遅くまでやっているのは嬉しい所。尚、マレーシア・クアラルンプールの屋台街と比べると、清潔感は若干上の様な気がしました。でも気になる方は、濡れティッシュの持参をお忘れなく!

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