本場スペインで食べる「スパニッシュオムレツ」の味！マドリードのBar／Valle del Tiétar

スペインのBarでよく見かけるメニューの一つにSpanish Omelet（スパニッシュオムレツ）というものがあります。「tortilla（トルティージャ）」とも呼ばれるこのメニュー、日本でいう一般的なオムレツとは見た目も食感も異なる卵料理です。

レシピが広く出回っているので日本でも家庭で簡単に作れる様ですが、本場スペインで食べる味は如何なものか？今回は、マドリードの中心街にあるValle del Tiétarという大衆Barで、このスパニッシュオムレツの味を確かめてみました！

マドリードの大衆Bar「Valle del Tiétar」

今回訪れたのは、マドリードのマヨール広場近くにあるコチラの店「Valle del Tiétar」。フラメンコ鑑賞の前に、軽く腹を満たそうと思って訪れた次第です。

事前リサーチも無く、ただフラッと立ち寄っただけの大衆Barですが、後からネットで調べてみたところ、あまり口コミの良い店ではない模様…。まぁたまにはこういう飛び込みも良いんじゃないかと。

内装もかなりB級品(笑)。スチール製のカウンターチェアが哀愁漂っています。20時過ぎに入店したところ、客がまばらでちょっと焦りました…。

しかし、その後5分も経たない内にたちまち満席になったので一安心！店員のおっちゃんはノリが良くて面白いですし、なかなか感じの良い店です。

メニューを見てみると、Barという事もあってタパスやスナック等の軽食が中心。同じタパスメニューでも、一品€1.5～€14.5と幅広い価格設定になっています。写真はありませんが、英語メニューがあるので安心！※価格は為替レート等により常に変化します。

ドリンクはビールが中心で、こちらは写真つきメニュー。HeinekenやAffligemなど、ヨーロッパ各国のビールを中心に取り揃えている様です。

今回は、ちょっと珍しくノンアルコールビールにしてみました！“Buckler（バクラー）”という銘柄、日本でもキリンビールが輸入販売しているかと思います。

飲んでみると、後味スッキリながら独特の苦味を強く感じます。日本で発売されている“○○フリー”の様な作られた味ではなく、ちゃんとしたビールの風味があってGood！

さて、こちらが注文したスパニッシュオムレツ！この店には2種類のスパニッシュオムレツのメニューがありますが、TAPASの項目にあるメニュー（€9.7）だと大き過ぎて一人じゃ食べ切れないと言われ、SANDWICHES & SNACKSの項目にあるメニュー（€3.1）を勧められました。

フワフワなのに中身がギッシリ詰ったオムレツ。日本のオムレツの様な“トロッ”ではなく、どちらかと言えばキッシュに近い様な食感かなと。

以前ご紹介したタブラオで食べたオムレツと比べるとジューシーさは敵いませんが、味は悪くありません。中にはポテトも詰っていて、小さいのにこれだけで結構腹が膨れてきます！

もう一つ、同じスナックメニューからBacon & brie sandwich（€3.5）を試してみました！パンにチーズとベーコンを挟んだだけの極簡単なメニューですが、パンのレベルも高く意外にも味は上々！

しかし値段的な事を言えば、スパニッシュオムレツの方がコスパは断然高いと思います。

今回のお会計は、料理2品とビール1杯で€8.4。ビールは€1.8で飲めますし、まずまずの安さですね。店員の対応も良いですし、気軽に入って1杯ひっかけるにはちょうど良い店だと思います。

因みに、決済にはクレジットカードが使用可能。

と言う訳で、本場スペインでスパニッシュオムレツを試してみました！味も悪くないですし、手軽な価格でお腹いっぱいになれるので、私の様な貧乏旅人にはピッタリ(笑)！

スペインへ起こしの際は、是非一度試してみて頂ければと思います。タブラオで食べたスパニッシュオムレツのレポートも併せてご覧下さい→La Taberna de Mister Pinkleton食事付きフラメンコ€60！料理のメニューと味をレポート！

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