JALの「成田⇔ヘルシンキ」のフライトは、現在787-8(SS8)での運行が基本ですが、一部の日程の機材で「SS9」が宛がわれるケースがあります。直近ですと、来月10/9~10/12の4日間ですが、おそらく機材繰りの関係で一時的に割り当てられているのだと思います。
※コチラは2015年9月の記事です。2018年8月現在、JALのヘルシンキ行きはデイリーで787-9が運行されています。
現在「ヘルシンキ線」における787-9への大型化のアナウンスは、JALのプレスリリース等を含めて成されていません。しかしこの様なケースが重なり、ヘルシンキ線への本格導入が早々に決まればと、ほのかな期待を抱いています。
細かく見てみますと、「787-9」と表示されている便の空席数は、それに準じた残席の数になっているのですが、その座席表は787-9になっているものと、787-8のまま更新されていないものがあり、まだ完全な確定に至っていない可能性が見て取れます。欧州線の機材は、先日フランクフルト線がSS9化を決めたばかりですが、欧州各都市への乗り継ぎのし易さから、ヘルシンキ便を選ぶ人は多いと思います。
「JAL国際線787-8型機のトイレは少ない?」の記事でお伝えした通り、787-8(SS8)は深夜運行を伴う長距離路線には不向きな点がありますし、最近のSS化による定員数の大幅減少も伴って満席便も増えている事ですし、出来る限り早い時期にSS9への大型化が確定する事を願いたいですね。