復路に続き、今度は往路で利用した成田空港のエミレーツ航空ラウンジについてレポートしたいと思います！
日本で唯一の自社ラウンジとして2015年に開業した成田空港のエミレーツ航空ラウンジ。第2ターミナルにありながら、JALのステータスでは入れないので、これまで入れずにいましたが、今回はエミレーツ航空ファーストクラス利用という事で、遂に初潜入を果たしました！
成田空港第2ターミナルの4F
成田空港のエミレーツ航空ラウンジですが、場所は第2ターミナルの4階にあります。キャセイラウンジと同じフロアにあって、出国審査場を抜けてすぐの所にあるエレベーターを使って4階へ向かいます。
エミレーツでお馴染み、立派な門構えのエントランス！このラウンジは1日1本しか無いエミレーツ航空の為だけに設けられたラウンジなので、なかなか入る機会に恵まれず。ワンワールドのステータスでは入れないので、いつかは絶対入りたいと思っていたところです。
中へ入るとレセプション。和を感じさせる絵画も飾られていますが、これはドバイにある「Four Seasons Ramesh Gallery」という所が提供しているものなんだとか。
この他にも、ラウンジ内の至る所に同社による日本の象徴的な絵画が飾られています。こういったアートはアメリカン航空のラウンジにもありますが、何故か日系のラウンジにはあまり見かけないというおかしな話…。
噴水のある広いラウンジ
レセプションを抜けると、早速目の前に噴水が登場！真っ白のツヤツヤな床に落ち着いたカラーのインテリア、なかなかラグジュアリーな空間です。
このラウンジの広さは936㎡あって、座席数は174。この通路を真っ直ぐ行くと、ダイニングがあります。
入口付近は、2種類のソファーシートが置かれたラウンジエリア。ゆったり座れる大きなソファーですが、4人掛けの向かい合う席ばかりなので、ちょっと利用しずらいかもしれません。
このエリアには5台のPCとプリンターも完備。オープンスペースのみで、衝立のあるプライベートスペースは無し。
尚、この奥にトイレやシャワーを備えたサニタリースペースへの入口があります。
トイレにはお手拭が置いてある
そのサニタリースペースですが、ここには男･女･身障者用のトイレの他、シャワールームが2室。
シャワールームは男女兼用でトイレ付。タオル類はあらかじめセットされています。シャワーの専用受付はありませんが、水周りエリアの入口に担当者が常に立っていて、利用者の管理や清掃はきちんと行われている模様。
トイレも利用してみましたが、こちらもなかなかラグジュアリーな空間です！御影石の様な洗面台に、鏡の枠もツヤツヤ！3つある個室（男性）は、天井から床までしっかり閉まるタイプ。
山積みになったお手拭があるのも中東エアラインのラウンジならでは！
広々ダイニングとリビング
さてさて、続いてはラウンジの一番奥にあるダイニングエリアへ！ ここがこのラウンジのメインフロアになっている様で、壁も衝立も無く広々した空間です。
ラウンジのオープン（18時）とほぼ同時に入ったので、まだ客は誰もおらず私一人！
ここには向かい合わせのダイニングテーブルが40席ほどあって、テーブルも床もピカピカ！なかなか高級感のあるダイニングです。シートピッチも広いので、ゆったり食事をする事が出来ますね。
ビュッフェを覗いてみた所、この時（18時過ぎ）はまだ全く料理が並んでおらず、ちょっと焦りました！ラウンジのオープンは18時ですが、料理が出揃うまでにはまだ時間が掛かる様です。
一方、通路を挟んだ向かい側は、窓に面したリビングエリア。でも照明が殆ど点いておらず、薄暗いのが少々難点。
窓側には、窓に向かって並べられたソファー席があります。でも窓のブラインドが閉められているので、外の景色は一切見る事が出来ず。
元々このラウンジのオープンは早くても17時20分ですから、夏以外は日が暮れて景色は見られないですし、こういう席はあってもあまり意味無いんじゃないかなぁと…。
ピーク時間でも混雑なし！
誰も居なかったラウンジですが、この後少しずつ人が増え始めて、20時を過ぎる頃にはそれなりに席が埋まる様になってきました。4人掛けの向かい合う席が殆どなので、最終的には相席になる所もチラホラ。
それでもANAラウンジの様な混雑は一切無く、人口密度の違いは明らか。やはり上級会員がほぼ居ないというのは大きいですね。
このラウンジを使うのはエミレーツ航空の上級会員も含まれますが、エミレーツ航空の上級会員なんて殆ど居ないだろうし、これもエミレーツ航空がアライアンスに所属していない事の恩恵です。
と言う訳で、次回はビュッフェのメニューをチェック！成田空港のラウンジ限定「天ぷら」のオーダーメニューを食レポします。→成田空港限定、揚げたての天ぷらが美味！エミレーツ航空ラウンジ
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